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日本から遊びに来た友人を連れてColomandelへ向かった。Aucklandから週末家族旅行に訪れる手軽な観光スポットだ。
コロマンデル半島に入る直前に、写真のような橋がある。この橋は500mくらいの長さがあり、1車線のみ。反対側から車が来るときは写真のように赤信号になる。ここを自転車で渡ったときはスリル満点でした!後ろから大型トラックが追ってくるのに、こちらはほんの時速20kmくらいでゆっくり進んでいたから、すごい迫力があった。信号が赤にならないうちに渡りきらないと、対向車が橋に侵入してくるのであせってしまう。
半島に入ると気持ちの良い青空と、時々の霧雨が降るNZらしい天候になった。晴れと雨が交互にくるということは日光の向きによっては虹が見える。
本当なら虹は7色人間の目に見えるはずだが、日本では3色くらいの虹しか見たことがなかった。ここニュージーランドでは雨が降るたびにほぼ必ず虹が見える気がして、しかも色は少なくとも5色は見える。よく目をこらすと7色見える感じがする。この写真でも何となくわかるけど、虹が出るたびに二重に虹がかかる。虹の外にまた虹が!
こんな感じの道が続きます。
だいたい制限速度は100km/hですので気をつけないとこうなります。
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Colomandel半島にはたくさんの見所があり、そのうちのひとつカセドラルコープへ。駐車場から歩いて1時間ほどするときれいなビーチに出た。しかし残念なことに天候に恵まれず曇りで、波も高く本来のきれいなビーチと奇岩を満喫することはできなかった。
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そして今日の目的地はまたまたTe Arohaです。目的は温泉とテアロハにそびえる山に登ること。 |
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2ヶ月の間に3度目となるテアロハ。今回は今までのように温泉とユースホステルを楽しみにではなく、標高約970mのMt. Te Arohaに登ることだ。登山が苦手な自分だがこの山だけは登ってみたかった。
町でサンドウィッチを購入し早速登り始めた。
しばらくの間は緩やかな坂で軽いハイキング気分。45分ほどで途中のWhakapipi Lookoutという標高300mほどの展望台に到着した。ここからの眺めは、既に頂上に到着したかのように最高にいい!
少し休んでから再出発した。が、この時点でもう疲れている・・・。やはり登山は苦手だ。
展望台を歩き始めて、ずいぶん進んだと思い時間をみると、まだ15分しか経過していない。これで無事に頂上まで着けるのか?だんだんと坂も急になってきて、ハイキング気分はいつの間にか消えていた。疲れた。しかし唯一の心の支えは時々見える木の間からの最高にいい景色だ。
頂上に近づくにつれ、登山というより岩をよじ登る感じの道に変化した。ようやく頂上のテレビ塔が見え、ホッとするが、実はまだまだだった。
2時間半後、やっとの思いで頂上に到着!
風は強いものの、晴天に恵まれ遠くの景色やWaikato平野がすべて見渡せる。遠くには太平洋も見えた。この山はこの辺りでは一番高いみたいで、全くさえぎるものがない。
昼食後しばらく休憩してから来た道を下り始めた。のぼりよりも下りの方が難しく、3回も本格的に転んでしまった。そしてまた展望台まで下ってきて、長い休息をとった。
足はガクガクになりながらもやっと登り口であるTe Aroha Domein(温泉がある場所)へ到着し、心の奥底からホッとした。その後は温泉とBEERが待っていることはいうまでもない。
苦労して登った山の達成感はなんともいえない。しかし頂上まで続く管理用と思われる車道が気になる。車でも登れるのか・・・? |
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友達は日本に帰国し、のこり3日間のレンタカーをどうしようか考えた。旅行中に知り合った日本人友達3人に、大好きなテアロハのことを話したら、是非一度行ってみたいとのこと。1泊で行くことになった。
とりあえず今日出発ではなく、明日出発に決定。
夕食はラーメン一番という店のミソラーメン。他のメニューはともかく、このミソラーメンはかなり美味しかったぞ。
そして今夜はユースホステルに泊まるでもなく、宿に泊まるでもなく、友達の家に泊まるでもなく、車の中で1泊を決めました。そんなに寒くないし宿代も浮くしね。 |
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また来てしまいました、テアロハに。そんなに好きか?と聞かれたら、そんなに好きだ!といえる。
AucklandとTe Arohaの途中に、Clevedonという場所があり、そこで取れるClevedon Oysterは大粒で味があり非常にうまい!あまりにも美味なため、Aucklandの高級レストランでは1ダース$30の値段が付いていた。日本にも輸出しているようだ。高級品のClevedon Oysterだが、ここで購入すれば1ダーツほんの8ドル。しかも採れたての新鮮そのもの!!
