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相変わらずどうしようもない天気が続く。ロトルアからハミルトンへ向かう。
HamiltonのYHでは3ヶ月前自転車旅行の時に会ったイラク人と再会。建築技師としてNZで働いている。
天気も悪くやることが思いつかなかったのでとりあえずSky City(Casino)へでかけた。
Aucklandのカジノより空いていて規模も小さい。アジア人はギャンブル好きなのか、店内の大半は中国系のおじさんおばさんばかり。ルーレットをやっている時に隣の席にいる白人おじさんが、異常に臭くて困りました。 |
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昨日のカジノが忘れられなく、寝ている時から行きたくてしょうがない。朝一番の客としてSky City Hamiltonへ入場!朝のうちはディーラー相手のゲームは開いていなく、コンピューター相手しかできない。9時から午後3時までの間で2度ミニジャックポット(約500ドル)くらい当てた。結局プラスマイナスゼロで終了した。
Hamiltonでは1泊だけしてカジノで遊んだ後は大好きな町、Te Arohaまで車を走らせた。自転車でも1日で行ける距離なのですぐに到着。騒がしいカジノで遊んだ後は自然たっぷり、天然温泉ありのこの町が最適だろう。
60歳くらいのイギリス人ジョンと韓国からの学生と自分の3人が今日の宿泊客。いつも通り夕方5時になるとオーナー、ヘレンとダニーがチェックインの手続きをしにやってくる。もう何度目のテアロハになるのだろう、ヘレンとダニーはいつも覚えていてくれる。
夕食の時間帯になり、ジョンはステーキを焼いていた。ステーキの味付けに使ったビネガーがものすごくすっぱいニオイを放ち、部屋中むせるような空気につつまれてしまった。その後いくら換気をしてもそのにおいは消えない。いったいどんな酢を使ったのか?!
Te Aroha YHAは山の中腹に位置し、周囲にここ以上高い建物はない。ちょうど西を向いているので晴れていればきれいな夕焼けを見ることができる。久しぶりの晴天の時、ここにこれてよかった。日が暮れてからいつも通り温泉に行きました!
今日でTe Arohaに来るのは6度目か7度目になるだろう。でもいつもと違うのは、多分今回が半年の旅行で最後のTe Arohaになるということだ。そう考えると寂しい気分になる。 |
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Te Arohaから車で30分南のところに、これまた日本のガイドブックには載ることのないWairere Fallsという大きな滝がある。サンドウィッチと飲み物を持ち出発。
Te Arohaを走り始めてすぐ、車のエンジンがまだ暖まらないうちにエンジンオイルの警告灯が点灯!!レンタカーだから借りている自分はノーメンテナンスで大丈夫かと思い、特にエンジンチェックはしていなかったのだが、すぐに調べるとエンジンオイルが極端に減っていた。たのむぞレンタカー!全くゼロになったわけではないのでとりあえず出発。
エンジンが暖まると警告灯は消える。
30分後、Wairere Falls入り口に到着。駐車場からも滝は見ることができるが↑↑↑遠くに小さく見える程度。今日はちょっとがんばって滝の上部まで登ってみることにした。片道90分の道のりだ。
駐車場から歩き始めてしばらくの間はほぼ平坦な道で、途中いくつか整備された橋を渡る。
Wairere Fallsから流れてきたであろう、とてもきれい。
歩き始めて15分、分岐点が現れた。ひとつはWairere Falls Viewで、もうひとつはOld Wairere Track(very steep)と書かれている。わざわざ(very steep)とても急、と書くからにはよっぽど急坂なのだろう。普通のWairere Falls Viewを選択。
駐車場から歩き始めて45分のちょうど半分の地点でLookoutポイントがあった。
どうやらここから滝の全景を見ることができるようだ。
さすが45分も歩くと、さっきまで小さくしか見えなかった滝も音が聞こえるくらい近くになる。
ここまではたいした上り坂もなく森林浴気分で軽いハイキングだ。
しかしLookoutをすぎた直後に心臓破りの登りがはじまる。
これから一気に45分間登り続けることに。
↓↓↓いったい誰がこんな断崖に階段を設置したのだろう?!
