種菌紹介(当農園の感想)・・・茨城県常総市のしいたけや           24年4月更新

 

北研705号は菌床栽培では培養期間(120〜150日)が長く、菌床は固く丈夫です。

集中発生しにくく、長い期間をかけてきのこを収穫するのに向いています。

中温菌で秋から春にかけての自然を利用した温度差発生(10度〜22度)が基本です。

芽つくりが鈍い性質なので、いかに効率よく芽を持たせるかが課題です。

☆上面栽培が基本ですが、浸水による全面発生も可能かと思われます。

 

☆きのこの鮮度が落ちにくいのです。普通の椎茸と比べて数倍長持ちします。

成長のスピードが遅いためしっかり仕上がるためと思われます。

傘の裏は白く、水きのこ(特に水分の多いキノコ)になりにくく、肉厚で

しっかりしていて味もよく、焼いても痩せにくいです。

鮮度の証し、綿毛のような鱗片(りんぺん)がしばらく消えません。

☆刺激を与えて発芽を促すのですが芽数が少なく大型のきのこになりやすい。

 刺激の方法によっては、1菌床あたり15〜30個の芽が付きます。

 

 ☆独自の培養管理、独自の菌床水分管理、独自の発芽管理(そのまんま浸水)

 により安定した収穫量を目指しています。

 培養は、前半は温度低目、通気少な目、後半は通気多めです。

 発芽の刺激は、菌床の状態に合わせるのはもちろんですが、基本にあるのが

 乾湿の刺激でそこに、その他の刺激を組み合わせて調整して発芽を促します。

 少し多めに芽をつけて芽欠きをして間引きして200〜250g/菌床収穫で

きるようにします。最終的には6か月で1菌床あたり1200g以上が目標です。

販売は直売所主体なのでA品にはこだわりません。

 

 

       

菌床は北研を通じて日本メデカル食研(栃木県鹿沼市)から購入。

 

(株)北研にはその他、菌床の仕上がりが容易で栽培もクセがない600号

中型きのこで水きのこになりにくく品質の良い603号、芽づくりが旺盛で

無理なく発生できれば、肉厚でA品が多く、少し無理すれば1菌床当たり1・2k

〜1・5kg収穫できる607号、培養期間が短く浸水発生向きの701号、  

30度でも自然発生可能な73号等があります。栽培方法や販売方法などにより

使い分けるとよいでしょう。 

 

        上面栽培は(株)北研の特許です。使用には北研の許諾が必要です。

        きのこ栽培を詳しく知りたい方は(株)北研中央営業所の田口までお問い合わせください。