今日のテアロハYHAは、私たち3人だけの貸しきり状態。他の宿泊客がいないのでキッチンを夕方から自分の家のように占領し、テーブルいっぱいにごちそうを並べた。
本日のメニュー
食前酒 AUSTRALIA産 Jacob’s Creek Shiraz2003
前菜 新鮮な採りたてClevedon Oyster1dozen
採れたてNZ産トマト、レタスとCapsicumのマヨネーズ添え
メイン ストロベリー・スモークサーモンチーズとシェフ特製カレーライス
お酒 EXPORT GOLD
AUSTRALIA産 Jacob's Creek Semillon Chardonnay2003
こんな感じで夜遅くまで代理オーナーのTimをまじえて楽しみました。 |
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3週間借りたレンタカーは今日が返却日。
Auckland International YH(ユースホステル)を9時頃チェックアウト。駐車場にとめてあったレンタカーに乗り、エンジンをかけると普段と景色が違うことに気がついた。
左前タイヤがパンクしていたのである。
すぐにスペアタイヤに交換し、パンク箇所を発見するためにガソリンスタンドへ空気を入れに行った。そしたら、釘などを踏んだパンクではなく、タイヤの側面をナイフのような鋭利なもので一刺しされていた!釘を踏んだ程度ならパンクは修理可能だ。しかし側面はタイヤの構造上修復不可能。
仕方なくレンタカー会社までスペアタイヤのまま行き、タイヤ代を支払って車を返却した。なんで最終日にこんなことになるのやら。余計な出費でした
ユースホステル周辺は夜中になると治安が悪い。自分の車以外にもパンクさせられている車を見たことがあるし、実際にタイヤをナイフで刺した現場も見たことがあるし、シューという空気の抜ける音がしているのも聞いたことがある。警察が頻繁に見回りをしているにもかかわらず10代の若者が真夜中までたむろして騒いでいる。ただ騒ぐだけでなくマリファナを取引しているのか使っているのか異様な世界があそこにはある。彼らの言葉を聞くとNZ英語ではなくアイランド系(南太平洋の島国からの移民)のしゃべり方。社会問題にもなっているのだがどうしてもヨーロッパ系住民に比べて失業率が高かったり収入が低かったりと貧困層がおおい人種で、どうしても犯罪も生まれてきてしまう。
人種の違いや社会問題がこのような犯罪を発生させてしまうのだが犯罪は犯罪である。やめてほしいものだ。 |
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自転車再開!Auckland→Wellingtonバス |
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3週間以上中断した自転車旅行の再開です!ずいぶんと体はなまってしまった。
長距離バス(Intercity)の座席数限定の超格安チケットを手に入れることが出来た!通常昼行バスは約$100、夜行$70のところを、たったの$10(約800円)で。ほとんど入手不可らしく、非常にラッキーだった。自転車をバスに積み込むのに$10かかった。自転車と人間が同じ料金とは。
夜8時半のバスを待つ間オーストラリア人女性と時間を過ごした。彼女は何がそんなに楽しいのか、非常にテンションがハイである。バスは定刻どおり出発し、Aucklandの夜景を後に700km先のWellingtonへ向かった。
下記の写真は文章となんの関係もありません。
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バスはWellington鉄道駅に到着し、そこから今日乗るフェリーターミナルまで連絡バスが出ているが、自分は自転車があるので2kmの道を進んだ。早朝なので薄暗かった。フェリーターミナルはまだ開いてなく、しばらく待つことに。
フェリー(Interislander)は大型の客船で列車、大型トラック、乗用車なども搭載可能。約3時間北島Wellingtonと南島Pictonをつなぐ。自転車は荷物をはずすことなくそのまま載せてもらえ、自動車と同じフロアに入ることになる。まずは列車が入り、大型トラック、乗用車、そして最後にオートバイと自転車が進入できる。ターミナルで待っていた乗客は全員乗って、待っていた乗用車もいなくなり、自転車の自分は一番最後に船に乗り込んだ。