冬で寒いはずなのに体は真夏。途中に2組ほどヨーロッパ人カップルを追い越したが彼らは体が大きいわりにはやくもばてていた。そういう自分も息切れしていたのでしゃべる気力もない。
ようやく急坂は終わり緩やかな道をしばらく歩いていると、水の流れる音が!
滝の上部に到着したようだ。
この豊富な水量はいったいどこから流れてくるのだろう??
下から見ると山の頂上付近にこの滝はあるように見えるので、このような川があることに驚いた。
↓↓↓川の流れはだんだんと早くなっていき・・・・・
↓↓↓川の流れは150mの滝となって流れ落ちる!!
滝の真横にはすぐ真下を見下ろせるような展望台が設置されていて、そこから見る滝は大迫力です。
展望台を含め滝の周辺は狭い。先ほど抜かしたフランス人・ドイツ人カップルの他、地元に住む60代の仲良しおじさん2人組みがここにはいる。地元の仲良しおじさんたちと1時間くらいお話をする。20代の頃からこの地に住み、道路工事や牛乳を運ぶトラック運転手を仕事とし、今は退職後の人生だそうだ。ふたりは職場の元同僚で一生の友達みたい。60歳代なのにチョコレートやクッキーや飴やカラフルなツブツブが大量にへばりついた甘そうなお菓子をたくさん持ってきていた。そのほとんどを味見させてもらいました。まるで小学生の子供みたいにはしゃいでいる。彼らに元気を分けてもらった気がした。
すばらしい景色を堪能し、おじさん達よりも後に下山を開始。
しかしすぐに追い越してしまった。やはり足腰は自分のほうが強いみたいだ。
午後、Te Aroha YHAに戻り、夕方からはまたいつものSpa Bathへ。ツルツルヌルヌルテアロハ温泉最高です! |
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毎日の運転とトレッキングでためた疲れは2日連続のTe Aroha温泉ですべて解消。もともとNZに来てから皆無のストレスも、この温泉に入ればすぐになくなること間違いない。
たまには都会の雰囲気を味わいたくてAucklandに向かった。
Paeroa−Ngatea−Miranda−Manukauを通過してAuckland到着。
暖かく天気もよく、いいドライブだ。
Aucklandに到着してすぐ、またまたまたまたCASINOへゴー! |
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Whangareiまで夕暮れのドライブ(写真なし) |
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3月、4月に会った76歳の友達トレバーを探した。彼の携帯電話に連絡すると今は私のいるAucklandのTe Anau地区にいるとのこと。宿泊しているAuckland International YHAから車で1時間以内で行ける。
3ヶ月ぶりに再会した彼はまったく以前と変わっていなかった。住んでいた大型バスは無事に売却でき、現在はキャラバンに住んでいる。その隣には大きなボートが置かれていた。彼の次の目標はハウスボートでの生活だ。そう、ボートの上に家を作りそこで生活する。夢実現のためにがんばっている姿はすばらしい。
夕方の4時になりどこに行こうかまだ決めていなかった。
Aucklandでもう1泊滞在するのも、せっかく車があるのだからもったいないと感じ、170km北のWhangareiへ行くことにした。辺りは薄暗くなり雨も降ってきたので普段よりも慎重な運転になる。夜7時頃無事に到着。
9年前にWhangareiへ来た時も今回と同じく夜の到着でしかも小雨が降っていたのを覚えている。そして全く同じユースホステルに宿泊することにした。入り口も変わっておらず9年前のことにもかかわらず鮮明に思い出せる。
到着してすぐに夕食を作った。周りが迷惑するくらい超おしゃべりニュージーランド人おじさんが宿泊客の中にいて、ひたすらしゃべっている。Whangareiに土地を持っているがちょうど売却したこととか、ドイツからオートバイを持ってきたばかりでナンバープレートの申請やNZ国内のバイク保険の手続きがうまくいっていないことや、船のこと、ヘルメットのこと、コンピューターのことなどずっとしゃべっている。彼と私以外に他3名彼の話を聞いているのだが、ほぼひとりでずっとしゃべっていた。 |
