管理人の受けた治療

キアリ奇形による空洞症で、1度目は減圧術を行い、硬膜形成なし。
一時は空洞の縮小があったものの、再び拡大。
1年後、セカンドオピニオンにて減圧術・ 硬膜形成受ける。

1回目の手術(地元脳神経病院)

2001年9月
大後頭孔減圧術
後頭部と第一頚椎を含め3×4cm
髄液の流れを図りながら骨を削る。
硬膜形成はせず。

麻酔が覚め、
痛みが酷くてその夜はまったく眠れなかった。
個室は1泊。ICUには入らず。

(術後1日目)、
看護婦さんを呼ぶのが面倒で
自力で無理やり個室のトイレに行っていたら
看護婦さんに元気とみなされ、大部屋へ移動になる。
(個室が足らなかったというのも理由の一つ)
CTで術後の癒着がないかどうかを確認。
個室から自分の大部屋まで70メートルくらい?歩く。
手術24時間後には歩いてしゃべっていた。
今考えるとたくましい。

フィラデルフィアカラーを2週間くらい装着。
夜は砂嚢(さのう)をして首を動かないように固定。
もちろん寝返りは厳禁。枕も使用禁止。
傷口を 下にして寝ているのでこの間は痛くて殆ど眠れず。
その後、ソフトカラーを2.3日装着。

痛み止め、眠剤はほどんど効かなかったので飲まず。
退院時のMRIは髄液の流れをはっきりと確認。

(入院期間は3週間)

2回目の手術(東京慈恵医大)

2002年10月
前回手術で削りたらならかった骨を削る。
硬膜形成をする。

麻酔をが覚めてから、
傷口の痛みはほどんどなかった。
寝返りはうってもよかったが、
寝返りを打つ体力が殆どなかった。
ICUに一泊。
テレビを貸してくれたが、
体力がなくて見られなかった。

(術後1日目)
大部屋に帰ってきてからのこ と。
ベット上安静 。
ベットの上だったら何をしてもよいと言うので
踊ってやろうかと思い、立ってみたら
さすがにくらくらしたのでやめた。
殆ど寝ていた。
記憶も殆どなし。

(術後2日目)
トイレへの移動は車椅子使用と言われたが、
歩けることが判明し、
歩いてトイレへ行くことを許される。
術後の痛みは2回目の方が少なかったけど
元気回復は1回目の方が早かった。

退院時のMRIは取り立てた変化はなし。

(入院期間は2週間)

 

手術内容の簡単な比較

1度目と2度目の手術の大きな違い、それは硬膜形成だったと思います。

1度目の手術では硬膜形成はしていませんでした。
その代わりに、硬膜を薄く削り、硬膜を伸ばしました。
硬膜を伸ばすことにより、髄液の通り道を広げるのだそうです。

手術は髄液の流れを測りながら硬膜を削っていたそうです。
髄液の流れが確認できたので、硬膜形成はしませんでした。
(当初は私も硬膜形成する予定で手術に臨みました。)

術後2週間くらいの退院時のMRIでは、空洞は縮小していました。

3ヶ月後のMRIで再び空洞の以前ほどではないものの
空洞の拡大が確認されました。

術後10ヶ月間ほど、そんな状態が続いたので
セカンドオピニオンで東京へ。

2度目の手術では硬膜を切り、人口硬膜(ゴアティックス)を張りました。
一度目の手術で削り足りなかった骨も削りました。

結果、空洞はほぼなくなりました。


硬膜を削ることと、人工硬膜ではどのような違いがあるのでしょうか?

硬膜を削っただけでは、その時硬膜が広がったとしても
再び戻ってしまうことがあるそうです。

また、横になった状態(寝ている状態)と
起きている状態(普段の生活の状態)では
髄液の流れが違っているそうです。

2度目の方が空洞の縮小に時間が掛かったけれど、
結果としては、
2度目の手術で空洞は縮小しました。