砂の城
あたしはシャルロット。
せいけんのゆうしゃホークアイしゃんと、リースしゃん、ケヴィンしゃん、デュランしゃん、アンジェラしゃんとたびをしてるちょうぜつびしょうじょでち。
しゃるたんはぱーてぃのかなめなんでち!
いまは、しんじゅうをたおしてまわってるんでちが、みんながかなめのしゃるたんをこどもあつかいして、マイアのちかくのすなはまで、バイゼルによる
ついでにかいすいよくをすることになったんでち。
ついてすぐ、ホークアイしゃんは、じゆうこうどうのごうれいをだしまちた。
ホークアイしゃんはさりげなくリースしゃんをさそい、アンジェラしゃんはごういんにデュランしゃんのうでをとっていってしまいまちた。
そのばにのこされたのは、あたしとケヴィンしゃんのふたりでちた。(あぶれ者二人組み。)
のんきにケヴィンしゃんがいいまちた。
「なあシャル、ホークアイ達行っちゃったぞ。おいら達はどうするんだ?」
「どうしまちょうか・・・。そうでち、おしろでもつくりまちょうか。」
「城?砂で城か?いいぞ。つくるか!」
「うんしょ、うんしょ・・・あー、おさえつけてもすながかたまらないでち。」
「少し水を含ませるといいっておいら聞いた。」
「どーしてさきにいわないんでちか!」
「うう、ごめん・・・」
あたしは、ばけつにみずをくんですこしすなにまぜまちた。
そのすなをつかってかためていくとどんどんつみかさなって、ずりおちましぇんでちた。
「おおー、よくつめるでち・・・。」
しばらくしたあと、ケヴィンしゃんがいいまちた。
「シャル、これ城じゃなくて山・・・」
うぅ・・・しまったでち・・・。のせるのがたのしくてわすれてたでち。
「こ、ここからけずってかたちにしていくんでち!」
「お、おう・・・。」
ガリガリガリガリ・・・どさぁ・・・
「うぅ、くずれちゃったでち・・・」
「やっぱ、積みながら形作ればよかったな。」
あたしはすなをふたたびつみあげながらいいまちた。
「ああ、こんなときヒースがいてくれたら・・・ばんのうなヒースのことでち。すなでおしろなんかかんたんにつくってくれるでちょうに・・・
ああ、さいあいのヒース・・・いまどこにいるんでちか・・・」
ヒースのことをおもいだし、あたしはすこしかなしくなりまちた。
「うぅ、かわいそうなヒース・・・あのへんてこおやじにさらわれたばっかりに・・・いまどこにいるんでち・・・。」
「シャル、泣いてる?」
きがつくと、あたしのめからはなみだがこぼれていました。
「あ、あれ、へんでちね、めからあせがこぼれてるでち。ケヴィンしゃん!これはないてるんじゃないでち!シャルたんがなくわけないんでち!」
「そうか、それならいい。ならもっと笑え。シャル笑ってたほうがいい。ヒースさんも泣いてるシャルよりも笑ってるシャルの方が好きだぞ、きっと。」
「そうでちね。じゃあ、わらってるでち。」
「そうだ。笑ってろ。そして神獣倒そう!みんなやっつけたら、きっとヒースさん戻ってくる。な、がんばろう?」
「はい!じゃ、いくでち!ばりばりたおすでちよー。」
あたしは、おもいっきりかけだしまちた。
・・・よし、シャル元気になったな。
これでホークアイに頼まれてたシャルの疲れも取れたかな。
シャルは子ども扱いって怒ってたけど、本当は呪文の詠唱に影響するほど疲れてたし。
・・・あれ、シャルいなくなった・・・そこまで元気になったならもう大丈夫かな。
よし、オイラも行こう!
夕暮れが近づき、六人が集まった時、シャルの顔には笑顔が浮かんでいた・・・。
よし、できた。いやー読みにくいのにここまで付き合ってくれてありがとうございます。シャルに喋らせて進めると読みにくいな。
100のお題初挑戦小説『砂の城』。いかがでしたでしょうか。読みにくい以外で。(笑)
第二のお題は何だー?な、なに・・・『囚われの娘』・・・だと・・・誰使おう・・・。
Fisherman
ちょっと切なめのシャルと大人びたケヴィンの話。(違)