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自己PR添削例〜責任感・好奇心
【自己PR】
私は思い立ったらすぐに行動できる。
大学3年時、知人がアメリカへ行くと聞いた。海外に一度行って視野を広げたいと思い立ち、約2週間でパスポートや日程調整、換金、スーツケースなど荷物を準備し同行したのだ。さらに同行した知人の叔父が、現地の大学で教授をしていると聞き、見学したい意向を伝えた。結果、授業補助をさせて頂けることとなり、その体験から共通点が多いほど信頼関係を築けることを実感した。すぐに行動したからこそ得たものである。(210字)
【コメント】
思い立ったらすぐに行動する人はたくさんいるため「強み」を再考しましょう。現在のままでは大学生活について、ただ書いているような印象があります。「共通点が多いほど信頼関係を築ける」という発見は素晴らしいですが、エピソードで説明できていません。
文字数が少ない自己PRの場合、エピソードを1つに絞ったほうが良いです。例えば、海外に行くことで一番印象に残った出来事、もしくは、一番頑張ったことについて振り返ってはいかがでしょうか。その経験から「強み」について考えてみましょう。
【自己PR】
「責任感があり、思いやりがある」ことが私の特徴です。
高校時代から引っ越し作業のアルバイトを始めました。仕事の大半が力作業でとても辛く、何度か辞めようかと思いました。しかし引っ越し依頼者の感謝の言葉、嬉しそうな笑顔を思い浮かべると頑張る勇気が湧いてきました。絶対に無事、引っ越し作業を完了させるんだという強い責任感、相手に少しでも楽に引っ越しを終えて欲しいという思いやり。このアルバイトが私のこの特徴をより確かなものにしてくれたのではないかと思います。
(227文字)
【コメント】
責任感と思いやりがあるかどうかが伝わってきませんでした。作業を完了させるのは仕事として当然のことです。また、思いやりがあるかどうかわかるエピソードはないような印象を受けました。
引っ越しのアルバイトは大変なことは理解できますが、同じようなアルバイトをしている人とどのように違うかがわかりません。責任感があるかどうか伝えるのであれば、もっと高い目標を掲げて、行動したことを具体的に書かないと伝わりません。
思いやりを伝えるのであれば、どのようにお客様、もしくは、仕事仲間に配慮していたのかを具体的に書きましょう。そもそも責任感、思いやり、どちらかに絞って考えたほうが良いかもしれません。強み、エピソードともに再考しましょう。
【自己PR】
私は人を裏切りません。日常では信頼を裏切らないよう心がけています。約束を守る、裏で悪口を言わない。私はそんな当たり前を一番大事にしています。また人の上に立つ時、期待を裏切らないよう心がけています。私は100名を超えるサークルの幹部を勤めました。私は情報共有を綿密に行うことで部員との信頼を上げ、それぞれに仕事担当を振り分けることで仕事効率を上げました。例年以上の仕事の早さと仕事の幅も増え、部の土台作りに貢献しました。このように私は人の気持ちを裏切りません。裏切った時自分の大事なものまで失うからです。(248文字)
【コメント】
「人を裏切らないこと」は素晴らしいのですが、仕事をするうえで当たり前のこと。就職活動の自己PRにはなりません。人を裏切らない、期待を裏切らないために、どのような強みを発揮したのか考えましょう。
強みに関する文章が多いため、エピソードが抽象的です。部の土台作りにどのように貢献したのか、部員との信頼を築くためにどのように動いたのかを今よりも具体的に書きましょう。100名もの部員をまとめるのはとても大変なことが予想されるため、その苦労について書くのもよいです。エピソードを振り返ってから「自分の強み」について考えてもよいかもしれません。
何のサークルなのか書いたほうが相手はイメージしやすいです。
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