ホワイトキーは高学歴が多い
ホワイトキーのプロフィールカードには「最終学歴」を記入する欄があります。女性のほとんどが「短大」「専門学校」「大学」と記入していることが多いのですが、男性の場合は違うようです。パーティー中に知り合った女性からこんな話を聞きました。
「今日は慶応大学の同窓会なのでしょうか」
「どうしてですか」
「だって、今日は6人ぐらい慶応大学の人に会いましたから」
なかには慶應義塾大学卒だけど、早稲田大学で働いていると面白い経歴の持ち主も。男性のプロフィールカードを書く場合、大学名まで書くことが多いようです。もしかすると、プライドが高くて、自慢をしたいのかもしれません。
とはいえ、ホワイトキーでは男性の参加条件として「大卒」が挙げられているため、具体的に書くのは良いのかもしれません。反対に女性の学歴は大卒ではない方も多く、全体の3割ぐらいは大卒ではない人も多いです。
以前に大卒の女性の友人から「恋人は大卒ではないとだめ。話があわさなさそうな気がするから」と聞いたことがありますが、付き合う上で学歴は関係ないような気がします。
ホワイトキーの食事について
他の婚活パーティーで質素な食事が出てきたため「ホワイトキーの食事はどうなのか」と思っていたところ、案の定食事はよくありませんでした。パーティーの詳細情報には「ケーキ」「スナックオードブル」とありましたが、出てきたのは「HIROTAのシュークリームアイス」「コーヒープリン」「お菓子(クッキー)」「ケーキ」でした。おいしかったのですが、オードブルはほとんどなく、がっかり。さらにプリンを食べたかったのんですが、スプーンがついていませんでした。
とはいえ、フリータイム中に話したい女性がいなかったため、男性が来なかった女性を見つけて一緒にお菓子を食べることに。その方はわざわざ横浜在住なのですが新宿主催のパーティーに参加していました。その理由を尋ねてみると「仕事帰り」に来たとのこと。プロフィールに勤務先「渋谷等」と書いてあるのが気になり、「どうして等なのか」尋ねてみました。
「派遣でいろいろな店舗で販売の仕事をしているんです」
そして、ホワイトキーのパーティーに参加していたことがあるのかも聞いてみると、「3回」ほど参加していました。
「3回も参加しているのですね。新宿主催のに参加したのですか?」
「いいえ。横浜で参加したことがあります」
「そうなんですか。横浜はどうですか?」
「横浜はこの会場の3分の1ぐらいの広さで狭いですね。今日はあまりにも広くて人数も多いのでびっくりです」
「へえ。狭いのですね」
横浜のほうは不評らしいです。どの会場に参加するのもも大切なようです。パーティーは19時30分開始で食事をせずに臨んだのですが、終了時間が9時15分だったため、とてもお腹がすきました。念のため、ヴァダインゼリーを持ってきたので帰宅中に飲み干してから帰ることに。
結論としてはホワイトキーのパーティーでは出会いを期待しても、食事を期待してはいけません。そもそもプログラムスケジュールがとてもぎっちり詰まっているので、食べる余裕さえもありません。食事は会話をするためのきっかけにするぐらいが良いでしょう。
ホワイトキーパーティでは女性は選択範囲が狭い
未だに古いと思うのですが、婚活パーティーの特徴の1つとしては「男性から女性にアプローチしなければならないこと」が挙げられます。ホワイトキーのパーティーでは女性が自分からアプローチできるのは前半のフリータータイムのみ。あとは男性がやってくるのを待つしかありません。
なかなか自分から積極的に声をかける女性は少ないため、結局、女性のほとんどは自分の席から動きません。そのため、一緒にパーティーに参加した女性からこんな声を聞きました。
「ずっと座りっぱなしで腰が痛くて」
ホワイトキーのスタッフの方には座りやすい椅子を用意しても良いのではないかと思ってしまいます。
婚活パーティーのフリータイムは戦場
ホワイトキーでは前半、後半に分けてフリータイムが2回あります。
・前半のフリータイム(3回)トイレ休憩も兼ねて、男性女性とも自由に移動が出来る。
<中間発表>
・後半のフリータイム(2回)トイレ休憩は禁止。完全にどこかに着席しないといけません。
フリータイムはパーティー初心者にとって厳しい時間です。初めて参加したとき、まわりの男性のすばやい行動に驚いたことがあります。特に前半のフリータイムの1回目は要注意。パーティー慣れしている男性はお菓子や飲み物を2つ手に取り、目当ての人気女性の前に一目散に走っていきます。
遠慮しているとあっという間に席が埋まります。たいてい男性のほうが多い傾向にあり、数名ほど男性は立ち尽くすことに。時間を無駄にしてはいけないと思い、そのときはまわりの男性に声をかけてみるのもよいです。なぜか婚活パーティではライバル意識があるのか話しかけない人が多いです。
私が話しかけたのは20代後半の男性。男性なのにぱっちり二重で草食系な感じ。情報収集をかねて、婚活状況について聞いてみました。
「席が埋まってしまいましたね。よく来られるのですか」
「まだ2回目です」
「そうなんですか。私は初めてで。ちなみにどこの会場に行かれたのですか?」
「銀座ですね」
「どうだったんですか」
「人数が少なくて駄目でしたね」
