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スペシャリスト、ジェネラリストどちらが良いのか
●スペシャリスト、ジェネラリストどちらが良いのか
料亭を題材としたドラマ「味いちもんめ」を見ました。 主演はSMAPの中居正広さん。 このドラマが最初に放送されたのが18年前ですので、 ほとんどの人が知らないかもしれません。
今回、ドラマの中では料理の鉄人のような テレビ番組で料理を競い合うシーンがありました。 対戦するのは主人公である 伊橋悟(中居正広)と中津川浩(要潤)。 それぞれのキャリアはとても対照的です。
伊橋悟・・・日本料理一筋(18年)
中津川・・・中華、フレンチ、イタリアンの名店でキャリアを積む
伊橋がスペシャリスト、 中津川がジェネラリストと考えても良いでしょう。 料理の対戦テーマは「これからの日本料理」 中津川はこれまでに学んだ外国料理の知識と 日本料理の知識を組み合わせて創作料理で勝負し、 伊橋はこれまで通りの日本料理で勝負することに。
そして、料理対決の結果は「伊橋の勝利」 その理由は「料理に深みがあったから」でした。 よくキャリアについて議論すると 「スペシャリスト、ジェネラリストどちらが良いのか」 考えることがあります。
どちらが正解ということはありません。 あとは自分がどの場所で勝負するか。今回の料理対決のケースでいえば、 主人公である伊橋悟がこれまで18年間築いた日本料理人としてのキャリアがったからこそ勝利できました。
まさに「継続は力なり」 キャリアを考える際には自分の得意とするものを磨くこと。 それを活かせる場所を探すことが大切です。 中途半端にいろいろなことを経験しても自分の強みは磨かれません。
そして、自分の強みを磨き続けることは大変なことです。 強みを磨くには自分が本当に好きな仕事、 得意な仕事をすることしかありません。
残念なことに就職活動するだけでは好きな仕事、得意な仕事かはわかりません。 実際に働いてみてわかるものです。
この時期、内定をもらって どこに行くのか悩む人もいますが、 どれが正解なのかはわかりません。 とはいえ、選択した企業が 正解だったと思えるようにするには 入社後に頑張ればよいだけです。 あなたはどの企業を選びますか?