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昨夜のおしゃべり大好きおじさんとは部屋が一緒だった。朝起きてすぐ、さっそくおじさんのおしゃべりが再開!こっちは顔も洗ってなければ朝食も食べていない。ここWhangareiや周辺の見所を教えてもらった。
Whangarei Fallsというなかなか大きな滝があるという。泊まっているところから車で15分もしないところにあるらしいのだが、ひとつ大きな注意点を教えてくれた。どうやらかなりの頻度で車上あらしがその滝の駐車場で起きているらしく、絶対に車内にものを置くなということだ。NZの常識で車内に物を置かないのは当然のことだが、ここではさらに注意が必要みたいだ。
到着すると大型バスで立ち寄っているインド人観光客ご一行様がにぎやかに記念撮影している。
車を降りて1分歩くと滝を見下ろせる展望台に着く。↓↓↓
↓↓↓滝の向こう側が展望台と駐車場。駐車場から滝をぐるっと1周できるように遊歩道が
設置されている。とてもきれいな水質とは言い難いが滝の迫力としては十分だろう。
ここが車上あらし続出の駐車場。このように1区画数台の車が止められるようになっているが、すべてのユニットに車上あらし注意の看板が設置されていた。そしてすべてのユニットにテレビカメラが設置されている。車上あらしの多さがよくわかった。
ニュージーランドによく見られる「Restaurant&Bar」1階がレストランで2階がホテルになっていることが多い。ホテルといっても値段はピンキリで安い所だと朝食つきで$30(3000円)以内。夜のBarではラグビーを観戦しながら地元のビールを飲むおじさまおばさまそしてファミレス感覚で食事しているファミリーも。日本のようにファミレスがそんなに普及していないNZでは家族で外食というとファーストフードとかこういうレストランになるのでしょうか。
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朝から強い雨で何もできない。泊まっているKerikeriを雨の中出発して南下を始めた。
Paihiaの町を通過する時は時々降る強い雨と時々みせる青空のニュージーランドらしい天気になった。
↑↑↑Paihia海岸から対岸のRusselを望む。対岸まではグルッと遠回りすれば車で行くことも
できる。でもせっかくだから記念にとフェリーに乗ってみることにした。↓↓↓
車と運転手で$9(約700円)。対岸Russelまで片道だけ利用してみる。
このフェリーも以前7月18日に利用したRangiora-Raweneフェリーと同じく、船体を前後にそのまま進めることができる。船が来るまで小さな港で待ち、きたら乗り込む。乗り込むと船員さんが近づいてきてチケットを購入するシステム。乗る前にチケットを購入する必要はないスムーズなシステムだ。
↓↓↓Russelの観光ボートが着く埠頭。
対岸に見えるのは先ほどまでいたPaihiaの町。もしかしてがんばれば泳いでも渡れる距離かも?!
数件のレストランやお土産屋がありシンプルながらもどこか懐かしく居心地がよい町並みだ。
しかし捕鯨が盛んだった昔、この町は荒れ果て犯罪者が町をウロウロする治安の悪い場所だったそうだ。
さーて今日はどこまでいこうかなー?と地図を広げています。いつもこんな感じで次の行き先や見所を地図の中から探します。Russelを走り始めると今までの青空はすべてどこか消え去り道路が川になるくらいの大雨になってしまった。車内から出ることもできずひたすら走るのみ!!最低のドライブ日和です。
雨はやむ気配がなく結局Aucklandまで走ってしまった。
AucklandのYHAに泊まることにした。はじめて8人部屋に泊まることになった。20歳くらいの若い韓国人バックパッカーがニュージーランドに到着したばかりで、しばらく部屋で話をした。ほとんど英語を話せない彼だったががんばって身振り手振りで会話はできる。みんなはじめはこんな感じなんだ。 |
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残り少ないニュージーランド滞在となってきた。レンタカーを返却する8月10日までに思う存分考えつくところに車を走らせた。とは言っても泊りがけで行くには時間的余裕はなくなってきているのでAucklandの町とその周りをグルグルと。
↑↑↑前を走る車のおじさん。いい感じにハゲてます。
NZといえば過去のアメリカズカップ優勝国!!
↑↑↑この車はいったいいくつの車を合わせて作ってあるのでしょう?
