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採用担当者の気持ちを考える
もしも、あなたが道を歩いているとして、 20代ぐらいの人にこのように声をかけられたらどうしますか?
「水を買うだけのお金を貸していただけませんか?100円だけでいいんです。どうしてもこの薬を飲まないと大変なことになるんです」
必死の形相であなたにお願いをしています。 あなたの服をつかんで離そうとしません。 そこまでして粘られたら、 たいていの人は連絡先など聞かず、 100円を渡すかもしれません。
では、仮にあなたの手元に100万円があるとして、 このように声をかけられたらどうでしょうか?
「薬を買うだけのお金を貸していただけませんか?100万円だけでいいんです。どうしてもこの薬を飲まないと大変なことになるんです」
お金を貸すことを渋るでしょう。 見ず知らずの人に大金を 提供できる人はなかなかいません。 お金を貸すにしても契約書を作成する、 担保をとるなどして保証をつけるはずです。
今回はそのような余裕がないため、 何とかしてごまかすか逃げるかもしれません。 今の「お金を渡したくない」気持ちを あなたの心の中に留めておいてください。それが採用担当者の気持ちです。
企業の規模によっても異なりますが、 企業が採用にかける費用は 「1人100万円」とも言われます。 規模が小さい企業ほど採用に関する 費用の負担は大きくなり、慎重に採用するもの。
まさしく、あなたが100万円を 貸すことを渋ったときのような気持ちです。 人の心を動かすことは大変です。 さらにそのようにして疑う気持ちを持つ面接官に 自分を信用してもらうように努力しなければなりません。 また、人事担当者より経営者のほうが お金に関する感覚はシビアなものです。
そのため、役員面接(最終面接)では今までの選考以上に 「自社に合うかどうか」「信頼できる人物かどうか」見られます。 就職活動では無料で気軽に企業へエントリーできますが、 エントリーされた企業はあなたが思っている以上に真剣。
「何とかなる」ぐらいの気持ちで受けていたら、 なかなか相手の心を動かすことはできません。 むしろ「何とかなる」と言っている人ほど 真剣さがないため、就職活動はうまくいきません。 採用担当者と同じくらい緊張感を持つべきです。 あなたは採用担当者と同じくらい真剣ですか?
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