乗り込むとすぐに汽笛を合図に大きな船体は動き始めた。
船内をぐるっとひとまわり探検。4度目のInterislanderになるが、以前よりも船内の設備は整っており、映画やテレビが鑑賞できたりくつろぐスペースも増えていた。変わっていないのは景色のみ。
3時間の船旅は揺られて気持ちよく、夜行バスの疲れもあり半分以上寝てしまった。
晴天のPictonに到着し、今度は徒歩の乗客、乗用車、トラックよりも早くいちばんに下船できた。一番最後に入ると一番初めに降りることになった。
今日はPictonYHAで2泊する予定だ。ユースホステルは8年前と変わらず同じオーナーで、懐かしいのひとことだった。室内の配置もキッチンも喫煙所もすべて変わっておらず感動。
寝不足ということもあり、午後4時にシャワーを浴びて早めに就寝した。
たくさん写真を載せると、下の余白が消えません。ホームページ作りは不思議がいっぱい。 |
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昨日フェリーで到着したときは目を疑うような晴れ空だったのだが、今日は朝から雨。予定していた近くのトレッキング(ハイキング?)は中止。ユースホステルから歩いてすぐのメインストリートをぐるっとひと回りしたのみで、他はずっと室内で過ごした。 |
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Pictonは2泊予定で、本来なら今日、次の目的地へ向けて出発するつもりだった。しかし今日も朝から雨が降るため1泊延長した。しかも気温が下がり寒い。天気がよければやることはたくさんあるが、雨だとこういう田舎町は何もすることがなくなる。近くに食料を買いに行ったのみ。 |
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いいかげんにして!南島に上陸したとたん3日連続で本格的な雨。今日も出発できず、もう一泊することに。雨の中移動するサイクリストもいるが、私は天気が悪い日の移動はしないようにしている。なぜなら景色も見えないし路上は危ないし。
前日、前々日と違う所は、宿泊客がたくさんに増えたこと。おかげで昼間から話し相手ができ、暇をつぶすことが出来た。
次の場所へ移動したくても天候の関係で足止めをくらっている自分をかわいそうに思ったのか、ユースホステルのオーナーが他の人にはナイショということで、今日の宿泊費を無料にしてくれた!オーナーは70歳くらいだが、いまだに現役自転車旅行者。
あまりにも天気が悪く外に出られなかったので写真は撮っていません。
以下の画像は到着日のPictonです。唯一の晴れ日。
また下の余白がきえません。 |
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やっと雨は止み、4日間の室内生活から開放されるときがきた。身体がムズムズする。
今日はPictonから30km離れたとなり町、Blenheim(ブレナム)へ向かう。北島とは違い走り出すとすぐに感じることは自然がそのまま残っていることと、家が少ないことだ。交通量も少なく走りやすい。
天気はだんだん晴れてきてBlenheimへ到着した昼頃は快晴に。
Blenheimはワイン生産が盛んなMarlborough(マルボロ)という地域に属し、町の周辺は葡萄畑がたくさんある。今日宿泊するGrapevine Backpackersは葡萄を摘み取る作業(ピッキング)をやっている人たちがたくさん泊まっていた。ここだけではなく、このような農場地帯の宿は、だいたいこのような長期滞在者が泊まっていて、短期宿泊の自分には異様な雰囲気を感じられた。
ここ数日写真を撮るのを忘れています。 |
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10時ちょうどにBlenheimを出発。
8km進むと峠が現れた。一つ目の峠はWeld Passといい標高200m程度。200mなら簡単にのぼれると思っていたが、20kgちかい荷物と1ヶ月くらい自転車移動をしていなかった自分にとって辛い坂となった。2つ目の峠はDashwood Pass。こちらは比較的緩やかで楽だった。