↑↓↑↓雨が降るとすぐに虹がでる。この季節は雨が多い時期なので毎日見られると
言ってもいいくらい。この日は海からクッキリと虹が生えるように見えた。
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レンタカー最終日のこの日、Aucklandから少し足を伸ばしてWest CoastのPiha Beachに行く。Auckland Cityから約50km東へ進み標高300〜400mの山脈を越えた所にこのビーチはある。波の静かな太平洋側とは違いWest Coastのタスマン海側は波が常に高くサーフィンスポットとしても有名な所だそうだ。
↓↓↓浜から突き出しているのがLion Rockと呼ばれる岩。この辺一帯がPiha Beach。
夕暮れのこの写真は2004年に訪れたときのものです。
よーく見るとなんとなくライオンの形に見えませんか?かなり大きな岩で上まで登ることができる。最近運動不足だったので登ることにした。
車をとめてライオンロックを見上げるとそんなに大変そうには見えないけど、実際登り始めるとかなり急で辛い。車の運転ばかりしてなまけているとこうなってしまいます!
Lion Rockを3分の2登ったところにこのような看板が。1996年に来たときは岩の頂上付近まで登れた記憶があるのだが、現在は岩の崩落が進み見るからに最上部までは進めないのが分かった。
時々吹く強風に気をつけながら写真を撮っています。草むらの向こうは崖でした。
見て分かるとおり平均したきれいな波が打ち寄せています。サーフィンには絶好のスポットでしょう。
ニュージーランドのテレビ番組で、Piha Rescueというのが週1回流れている。たくさんの海水浴客やサーファーがこの海を楽しんでいるわけだが、ときどき起こる強い引き潮や高波で遭難してしまう、もしくは沖に流されて戻って来れなくなる人が絶えない。レスキューが夏場は待機していてそれに密着した番組で、すごい緊迫感が伝わってくる。いちどに数十人が沖に流され戻って来れなくなったこともあるとのこと。
冬場のこの時期、レスキューは待機していない。サーフィンをするのもすべて自己責任ということで。
↓↓↓登りきった所から真下を眺めている。下のほうには自分の車がとまっている。
手持ちのコンパクトデジカメ(キャノンA75)の120mmズームで撮った車。
岩の上から車を見ているとき、車上荒らしをしているのを発見したらどうすればいいのか??
大声でやめろ〜ってさけぶ?それとも急いで岩を下る?それともあきらめる?
叫んでも聞こえないでしょう。急いで下ったら怪我は必至でしょう。あきらめるしかないみたいです。
Aucklandから1時間程度の静かな場所なのでたくさんの別荘がありました。電気はかろうじて通じているみたいですが上水道はひかれていません。各建物で雨水を貯めて飲料水としていたりタンカーで運んだりしている様子。夏場の雨が少ない時は、雨が降ったらシャワーを浴びられてタンクが空になったら海水浴から帰ってきてもシャワーを浴びられないそうです。
合成写真ではありません。セルフタイマーでたそがれの自分を。
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Lion Rock & Karekare Beach A |
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Lion Rockの上に1時間以上はいただろう。その間、誰一人登ってくる人はいない。
雲もなくなってきてここからの景色を独り占めできた!今は冬のNZだけど1ヶ月前までいた南島に比べるとかなり暖かくジャケットを着なくても昼間は寒さを感じることはない。Aucklandのバス運転手は1年中半ズボンだった気がする。
余談になるが、ニュージーランドのビジネススタイルはちょっと変わっていると思う。日本の男性であればスーツを着て会社に行くのがほとんどだけど、ニュージーランドでは上はワイシャツにネクタイ、下はハーフパンツというスタイルで仕事をしている人をよく見かける。もちろんスーツ姿の人も多いが半ズボンにネクタイという格好はこの国ならではなのか。
↓↓↓なんと書いてあるのでしょう?私は話せても読むのが苦手でわかりません。
Piha Beachの次に向かったのはやはり西海岸のKarekare Beach。私自身は見たことないが映画「ピアノレッスン」が撮影された場所。メインロードからこのビーチまではかなり急で細い道を数キロくだらなくてはならない。
車をとめて海岸まで約10分の徒歩。自然の中を歩くのは気持ちがいい。
歩き始めてしばらくの間は木々の生い茂る林。木に囲まれていて地面は葉っぱやおがくずでフワフワした歩き心地。そして林を抜けると地面は砂地になりだんだんと波の音が聞こえてきた。
草むらから突然野ウサギが!
