緑閃石Actinolite
(透緑閃石・アクチノ閃石)


緑閃石の写真

産地:愛媛県宇摩郡別子山村宮城
大きさ:高さ42mm 幅42mm
硬度:5〜6  単斜晶系
化学組成式:Ca2(Mg,Fe)5(Si8022)(OH)2


緑閃石・アクチノ閃石とも呼ばれます。 緑色片岩と呼ばれる結晶片岩の主要な造岩鉱物です。 写真上の標本は緑色の柱状結晶が母岩に埋没しています。

工芸品や宝飾品に加工される玉は硬玉と軟玉に分けられます。 硬玉は輝石グループのひすい輝石(Jadeite)を指します。 軟玉(Nephrite)は透緑閃石の繊維状集合体の繊維が顕微鏡レベルの微小なスケールになって、見た目には緑色の塊になったものを指します。



前ページに戻る