ニュージーランドの峠道は、〜Passとか、〜Saddleとか、〜Hillと表現される。
今日の問題点は一日中南からの向かい風だ。向かい風の場合は体と荷物が風の抵抗を受けてしまい、こいでも前に進まない。下り坂もこがなければならない。まだ体力的に慣れていないのであっというまに疲れた出てきた。
ほんの25km進んだSeddonという商店が1件、小さなレストランが1件、PUBが1件だけの小さな町(村)で1泊することにした。まだ完成したばかりのCABINを発見した。
オープンしたてで、私が初の日本人宿泊者だという。すべての設備が新品で、広々として居心地が良い。オーナーは50歳くらいのおじさんひとりで、大きな犬と数匹のニワトリと暮らしていて、このCABINを作ったらしい。完全個室で25ドルだった。
特に大きな見所のない村だが、宿泊者は夕方になったらたくさんいることに気づいた。やはりここもピッキングをする人が長期滞在しているとのこと。彼らはマレーシアからの労働者がたくさんいた。みんな美味しそうな料理を作って、いい匂いがしていた。
室内はベットが2つとオイルヒーターがあるだけの小さな部屋です。 |
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いまいち天気がよくない。しかし次の場所は少し楽しみにしていた所なので進んだ。
まだまだ体力がついていないので今日も35km程の移動だ。途中のTearoomで昼食をとった。
そこから目的地の「Pedallers Rest」という名の、自転車旅行者向けの格安宿まで残り10km。通っている国道1号線からその宿まで残り1kmとなった。楽しみにしていた宿ちかくに到着し、うれしくてこのような写真をたくさん撮った。
そして残り1kmをがんばろうと思ったら、なんと前後のタイヤが同時にパンクしていた!!多分割れたガラスの上を走っていたのだろう。前後同時パンクは初めてだ。仕方なくそこでは修理せず、残りの距離は自転車を押しながら進んだ。
Pedallers Restは一般家庭が趣味で経営している宿で、自転車旅行している人はほとんどここで1泊することになる。
広大な牧場の中に、1軒だけ建つ小さな小屋が今日の宿だ。到着後すぐにパンク修理し、その後は夕方までリラックスして過ごした。 |
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とてもお勧めの宿!
昼間聞こえる音は鳥の声、牛と羊の鳴き声のみ、夜は外に出ると本当に何も聞こえない静か過ぎる場所だ。もちろん車の音、人の生活する音、何も聞こえない。こんな静けさは生まれて初めてだ。日本でも静かな場所はあるけど、なにかしら聞こえているだろう。
暖房はなく、暖炉で薪を燃やす。今は自転車旅行するには季節外れの冬なので、宿泊者は自分ひとりだった。ゲストブックが置いてあり、日本人を含めたくさんのサイクリストがここを訪れていることが分かる。夏の時期、この宿はサイクリストでいっぱいになるそうだ。楽しそう。
キックボードでニュージーランドを縦断した人や、歩いて縦断した人や、BMXで縦断した人などなど、冒険野郎がたくさん立ち寄っていた。自転車で旅行する自分は彼らに比べるとちっぽけに感じた。
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居心地がよくてもう1泊したかったが、十分な食料もなく、自転車のキャリア(後部に荷物を積む金具)が折れてしまい、次の町まで進まなければいけない。
しかし天気は悪く、いつ降り始めてもおかしくない。スタートから到着まで、左側に海を眺めながら微妙な追い風だったので80kmの道のりも走れそうだ。
半分進んだ所でカロリー高めの昼食をとった。サンドウィッチ、スニッカーズ、オイルサーディン、オレンジ。ちょっと少なかった。走行している左側は海岸沿いで、時々野生のアザラシが寝転んでいる。
目的地のKaikoura手前20kmから、ついに雨が降り始め、雨具をつけているにもかかわらず冷たく濡れてしまうほど強くなる。それにキャリアが壊れ、後ろの荷物が不安定だった。やっとの思いでKaikouraYHAに到着し、受付のオーナー、クイーニが大きなバスタオルを貸してくれた。
さすがに雨の中の移動は体力を使ったみたいだ。ここのユースホステルでエクスチェンジ(住み込みのアルバイト)をしている日本人と仲良くなり情報を仕入れる。 |
