Practice
ホルンの練習方法と注意

はじめに

1.ホルンの練習方法

といっても、ホルン専用の特別の練習方法があるわけではありません。当たり前ですが金管楽器一般と基本的なことは同じです。

しかし、金管楽器の中でホルンだけ非常に変わっていることがあります。それは「ホルンの通常の音域は高次倍音域で構成されている」ということです。

ホルンは管長が担当音域のわりには非常に長い。F管の全長はFテューバと匹敵しますし、B管の全長はユーフォニアムに匹敵します。つまり音域的にはアルトの音域であるのに、管の長さはベース担当の楽器と同じ、ということになります。このため倍音が密集していて「音をはずしやすい」し「音程もとりにくい」、そして「音色も鋭くなりがち」となりホルン・パートに求められる「柔らか」でしかも「変化に富んだ」、そして「木管と金管をつなぐ音色」「弦楽器を豊かに響かせる音色」を手に入れることは簡単なことではありません。

難しい楽器であるということは、音楽的な吹き方・響かせ方をするために 、かなり集中力をようする「身体コントロール」を習得する必要があるわけです。

つまり他の楽器よりも細かな身体コントロールがあってはじめて他の楽器とわたりあえる、という課題があるということですね。

2.身体コントロール

具体的には、見た目として「姿勢」「構え」が身体コントロール全体に及ぼす影響は大きいと考えています。

また、呼吸も一般的には「腹式呼吸」が重要とされますが、ここでは息の吸い方・息の吐き出し方の考え方を中心に述べたいと思います。

あとはウォームアップから始まり、チューニング、ロングノート(ロングトーン)、基礎連、それから応用練習、高度な練習法を紹介してみます。ただ、練習法に関しては様々な演奏レベルがあるでしょうし、いろいろなやり方がありますから、指導してくださる方がいたらその方に従って練習をするほうが実際的なレベル向上につながると思います。

ここで紹介しているのは私が実際に楽器を持てば、およそ30〜45分程度には実践しているものです。

はじめに 姿勢(かまえ) 意識すべきはじめの呼吸
ウォームアップ チューニング ロングノート(音作り)
基礎連1 基礎連2 基礎連3
応用の練習 高度な練習