↓↓↓強風の吹き荒れる中やっと海岸まで到着しました。映画ではここにピアノが置かれていたそうだ。
ここの海岸にはこの季節ほとんど人は来ていない様で砂浜は足跡がほとんどついていない。もしくは足跡がついても強風ですぐに消されてしまうのだろうか?このKarekare Beachも隣のPihaと同じく荒波がたっている。
↓↓↓海岸から南方面を眺めた。海岸線沿いに延々と砂浜が続いているように見える。
実に広い。このずーっと先には南島があるんだなー。
場所は変わってAucklandに戻ってきました!!
こちらは先程までいたWest Coastのタスマン海とは違い穏やかな太平洋側。風もおだやかで波も静かだ。North Shore Mairangi Bay。
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50日間借りていたトヨタカローラを返却する日だ。
南島ChristChurchで6月21日にレンタル開始して北島Aucklandで返却。One Way Rentalというやつです。Hertzなど大手レンタカー会社の場合、南島から北島へ渡る時に別の車に乗り換えなければならないが、中小国内の会社はそのまま借りっぱなしのところもある。どちらがいいのかはその人の旅のスタイルによると思うが。
Auckland International YHAで知り合ったヨウスケが今日から知り合いのフラットに入ることになったので彼をそこまで送り。そのまま15km離れたレンタカーオフィスへ向かう。
返却はいたって簡単で、事故やぶつけた箇所はないか確認してキーを渡して終わり。ものの3分たらず。値段の高いレンタカー会社は希望の家やAuckland市内まで送迎サービスをやっているが自分の借りたところは格安のためノーサービス。Auckland Cityまで久しぶりのバスに乗ることになった。
今まで日本でもニュージーランドでも数々の友人や家族を空港や駅や目的のところまで送り迎えしたことがある。しかしいざ自分自身がどこかへ行きたい時や迎えに来てほしいときにはいつも徒歩やバス。なんだか悲しいです。
↑↑↑レンタカーオフィスのあるEllerslieでバスを待つ。半年前のまだ暖かかった頃
重い荷物を積んだ自転車を夢中にこぎ、ここを通過したことをふと思い出した。
Aucklandの町へ戻ってきました!YHがあるQueen Stの上のほうは韓国系のお店が
軒を連ねており、韓国料理、中華、日本食などなどかなりおいしい料理が楽しめる!
↓↓↓ 一見、これらの看板を見る限りアジアにいるのかと錯覚する。
ニュージーランドの後、AUSTRALIA、韓国を廻る予定があり、自転車は前もって日本へ送った。そして車も返却した今、残る移動手段は自分の足だけに。いつも自転車か車があったのでかなり不便さを感じる。特に日本とは違い、車があるのとないとでは楽しめる幅が違ってくる。15日までの数日間はAuckland City内で過ごすことになるだろう。
午前中のうちに車の返却を終え町に戻ってきた。いちどユースホステルに戻り徒歩でQueen Stを下り始めた。
ついさっきまで小雨が降っていたが運良く晴れてきた。雨のときは凍える寒さになるけど日が出ると半袖でもいいくらい暖かくなる。極端な気候です。
晴れていたと思えば突然大雨・・・・。NZらしい天気。
最近ではアジア移民がAucklandの半数をしめるくらい多く、傘をさす人も目立ってきたが一昔前までこの国の人は雨の日でも傘をさすことを知らなかったみたい?!?!なぜならどこへ行っても傘が売られているのを見たことなく、小雨ではなく普通の雨の日でも傘をささずに歩いていた。10年前ホームステーした時、日本から傘を持ってこなかった自分は、ホストファミリーに傘を貸してくれと言った。そしたらうちには傘はないから雨ガッパを着ていけと、軍人のようなカッパを貸してくれた。今では傘は普通だし、Aucklandの町をはだしで歩く人も見かけなくなった。
↓↓↓なんてことない歩いている途中に撮りました。黄色い看板はコンビニです。
まだNZにはセブンイレブンがありません。
↓↓↓道路脇をふと見るとなんとパセリが!家庭で栽培はよく見かけますが道路わきに見るのは初
Auckland International YHAの8人部屋。ドミトリー(相部屋)は4人用と8人用があるらしく今回は8人用にしてみた。泊まってみて分かったことだが4人部屋のほうがベットが快適。そして8人部屋は山側に位置するため昼間でも暗い。ひとつ利点を挙げると山側なので車の騒音が4人部屋ほどうるさくない。
