小腸の次は、「大腸」です。長さはおとなで150〜160センチくらいあります。小腸に比べると短いですが、太さでは負けません。直径が5〜8センチもあります。大腸の主なはたらきは、「水分を吸収すること」です。そしてもうひとつ、「食物せんいの発酵」をします。食物せんいは、消化することが難しいため、大腸はある工夫をしています。その工夫とは、「数百種類の細菌をたくさん住まわせていること」です。その細菌たちに、食物せんいなどを利用して栄養素(乳酸)などをつくってもらって、“ぜん動運動”をする時のエネルギーにしています。つまり、消化を手伝ってもらっているのです。ですから、野菜などに多くふくまれる食物せんいを食べることは、大腸の動きを盛んにすることにつながるので、体にとっては必要なことだと言えます。