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フェイスブックで年収1000万円
●フェイスブックで年収1000万円
まだ入社したばかりの美容師のAさんと話していたときのこと。 彼女は自分の世代について嘆いていました。
「ゆとり教育最後の世代で、成人式も大雪だし、ついていないんですよね」
それを聞いた私は
「生まれたときは関係なく、自分がどうするかが大切なのでは。昔よりITが普及したり、食べ物にも困らないわけだし」
それでもAさんは納得していいように見えたので、 彼女の大好きなフェイスブックにまつわる話をすることに。
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」
57万以上がいいね!を押している、 素敵な風景画像を紹介しているファンサイト。 書籍まで出版され、ZIPや王様のブランチなど マスコミで取り上げられ、5万部以上売れています。 今では旅行会社とタイアップ、CMの監修をするまでに。
このサイトを運営するのは詩歩さん。 まだ今年入社したばかりの新入社員です。 Aさんと年齢はほとんど変わりません。 それにもかかわらず、人気サイトを運営し 今年の収入は会社の給料と合算すれば、 年収1000万円以上になることでしょう。 Aさんと詩歩さんにほとんど差はありません。
1つだけ違うのは「行動したこと」です。 今はITが普及し、人と場所がつながりやすくなり、 アイデア1つでチャンスをつかむことができます。 とはいえ、詩歩さんは自ら率先して サイトを運営していたわけではありません。 ファンサイトを作成するのは「義務」だったのです。
詩歩さんが入社した会社では内定者に ファンサイトの運営を課題にしていました。 そして、詩歩さんは会社の課題とは関係なく、 ファンサイトの運営を続けていました。 すぐに行動することも大切ですが、行動し続けることも大切です。 主にファンサイトがヒットした理由は2つ考えられます。
(1)誰でもわかる画像を投稿をしたこと
フェイスブックではテキストより画像のほうが 閲覧者の反応が良い傾向にあります。 また、画像は言葉がわからなくても伝わります。 つまり、ファンサイトのターゲットは世界中の人に。 それも意識してサイトでは日本語だけではなく、 英語でも画像を紹介しています。
(2)ターゲットが合致していること
フェイスブックは日本のSNS(mixiやGREE)より 海外に興味をもつ登録者が多く、留学をしていたり、 海外旅行をしていることが多いです。 そのため自分の知らない海外の素敵な風景があれば、 興味を持つことは容易に想像できます。
ヒットした理由はほかにもあるかと思いますが、 詩歩さんがどこまで考えてファンサイトを作成したかはわかりません。 とはいえ、このようにうまくいことは稀でしょう。 実際に同期の人は失敗しているかもしれません。
仮にあなたがファンサイトを100個作成しても、 100個失敗する可能性だってあります。 それでも「可能性」を信じて行動し続けることが大切です。 101個目がヒットすることだってあります。 私の話を聞いた後、Aさんはファンサイトを 作成してみることにしたそうです。 最後に漫画家の「小桜池なつみ」さんの言葉を紹介します。
できないって思うことの方がずっと簡単で、 走るより立ち止まってしまう方が楽だけど、 できるって信じなきゃ始まらない。走らなきゃ届かない。 大丈夫。自分だけじゃない。走ってる。闘ってる。 みんな、どこかに弱さも脆さも抱えて。 できるのは、強く願うこと。叶うと信じること。