「ねえ、カミュ……俺が雪の中で迷ったら助けてくれる?」
「あ……ミロ…」
「答えて、カミュ……ねえ、早く…」
「ミロ……ミロ……私は…………あ…」
「答えてくれないと俺は雪の中で凍えてしまう………俺を助けてくれる?」
「あ…そんなことを………ミロ……いや…」
「ん? いや、って……俺を助けてくれないの? 不人情だな。」
「違う………そうではなくて……ミロ……ああ………ミ…ロ………」
「ほら、急がないと俺の心臓が鼓動をとめてしまいそうだぜ、どうする?」
「ミロ………頼むから………私を助けて…」
「あれ? おかしいな? 助けて欲しいのは俺の方なのに♪」
「……ミ………ロ…」
「ふふふ、わかったよ……助けてやるよ。 大好きだ俺のカミュ♪」