「 論より証拠 」


「物事を明らかにするには、議論をするより証拠を出したほうが早い」 の意だ。
例を挙げると、あの十二宮戦で真のアテナを擁する青銅たちが、その行動を阻止しようとする私たちの説得を試みようとして果せなかったため、自らの正当性を証明すべく、敵わないながらも持てる小宇宙の全てを燃焼させて闘いを挑んだときの根拠がこれだとも言えよう。
火時計の火が今にも消えようとしているあの時には、彼らには私たちを論理的に説得できるだけの時間がなく、教皇の側に立つ我々を倒すことで、己の正当性を証明しようとしたのだ。





こんなところでお前から十二宮戦の客観的解説を聞くとは思わなかったぜ。
しいて言えば、もう少し改行したほうが読みやすいと思うがな、まあ、今後の参考にしてくれ。

「論より証拠」って、もう少し一般読者にわかりやすい話の方がいいんじゃないのか?
このサイトには 「 聖闘士星矢 」 に詳しくない読者も来ているからな。

例えばだ、
「カミュ……俺のこと、好き?」
「ミロ……何を改まってそんなことを……」
「わかっているけど再確認ってやつだ。ねえ、俺のこと、どのくらい好き?」
「どのくらいって……あの…感情を数量的に把握することは困難であり、主観的感情の代表格である好悪の感情を客観的に表現することの困難性は……あっ、ミロ、なにを…!」
「……いいんだよ……そんなことは……」
「……あ………ミロ……」
「好きならキスして………頬を染めて抱かれていればいい………」
「ああ……そんな…」
「ほら……心のままに俺を愛して………そう…それでいいんだよ♪」
「ミロ……」
「どう? 俺のこと、どのくらい好き?」
「あの……」
「ん?それじゃ、聞こえない……言葉がだめならほかのやり方で教えてくれてもいいんだぜ、body language っていうのがあるだろう♪」
「……」
「………うん、よくわかった♪ カミュ……愛してる……」

とまあ、こんなところだな、このほうがずっとわかりやすいぜ♪
あれっ?カミュ、カミュ〜〜〜っ!



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「 論より証拠 」 って、「 力こそ正義 」 に似てる気が。
でも、いろは歌留多にはそんな言葉はありません、
そんな悪徳っぽいのがあったら、それ、「 裏いろは 」 ですよ………そんなのやだ。