私のお墓の前で泣かないでください
 そこに私はいません 眠ってなんかいません  
 千の風に 千の風になって  あの大きな空を吹き渡っています

                                 「 千の風になって 」      訳詞 : 新井 満



これは 「 千の風になって 」 という歌だ
初めて聞いたとき すぐにいい歌だと思った
この歌は次のように続いてゆく

   秋には光になって 畑にふりそそぐ
   冬はダイヤのように きらめく雪になる
   朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
   夜は星になって あなたを見守る

やさしい心の歌で 遺される者への慈しみにあふれていて
先に逝く者と 遺される者と どちらの心も癒す歌だ

私もこうなりたい
光になり 雪になり 鳥になり 星になり
いつもミロとともにありたい  自らを癒し ミロを癒してやりたい

この歌を聞かせてそう云ったら 「 そんな話は聞きたくない!」 と横を向かれてしまった

ミロ……
それでも私は千の風になりたいのだ
お前を癒す千の風に




          たくさんの人の共感を得ているこの歌は、どのようにしてできたのでしょうか。

           ※ 「 千の風になって 」 の日本語の歌の由来 ⇒ こちら              
           ※ 英語の原詩のできた事情 ⇒ こちら

          阪神大震災の黙祷をしている闇の中で、誰かがトランペットで吹いていました。
          心にじいんと沁みました。