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あまりにも前日疲れすぎて、しかも夕食をしっかり食べなかったため力がでない。昼までゆっくり寝て、町のテイクアウェイでフィッシュアンドチップスとバーガーを食べた。その店からの眺め。
壊れた自転車のキャリアを、町のスポーツショップで見てもらう。新しいキャリアは田舎町なので手に入れるまで時間がかかるとのこと。やさしいショップのおにぃさんが後日ドリルを自宅から持ってきて直してくれることになった。
町から2km離れたYHに戻り、昨日仲良くなった日本人がこれから釣をするというのでついていった。
気持ちの良い晴天の中、近くの桟橋から午後の時間を過ごす。
写真を撮っていないが4匹くらい魚がつれて、それを夕食に!
夕食はカレーライスと釣った魚の刺身、煮付け、あら汁。豪華すぎます。
ちなみにつれた魚の名前は詳しくは分かりません。地元の人はスポッティー(Spotty)と呼んでいて、エラの後ろに黒い点(スポット)がある茶色い魚。刺身最高!! |
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あまりにもすばらしい景色と温かい人がたくさんいる町なので、2泊する予定を4泊に延長した。移動している間の朝食は軽くて持ち運びやすいコーンフレーク。でも1つの町に長く滞在する時はパンを食べる。移動中はつぶれてしまい持ち運べないため、たとえパンでもおいしく感じる。
YHの目の前は太平洋が広がっている。その目の前の岩場から日本人にはたまらないアワビが採れるらしい。前日に引き潮の時間を調べ、ちょうど朝が干潮。朝から気合を入れてアワビ探しに出た。NZの海産物は、採取してよいサイズが細かく規定されており、アワビは12,5cm以上じゃないと採ってはいけない。
KaikouraYHAダイニングからの眺め。
YH前の岩場には小さなアワビならゴロゴロいる。しかし12,5cm以上はやはり見つからなかった。違反して小さなアワビを取る人がいるらしいのが、絶対にやってはいけない。
↓KaikouraYHA
昨日のスポーツショップでキャリアを修理してもらい、その他自転車のメンテナンスもしてくれた。自転車も絶好調に復活したし、カイコウラを自由に動き回れる。午後は昨日に引き続き、桟橋で釣りをした。そして夕食はリッチにステーキと刺身! |
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最高です!朝から雲ひとつ無い晴れ!!
カイコウラで一番高いと思われるMt. Fyffe に自転車で登ろう、と無謀にも考えていた。標高は1000mを超える高い山だけど、途中までは比較的簡単に登れると聞いた。
情報だと、町からMt Fyffe 登り口まで5km程と聞いた。しかし実際走ってみると18kmもあった!到着するまでの道のりは最高にいい景色で、牛、羊、鶏、馬などがたくさん飼われている。馬と仲良くなり30分くらい休憩した。山に登るのはあまりにも少ない装備と十分な食料もなく、体力も続くか分からなかったので断念した。
往復で35km以上走り、昼過ぎにYHへ戻ってきた。昼食後は3日連続でいつもの釣り場へ出かけた。ここのYHで働いている友達といっしょに。
釣りをしている埠頭には、Kaikouraの漁師が船を着け、魚を水揚げする場所。釣りをしていたら漁師のひとりが大きな魚を1匹くれた!名前を聞くとKohawaiという魚だという。
晴れていてとても気持ちよく、埠頭入り口の魚屋でBluff Oysterを手にいれて前日に購入したワインとポテトチップスで3時のおやつを。
ちなみにNZで主に食べられている牡蠣はPacific Coast Oysterという種類で、1ダース$10程度で手に入るが、NZの秋から冬限定のBluff Oysterという種類は非常に希少で、高価。1ダース$30くらいする。NZ南端のBLUFFでしかとれない牡蠣で超高級品。ここカイコウラでは格安の$17で売られていたので迷わず購入。
味も大きさも形も普通の牡蠣とは全く違い、形はほぼ円形、大きさも比較的小粒、味はまったく牡蠣独特の風味は感じられず、また別な風味を感じることができる。高価だし、たとえNZ国内でも手に入れることは非常に難しいが、一度味わうとやみつきになる!