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Aucklandには2つのユースホステルが隣接する。ひとつは今まで泊まっていたAuckland International YHAでもうひとつは数百メートル離れた所にあるAuckland City YHA。今まで使っていたInternationalのほうは自転車専用の部屋があったり車旅行者用の駐車場が確保されていたので今回の旅行ではそちらに泊まっていた。
もうひとつのCity YHAは私がワーキングホリデーをやっていた以前からあり、昔と変わらずの景観だ。自転車を持っていたり車があるとこちらに泊まるのは難しい。しかし昨日で自転車も車もなくなったので約9年ぶりにCity YHAに泊まることにした。
Qeens St.のほぼ最上部まで進み急な坂道を登りきるとこの建物はある。International YHAに比べ妙に落ち着いた雰囲気があると感じる。個人的にはこちらのCity YHAのほうがかなりお気に入りだ。
Aucklandはマンション建築ラッシュで急速にその数を増やし続けている。そしてCity YHA前にも真っ白で大きなマンションが建ってしまった。このユースホステルには1箇所喫煙できるバルコニーがあり、そこからの夜景は入場料を支払ってもいいくらい最高のものだったが、目の前に完成したマンションがすべてを遮ってしまった。かろうじてビルとビルの隙間からオレンジ色の夜景を見ることはできる。
↑↑↑City YHAに来るには最後の難関ともいえる急坂をあがることになる。
↓↓↓玄関から。
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今回の旅では主にアシアナ航空を使い、往路は成田→ソウル→オークランドというルートで来た。日本までの帰国便はニュージーランドから韓国へ向かう便が廃止になっていることが出発前から分かっていたため、ニュージーランド→シドニー→ソウル→成田のルートで帰ることになっている。
1週間ほど前の8月初め、日本の自宅にアシアナ航空から電話があったらしい。自宅にいる家族は全くといっていいほどアシアナ航空からの電話内容を理解できなかったらしく改めて自分で連絡してみた。
なんとアシアナ航空国際線パイロットが全線ストライキを8月からはじまり、シドニー→韓国便がまったく飛んでいないとのこと。
お詫びと弊社ストライキ中断のお知らせについて
平素よりアシアナ航空をご利用いただき有難く厚く御礼申し上げます。
さて、皆様に長期間にわたりご迷惑をおかけ致しておりました弊社操縦士労組ストライキは、昨日8月10日韓国政府による緊急調整権の発動により中断されました。
今後、労使交渉は継続されますがストライキは行われませんので8月末の完全回復を目指し順次正常運航にむけて作業を進めて参ります。詳細に関しましては当ホームページにて順次ご案内させていただきます。
今回のストライキによりまして、お客様はもとより関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。もう一度皆様から信頼していただけるアシアナになれるよう職員一同新たな決意で業務に邁進致す所存にございますので何卒倍旧のご利用を賜りますよう心よりお待ち申し上げております。
Aucklandにあるアシアナ航空オフィスを探しこれから先どうしたらよいのか相談しにいった。
アシアナ航空は10月頃まで通常のフライトスケジュールには戻らないということで、他の航空会社便に振り替えされることになる。好きなルートと航空会社を選ぶことができ、ひと通り出発時間や乗換の場所、ストップオーバー可否などを検討。タイ航空やシンガポール航空やキャセイパシフィックが候補にあがった。しかしいずれの航空会社もサービスは問題ないと思われるが出発時間や乗換の際の待ち時間など、自分に合う条件がみつからない。唯一シンガポール航空がいい条件だったのでコンピューターで予約してもらおうとしたらビジネスクラスにもかかわらず既に予約はいっぱい。アシアナストライキの影響でまずは人気のルートからいっぱいになるみたいだ。
最終的に選んだのはアシアナ航空と同じ韓国系の航空会社、大韓航空だ。私の周りに大韓航空を使ったことある友人がたくさんいるが、いつもあまりよい評判を聞かない。なのでできることならば選択したくなかった航空会社だったが仕方ない。エコノミークラスではないのでいくら大韓航空でも大丈夫だろう・・・・。
