| Model Prf.Kravka by Meinel & Sohn Kligenthal | |||||||||||||||||||||||||||
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| さて、お待ちかねのモデル・クラフカの登場です!
わたしはこのフォルムに魅せられて、実は20年近くになります。レッスンで順番を待ちながら、あるカタログを手に取りました。その時目に飛び込んできたのがこの楽器でした。F-Bきりかえばる部を中心に対称形のデザインは大変美しい! 世にもきてれつなフォルムをじっと見ると、息の流れの自然さを極力実現しようとして設計された円形に並んだ6つのバルブの配置、そしてかつて見たことがないような抜き差し管の曲げがわたしを魅了しました。 それから長い時が経ち、すっかり失念していましたが、昨年頃から大トトロさんの「角笛情報掲示板」に時々オークションに出品されているため思い出してしまったのです。とはいえ海外オークションで是が非でも手に入れようと思うほどではありませんでした。しかし猫屋敷HPを作ってから舞い込んできた「Wiener-hornmanufaktur」のオッサンが「もってるよ」とのことで手に入れるチャンスだと思い、ウィーンから手に入れました。ちなみにこのオッサンはKravkaの新品を製作してくれますよ(笑)。 いろいろ紆余曲折があったのですがそれは割愛させて頂きますね(笑) |
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| Meinel & Sohn Kligenthalと刻印がある。shrさんからの情報によるとこの町は、ザクセン、フォクトランド地方の楽器の生産地で、同地はチェコとドイツの国境近くアコーディオンの国際コンクールで有名だそうです。 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 裏から
とにかくある一定の角度以上の曲線が少なく、息の流れを考えた設計であることがわかる。 |
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| さて皆さん何に興味があるといって、このバルブ部だと思います(笑)
息は小指側つまり3番抜き差し管(この設計だと延長管と呼ぶ方が正確のような気がします)から1番抜き差しにまわります。手前のバルブがF-B切替バルブです。バルブはすべて息に対して順目で周り、、キィを押さえると2本のバルブが動く構造です。 |
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| Wiener-hornmanufakturのオッサンからもらった設計図 | |||||||||||||||||||||||||||
| アレキサンダーのバルブキャップを比較のためにおいてみました。かなり小さなバルブです。 | |||||||||||||||||||||||||||
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| やはりアレキサンダーのベルと比較しました。一回り小さなベルでおそらくウィンナホルンと同じぐらいだと思います。 | 抜き差し管
上側がB管、下側がF管の配置になっています。3番管はちょっとグルグルなため水抜きがしにくいです。 |
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| インプレッション
息の流れの合理性を考えた、というわりに抵抗感の強い吹き心地です。ただ非常にスラーがしやすい。Wiener-hornmanufakturのカタログでは「Two pairs of valves per slide(air- in- and air-out-valves) placed in circle form allow"Perfect Slurring" by "Smooth" tuning round the air streem (similer to the WIENER HORN)」(オッサンから許可を得て転載)とあり、「2つのバルブの連動と円形配置により「完璧なスラー」と、抜き差し管のスムーズな流れを形成し、ウィンナホルンと同等である(しみつ99による意訳)」と述べられていますが、確かにウィンナホルンにある独特の抵抗感に似ているものが感じられます。またはバルブを押さえたときにナチュラルホルンでボーゲンを換えたときのような感覚を感じます。 特筆すべきは音程の良さです。いわゆる音程のクセはありますが、音程のクセあるいは音程の良さが、音色のばらつきによる犠牲を払わずに自分で思った音程をとれるという点は、わたしにとって魅力があります。 楽器はイエローブラス製(ノーラッカー)、ベルの肉厚は厚い方で、細部もしっかりとした作りです。またバルブ部によるバランスの崩れもなく持ちやすい。1970年代後半の製作だそうですが、楽器がまだ生きています。 肝心の音色ですが、いわゆる太い音も鳴りますが、おそらく旧東ドイツ・チェコのタイプの吹き方で音色を作るタイプではないかと思います。しかしアレキサンダーのようなはっきりとした音色感を持つのではなく、演奏者自身が音色を作るのに適したタイプでしょう。そういう意味ではクルスペ・タイプに似た現代的な音色感だと思うし、一方素朴な音色も容易に作れるのでオールラウンドタイプだと思います。またどちらかというと息圧を持った演奏者が軽く吹くと遠鳴りする典型的な楽器だと感じます。 もちろんすべてのModel Klavkaがそうではないと思うので、あくまでこの個体の印象です。 (しみつ99 2005.3/28) |
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| 一応「可変式小指かけフック」です。けっこう持ちやすい。 | |||||||||||||||||||||||||||
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| ★追加情報は随時載せていきます。
(現在調査中) |
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