湯河原沸石 Yugawaraite


湯河原沸石の写真

産地:神奈川県足柄下郡湯河原町 不動の滝
大きさ:幅42mm 高さ32mm
硬度:41/2〜5  単斜晶系および三斜晶系
   化学組成式:Ca(Al2Si6O16)・4H2O


東海道線の湯河原駅前の通りを右折すると温泉街へ出て、さらに奥へ行くとこの沸石が最初に発見された不動の滝に出ます。 昔、湯河原温泉に行った事はありますが、当時は学生で鉱物収集もやっていませんでした。 やっていたなら不動の滝へ行っていたでしょう。

湯河原沸石は1952年、アマチュア鉱物研究家の大御所、故桜井欽一博士によりこの不動の滝で発見されました。 桜井博士はこの新種の鉱物の研究により博士号が贈られました。

他産地でも湯河原沸石は産出していますが、この標本を購入したのは桜井博士の発見したのと同じ湯河原産のものだったからです。



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