arex103M banana

アレキサンダー103M

アレキサンダー103M、もちろんノーラッカー

通称bananaです(笑)

なになにモデルと呼ばれ、工房やメーカーが閉じそのモデルは他工房・メーカーに引き継がれるなか、100年にわたりアレキサンダーのフラッグシップ・モデルです。

通称「banana」は、2004年東京滞在時、京都のK林さん、東京のTぞうさん、埼玉のKーンスペさんと某楽器店で試奏に行ったとき、奥から出してきたものをか〜るく値切って現金速攻購入しました(笑)。そのとき「バナナのたたき売りみたいやったわ!」との様子(関西人には普段の風景・・)で、確かにKーンスペさんは目を丸くしていたなぁ(笑)ゆえに「banana」と命名しました。

購入時は表面が酸化して輝きはなく、ニッケル部もつやを失っていました(写真を撮っておけばよかった!)。抜き差し管も抜けないところがあるし、調整はすべて自分でやりました(夏に広島に出張しているとき台風でやることがなかったので・・・)

「かなり古い」と聞いていたのですが(わたしにはどうでもよいこと)、確かに製造番号は古い(666×)が、ローターキャップは手彫りではないし、ベルにはワッペンが貼ってある、マウスパイプにはウォーターキィがついている、ジョイント部は現在のものと同じ、なのでせいぜい20年ほど前の製造ではないかと思います。

というかキリスト教圏ではこの「獣の数字」(オーメン覚えていますか?)が含まれているから売れないのではないかと思います。本体の製造時期は古いが会社に置いたままにしていて出荷の時に部品を新しくしたのかもしれません(憶測)。

何かご存じの方がいたらご教示ください。

まぁ以上のようなことは、どうでも良いことですが、それなりにしっかり吹いてらしゃった方が前オーナーのようで使用感はありますし、良く吹き込んであります。その意味では良く鳴るのですが、現在の103と比べブラッシーになりにくいし、どちらかというとパックスマン的な少々重い吹奏感と音色です。

もともと310フルトリプルがアレキサンダーらしくない鳴りがする楽器でもちろんしんどいのですが、一人練習で出張時など持ち歩くには重いし、盗まれたらたまらない、と思っていましたから完全に練習用の楽器として扱っています。基本的にはロングトーン、リップの練習専用ですね。さすがにプラクティス・ミュートをつけて吹くだけですし、これは楽器に多大の圧力と負担をかけるのでメイン楽器ではあまりやりたくなかったのです。

しかしこれも古い楽器ですから、極端に圧力をかけるような吹き方をすれば金属が裂けるかもしれませんから丁寧な吹き方を心がけたいものです。

裏側 アレキ社特許のスパイダーバルブ(しかし6本なんだからインセクト・バルブのほうが正しくないか?

Index or My Horns