「そうなんですか。私も他の立食系のパーティーに出たことがあるのですが」
「私は行ったことがなくて。こんな感じで時間も決まっているとありがたいです」
「そうなんですね。でも隣でお話を聞いていると会話がすごい盛り上がっていた気がするのですか」
「ありがとうございます」
自分から積極的にいけない人にはオススメなシステムかもしれません。とはいえ、そんな彼も、その後、一目散に目当ての女性に駆け込んでいく姿を見かけました。私も1人だけ気になる人がいたので、前の男性がいなくなった途端、すぐに相手へアプローチ。
「よろしいでしょうか」
「いいですよ。ちょうどお話をしてみたかったので」
あとで知ったのですが、私に対する彼女の志望度は第4希望から第6希望でした。その後、先ほど話しかけた男性と帰りがけにエレベーターで一緒だったのですが、なんとカップリングが成立していたようです。
ホワイトキーの女性は友達同士で参加している
●ホワイトキーの女性は友達同士で参加している
ホワイトキーのパーティーに参加しようと、少し早めに会場に到着すると、異様な光景が。複数の男性がビルの前で出待ちをしている。何も知らない人から見たら不気味な光景。
そのうちの1人が女性に声をかけているのを発見。相手は見るからにとてもキレイな方でした。しかし、どのような会話をしているのかわからないのですが、その女性の隣には友達らしき人がいて断られているようでした。
その後も女性のペアがビルから去っていくのを見かけることに。なぜか前回の女性を見ていると、ヴィトンのバックを持って、キャバクラ嬢でもしていそうなメイクが派手な人が多かった印象があります。
それにしても友達同士でパーティーに参加するのは気まずないのか疑問に思います。たいてい、会場では申し込みが同時なためか。席が隣同士であることが多いです。もしかすると、あまりに自己紹介(会話)の時間が短く、集中している為、気にならないのかもしれません。
せっかくカップルが成立してもその場では食事やお茶に行けないこともあります。場所によっても友達同士で来ている比率に違いがあります。ホワイトキーの銀座のパーティに参加したときには1組いただけであとは1人参加でした。
ホワイトキーでは対象年齢の人しか来ていない
よく婚活パーティーでは年齢詐称している、もしくは、年齢対象以上の人が紛れていることがあります。
「32歳以下のパーティーに参加したのですが実際行ってみると35歳ぐらいの方が何人か来てました」
ホワイトキーではどうなのか調べてみたところ、そのような人は一切いませんでした。参加したのは34歳以下の女性が参加できるパーティでしたが、年齢構成は以下の通りでした。
24歳 1人
25歳 3人
28歳 4人
29歳 1人
30歳 2人
31歳 2人
32歳 2人
最年少は24歳、最年長は32歳でした。平均年齢はだいたい29歳ぐらいです。まさに結婚を意識している年齢と言ってもよいかもしれません。最年少の人は横顔美人でした。
席を移動している間に彼女をチェックしていたのですが、とてもきれいな顔立ちをしていました。しかし、いざ正面に座って相手の顔を見ると印象が全く違いました。あまり結婚を真剣に考えているようには見受けられず、会話をする気が失せてしまいました。一応、第4希望にしましたが、中間発表のマッチング率は22%です。やはり、どんな人にあたっても平等に接しないと、相手には伝わってしまうものです。
ホワイトキーではいつ到着すればよいのか
●ホワイトキーではいつ到着すればよいのか
ホワイトキーでは1日のうちに複数回パーティーを開催していますので、あまりにも早く会場に到着してしまうと待ってしまうことになります。だいたい10分前に会場に到着すると良いかもしれません。
あまりにも早く到着して会場の外で待っていたところ、スタッフの人が片づけをしており、どのスタッフも会うたびに「お待たせしてすみません」と声をかけてくれました。
会話に困ったら身の回りにあるものを褒める
●会話に困ったら身の回りにあるものを褒める
ホワイトキーのパーティーに参加して、なかなかプロフィールシートで聞くことがなければ、相手の身の回りにあるものを聞いてみるのも良いです。例えば、29歳の看護師の女性と会話していた時のこと。彼女が携帯をいじっていたので聞いてみました。
「かっこいいiPhoneのケースをつけていますね」
「これ劇団四季で販売されている『ウィキッド』のやつなんです」
「劇団四季に行かれるのですか」
「そうなんです。月1回ぐらい行っています」
「私は行ったことがないのですが、何がお勧めですか?」
「CATSですかね」
「そうなんですか。私はライオンキングは有名なので一度は見てみたいなと思ったりしているのですが」
「ライオンキングもいいですね。」
「結構お金がかかるんじゃないですか」
「そうですね。1万円ぐらいですかね。有名人が出ているような舞台であれば1万円以上しますし、安い方かもしれません」
携帯をいじるまで口数が少なかったのですが、よく話してくれるようになりました。
「それにしても趣味には書いていなかったのですが、趣味なのではないでしょうか」
「確かにそうですね。趣味と言われるとなかなか思いつかなくて」
彼女の新たな一面を見ることができました。好きなものは想い入れがあるため、そこから背景など聞くとよいかもしれません。