夕方前にはユースホステルに戻り、漁師からもらった魚と釣った魚をおろし、3日連続で新鮮魚料理を作る。刺身、あら汁、魚フライなどなどを。自分も料理は好きだが、いつも一緒に釣りに行く写真の彼も料理が得意で、キッチンが他の利用者でいっぱいになる前の4時頃から2人でこった料理を毎日した。 |
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カイコウラに着いてから毎日が気持ちの良い晴れ!この日は朝早くに起きて散歩に出かけた。朝7時を過ぎても日はまだ昇ってこないが、すばらしい朝焼けで海と山のまるで絵に描いたような景色が目の前に広がった。
画像の合成が下手ですみません。
昼間は半袖でも過ごせるくらいに温かいが、NZは冬が始まっている。山の頂上はうっすらと雪がかぶっていた。
YHから2km程離れた所に野生アザラシのコロニーがある。ゴロゴロと人を気にせず芝生や岩の上で昼寝をしている姿はかわいらしいが、アザラシに近づいてはいけない。けっこう凶暴らしい。その体は思ったよりも大きく、鳴き声もかなりでかい。
ここカイコウラにはCreyfishという伊勢海老とほぼ同じ海老、野生のアザラシのほか、イルカや世界的に有名な鯨を間近で見ることができる場所で、町のいたるところにCreyfishレストランやらWhale Watchingの看板を見ることができる。
月です
午後はいつも通り釣りを。しかし今日は海が澄みすぎて、魚が食いつかない。スポッティー1匹のみ釣れた。
↓↓↓小さな魚がたくさんいるのが分かりますか?海の色が日本とは違いますね。
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あまりにも居心地がよく、もう1泊することにした。これでカイコウラ2泊の予定が6泊することに。
自転車でLookout(展望台)と半島の反対側(Southbay)を散策。
Lookoutからの眺めはこんな感じですべてが見渡せるポスターのような風景。
Southbayでは黒くて面白い動きをする鳥を発見。
この冬の時期に自転車旅行している人は少なくめったに会うことはないが、ユースホステルにはアイルランドからの自転車旅行者Johnが泊まっていた。彼は私とは反対方向の北へ向かって旅をしている。自転車乗り同士しか分からない情報を交換して楽しい時間を過ごした。彼はこれからこの町を出発する。そして80km先のPedallers Restへ向かうとのこと。しかしどうやら向かい風みたいだけど大丈夫かジョン?
