藍銅鉱 Azurite


藍銅鉱(表)の写真

藍銅鉱(裏)の写真

産地:Atlas Mts, Bou Azzer Morocco
硬度:31/2〜4  単斜晶系
化学組成式:Cu3(OH)2(CO3)2


日本画の岩絵の具の「群青」の原料です。 紺色とも違う深く、濃い、鮮やかな青、群青色とはこの色を指していうんだなと再認識させてくれます。 ちなみにラピスラズリの青は「ウルトラマリン」です。

写真の標本は細かい結晶が密集しています。 藍銅鉱はこのように結晶となっているもの、結晶せず塊状で時に孔雀石(日本画の岩絵の具「緑青」の原料)と共生しているものが見られます。 宝飾品として研磨されたものは「Azuromalachite」と呼ばれます。



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