翠銅鉱 Dioptase


翠銅鉱の写真

産地:Altyn-Tyube Kazakhstan
幅:21mm
硬度:5  六方晶系
   化学組成式:Cu6(Si6O8)・6H2O


エメラルドによく似た色の稀産の鉱物です。 色がきれいで人気が高いため、稀産という割にはミネラルフェアなどでよく見かけます。 私は、そのうちパパゴ石入り水晶のように採れなくなって、値段がどんどん上がっていくのではないかと心配しています。

1785年、カザフスタンで発見された当初はエメラルドと間違われたといいます。 その後、1797年にエメラルドとは成分が違うことがわかりました。 他にエメラルドと違う点は高度が5と低い点です。 宝石としてカットされ、指輪やペンダントとして加工されれば間違いなく売れるとは思いますが、硬度が低く欠けやすいためカットされることは稀です。



前ページに戻る