この日も朝早くに起き、今までで一番きれいな朝焼けと波の音に感動した。
今日はKaikoura最終日。夕食はカルボナーラとLionRed(ビール)で友達とお互いの成功を祈った。
そしてチェスを覚えた! |
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YHで働く友達の車。
YHの受付で働くアンバーのボロ車。イギリスVAUXHALL VIVAという車。
かなり調子悪く車いじりの大好きな自分と友人は動かなかったエンジンを調整し無事に動くようにした!動いてくれてよかった。
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6泊したKaikouraを出発することにした。ひと通りやりたかったことや経験をできたので心残りはない。YHを出発するときに友達が見送ってくれた。
次の目的地はほんの20km先のOAROという場所。1週間リラックスした後なので短距離の移動とした。それに予報どおりスタートからかなり強い向い風。
20kmの移動なので昼頃出発し、途中のMaori Leap Caveという鍾乳洞のレストランで昼食。それからアザラシの寝ている海岸線を走り目的地に到着した。
Waitane Cabinsという個人が趣味で経営しているような小さな2つしかないキャビンで1泊することに。受付は一般家庭の玄関で、はちみつとか野菜を玄関先で売っていた。でも誰が買いに来るんだろう?自転車みたいにゆっくり旅行者じゃない限り、店ひとつ無いこのOAROに立ち寄ることはないと思うのだが。
牧場の中にポツンと建つ建物が今日の宿。
狭いながらもすべて必要な設備は整っている。海から100mくらい離れているのに、波の音がかなり大きく聞こえ、夜中は波の音で目が覚めた。小さなラジオを持っているのだが電波が入らない。テレビもラジオも話し相手もいなく、ヒマな夜だ。
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OAROまでの道のりは、ほぼ海岸沿いで平坦な道だった。ここから先は海岸沿いから内陸部に向かってState Highway 1 は延びている。内陸に向かうということは坂道が増えるということか。
出発してすぐにその上り坂は始まった。標高が200m程の峠を合計3つ越えなければ次の町へ着かない。約15kmくらいはひたすら坂道を走った。ゆっくりスピードで登る自転車を横目に、車は快適そうに追い越していく。
今日の予定は50km走るつもりだ。しかしスタートしてすぐにきつい上り坂で、3つの峠を越えた時点で体力は消耗し始めていた。峠を越えると左右は牧場が広がる平原地帯になり休憩しながら目的地のCheviotを目指す。
北島の国道1号とは違い、南島の国道1号線は交通量が少ないので走りやすい。
自転車の荷物が黄色なのは、そういうバックの色ではなく、時速100km以上で飛ばしている車に発見してもらために目立つカバーをつけている。
牧場は1年中緑色だけどNZは本格的な冬に突入した。朝夕はもちろん冷え込むが昼間でも手がかじかむほど冷たい風になってきた。
目的地のCheviotに着き、泊まる所を探した。以前来たときはこの町のキャンプ場でテントを張った。今回は冬の移動ということもあり、テントはオークランドに戻ったときに友達の家に置いてきた。なのでこの町ではちょっと贅沢にモーテルに泊まった。3つあるモーテルのうち、2つは格安で1つは高め。もちろん安いほうに泊まるつもりだったけど、両方とも開いていなかった。仕方なく一番高価なモーテルに。
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Cheviotを出発した朝、前日までとの大きな違いを体感した。ひとことで言えば「寒い!」
これまでの移動で一番気温が低く、向かい風が強いのでなおさら寒く感じる。
ひとつおおきなGretaValleyという丘を越えると、ずっと先にはついに雪がかぶった山脈が見えはじめ、南へ下がってきたことを実感。終始向かい風で目的地のWaiparaに着く10km手前から冷たい雨と、雨に混じってみぞれも降ってきた。大きな町に着いたら暖かい服を買うことを決心!
Waiparaには1件バックパッカーがあり、そこで1泊することにした。
普通のバックパッカーとは違い宿泊する建物は、昔列車として使われていた車両の中だ。
居心地はそんなによくもなく悪くもないが、ユニークな宿でとても満足。朝になるとオーナーが手作りのパンをキッチンに置いといてくれる。
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Waiparaの朝はとても寒かった。オーナーの手作りパンを食べ寒空の田舎道を走り始めた。
隣町のKaiapoiで1泊した後、ニュージーランド第3に大きな町に入ろうと考えていた。しかしこの日は気持ちの良い追い風と、徐々に気温も上がってきて気分がよかったので第三の町Christ Churchへ向かった。
宿泊予定だったKaiapoiでタイ料理の昼食!店内ではなく、持ち帰り専門店だったので快晴の外で食べた。タイ料理を屋外で食べたのは初めて。
↑↑↑左後ろがそのタイ料理店
NZ第3の都市とはいっても日本の田舎町程度の規模。それでも今まで走ってきた道よりはグッと交通量は増え、自転車移動を再開した5月14日ぶりに信号機を見た。 |
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