大学生・就職活動生時代に知りたかったこと

企画を考える際に大切なことは「ニーズがあるかどうか」 世の中にあるものは「ニーズ」あるから 存在しているとも考えられます。 わかりやすいのが「本」です。

例えば「人を動かす」 1937年に発売されたのですが、 日本国内で430万部、世界で1500万部以上売れています。 これだけ売れるということは よほど「人をどう動かすか（人間関係）」に 悩んでいる人が多いことがわかります。

人の心を動かすのは大変なことです。 他にも「ベストセラーが少ないこと」からも考えられます。 本が重版される確率は「２割ぐらい」と言われています。 書店に１０冊の新しい本が出たら２冊ほどしか売れません。

少なくとも出版しているような人は 一般の人よりも文章力はあるはず。 著者であっても人に伝えることは難しいのです。 エントリーシートを添削していると、 よく『推敲してください』と学生の方に伝えますが、 相手に伝えるための努力をしなければなりません。 たった１行、１文字でもこだわってほしいくらいです。

例えば、自己PRでこのような文章があったとします。 もっと伝わりやすくならないかどうか考えます。

コンビニでのアルバイトでファーストフード等の発注を任された際、女性の客層が多い店舗の割に、味の濃い男性好みの商品が目立つことに気づきました。 そこで友人に意見を求めたり、OL客が多いオフィス街の店舗に足を運び、それをふまえて店長に今の店舗にはない商品を採用するよう提案しました。

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コンビニエンスストアのアルバイトでファーストフード等の発注を任された際、客層は女性が多い割に、味の濃い男性好みの商品が目立つことに気づきました。 そこで友人（５０人）に意見を求めたり、OL客が多いオフィス街の店舗（２０店舗）に足を運びました。それをふまえ、店長に今の店舗にはない商品を採用するよう提案しました。

脚色してはいけないですが、事実であれば 少し文言を加えるだけでも印象は異なります。 文字数はそれほど変わりません。 スペースに余裕があれば 「それ（どのような発見があったのか）」 について書くのもよいです。

推敲するとは相手のことを考えながら、 何度も何度も書き直すこと。 今まで指導していきた人の中には 自己PRを４０回以上書き直した人もいます。 それも本当に細かい修正ばかりです。 あなたは推敲していますか？