「 荒木飛呂彦 ( あらきひろひこ ) の誕生日 」


「今日6月7日は荒木飛呂彦の誕生日だ。」
「あ〜っ、知ってる!ジョジョの奇妙な冒険っ!!ジョナサン・ジョースターとか空条承太郎とか!」
「ほう、詳しそうだな。」
「ああ、これも全巻、宿の娯楽室にあるからな、一日で読破した♪」
「えっ、こんなものまで?」
「お前ね、少しは学術書以外の本も手に取ったほうがいいんじゃないのか?けっこう面白いのがあるぜ。世間の風に当たるのも大事だよ。」
「………ジョジョる…」
「えっ!」
「ジョジョのポーズをすることをジョジョるという。 私でもそのくらいの知識は持っている。」
「お前…けっこうコアなのか?」
「コアとは?」
「知らなきゃいいんだよ、安心したぜ!」
「…え?コアとは、地球の核、コイルなどの鉄芯、原子炉の炉心などを指すが、ほかにどういう意味が?」
「え〜っと、つまり、濃いファンってこと。」
「…濃い?」
「う〜ん…特別に熱心な、みたいな意味だ。」
「ああ、そういうことなら私はジョジョのコアなファンではない。」
「そうだろう、そうだろう!俺としてもお前がコアなジョジョファンじゃ困るからな。」
「え?どうして?」
「だって、お前のイメージが………それよりお前、俺のコアなファンになれっ!そのほうが俺も読者も喜ぶ!」
「…えっ?!」
「ふふふ、今まで気付かなかったが、夜のお前はとっくにそうなってるんじゃないのか♪」
「え…」
「うんうん、そうに違いない、なにしろ昨夜だって俺がお前に…」
「ミ、ミロっ…!」
「あ、すまん!これは秘密だったな、ふふふ、言わないよ、誰にも♪そのかわり、今からいいだろう?♪」
「あ…………そ、そんなことを…!」
「いいから、いいから♪…、あ、それから念のために言っておくが、ポーズはいつものお前でいてくれ♪ジョジョったら俺は泣くからな…」
「………」
「ふふふ………そうそう♪ グッドだよ、カミュ♪」