大韓航空を選びたくなかった理由がもうひとつある。
私はスターアライアンスのマイルをずーっと前から貯めている。アシアナはスターアライアンス提携航空会社なのだが大韓航空は非加盟。大韓航空を使うことになるとマイルは加算されるかどうかわからなくなる。オークランドのアシアナオフィスの女性はマイル加算可否について分からないという解答。なんだかこれ以上調べるのもめんどうだったので大韓航空に超思い切って決定!! |
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ここ最近ずっと天気に恵まれず、もうすぐ帰国しなければいけないこともあり気分が落ち込んでいる。
最終日の今日は久しぶりに晴れ、気持ちの良い最終日となりそうだ。朝から洗濯をし、近くのネットカフェで韓国の宿を予約した。最終日にもかかわらずどこにも出かけることなくずっとゆったりと日光浴をベランダで楽しんだり午後はチェスをして過ごした。
Aucklandに住む友達が送別会をやってくれるとのこと。
夕食は私の希望で韓国焼肉の食べ放題に!!せっかく自転車旅行で痩せたおなかもこれじゃ台無し。 |
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日本を出た時は半年間という時間は長くていいな〜なんて思っていたけど、実際に経過してみるとやっぱりあっという間だ。ついこの前この空港に到着したと思ったらもう出国の時を迎えた。
この旅の一番の目標であった自転車旅行も無事に成し遂げ、もうひとつの目標でもあった日本人以外のたくさんの友人を作ることもできた。心残りといえばカジノで大勝できなかったこと。
Auckland International Airportは数年前に大改修工事を行い今のような広い空港になった。以前の到着ロビーはとても狭くて、時間帯によってはロビーが大混雑したものだ。今は近代的なターミナルになり、到着ロビーには大画面のテレビ(?)が設置されていたり混雑時も人の流れをうまくコントロールできるような形になった。ターミナル全体がヨットをイメージして作られているような感じがする。
今日は本当のニュージーランド最後の日。これから日本に帰るのではなくまずはAustraliaのSydneyまでひとっ飛び!1時の飛行機なのでそれに間に合うよう、かなり余裕を持ってAuckland City YHAをチェックアウトした。9時にチェックアウトして9時15分頃の空港行きエアバスに乗る予定だったが、バスはいつまでたっても来ない。自分とイギリス人女性はかなりイライラしてバスの文句ばかり言っていた。20分に1本来る予定のバスは予定よりも40分も遅れて到着。多分20分に1本なんていうのは単なるコマーシャル売り文句で、実際はそんなに運行されていないと思う。推測ではなくかなり確かな事実だ。
空港に着きバックパックを預けてびっくり!オーストラリアまではエコノミークラスなので荷物の重量制限は20kg。自分のバックパックの重量がオーバーしないよう、前もって荷物を減らしたり日本に送ったりしていた。しかし実際にチェックインカウンターで測ってみるとたったの11,7kgしかない!!俺の重量感はかなり狂っていたようだ。
時間的余裕をもって空港に着いたので最後のニュージーランド料理を!!日本食「葉山」でサーモン寿司でした。なかなか日本では味わえない寿司です。なのでこれはNZ料理と言えるでしょう。
さすが日本行きの飛行機ではないので日本人らしき乗客は見当たらなかった。
出国審査を終えゲートに向かう途中、ユースホステル前で一緒にバスを待っていたイギリス人と再会。彼女はこれから日本経由でイギリスに帰るそうだ。かなり時間のかかる旅程だこと。
毎回ニュージーランドを飛び立つ瞬間思うことだけど、すばらしいこの国を離れ現実の日本に戻るせつなさと、また絶対に来るぞ!という思いが必ず起こる。
ニュージーランドとオーストラリアの間は地図で見るとそんなに離れていないように感じたが実際に移動してみるとけっこう遠い。飛行機で一生懸命飛んでも3時間30分かかる。
乗った飛行機はNZ119便。日本とNZ往復のボーイング747、767、777とは違い横4列のみの小さな飛行機。
旅行記8月はいったんここで終了!!
次は同じ8月だけどオーストラリア編で。 |
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