御柱祭は、諏訪大社で「数えで七年に一度の寅と申の年に宝殿を新築し、社殿の四隅にあるモミの大木を建て替える祭り」と 言われています。 諏訪大社は上社と下社に分かれ、諏訪市に上社本宮、茅野市に上社前宮があり、下諏訪町に下社春宮と下社秋宮があります。 長さ約17m、直径1m余り、重さ10トンを超えるモミの巨木を山から切り出し、人力のみで4月に各神社まで曳き、5月に建てるそうです 上社木落としの坂は、平均斜度は26度、長さ32メートルです。柱の前後にV字形につけた「メドデコ」に乗った若者たちが「おんべ」を 打ち振り、名物の木遣りが「ここは木落しお願いだー」と響き、さらにはラッパの演奏で最高潮に盛り上がります。そしていよいよ赤旗が 白旗に変わると後ろで支えていたロープが斧で切られて御柱が木落し坂に落とされます。 木落し坂を過ぎると、山出し最後の難所、宮川の川越しです。御柱を「宮川の雪解け水で洗い清める意味」があるといわれてます。 御柱祭には、諏訪地方6市町村21万人の氏子がこぞって参加するそうです。 詳細は、信州諏訪 御柱祭公式ホームページを参照下さい。 平成22年4月3日、上社の山出し(木落とし・川越し)を見物しました。この日は、曳き子3万1000人、観衆31万人で計34万1000人。 上社山出しのテレビ朝日ANN NEWSをご覧下さい。 下社山出しのテレビ朝日ANN NEWSをご覧下さい。下社の木落し坂は、最大斜度35度、距離100m。 上社里曳き(建御柱)は、5月2日〜4日に無事終了して御柱が御神木になったようです。 下社里曳き(建御柱)は、5月8日〜10日に行われましたが8日、「春宮一」の建て御柱で2人が亡くなるという転落事故が発生しました。 その後は柱の上に乗る氏子たちに対して命綱などの安全確認を徹底して行われたようです。 今年4月には千曲市の古大穴神社でも柱の建て替え中に柱が倒れて1人が死亡する事故が発生してます。 |
平成22年4月3日、上社の山出し(木落とし・川越し)を見物しました。 アルバムを作成しましたのでご覧下さい。。 |
平成22年4月10日、下社の山出し(木落とし)を見に行った塞翁が馬さんから動画・写真を提供して 頂きました。アルバムを作成しましたのでご覧下さい。。 |