この地の独り言
最近熊野古道が世界遺産になっちゃったから
世間が騒がしゅうてかなわんわい。
この地は、昔からこんなもんなんじゃわ
温暖で 海からすぐに山なんじゃ 別に昔っからかわっとりゃ~せん
人間は、はやりにふりまわされるからの~ ややこし~わい

大自然に恵まれた いにしえから続く熊野の一日は、
   小鳥の囀りで始まります

 大都市からは、遠く離れています、だからこそ大自然が
   いっぱい残されているのです
   ゆったりとした時間の流れに身をまかせて くつろいでみませんか。 
   すぐ側に水大師がある


山と信仰
民泊施設は山の中にあります
夕方から夜にかけては車もほぼ来ないもちろん人など殆ど来ません
だが野生動物はたくさん来ます
夜には鹿さんがこんばんは!と来るかも!!?

一方では山の中だからこそ自生している植物が豊富です
蘭類や酢の木
春はタラの芽やワラビ、筍、こごみ、フキ等々

一方で虫も多いです
一番困るのがムカデやマムシですね。
対策をしてもしきれないところがあります

それらを差し引いても春のウグイスの鳴き声や花が咲き誇り
初夏には蛍
と季節それぞれの魅力は都会や街中では体験できないでしょう

私のお勧めは満月に近い日の山野の情景
夜空の星などより幻想的なことです

宿泊していただいた方にぜひ山の美しさなどを感じてもらいたいです

水大師

井戸町の奥 曽山、木本町から大馬へ2キロほどの山道を行くと水大師がある。今は、寂れた
が、昔は、たいへんにぎわったもので 縁日の21日には、参拝者が沢山きたものだ。このため
 当時でも名物で人での多かった木本花火大会なども 人集めの為、水大師の縁日である21
日に合わせて開いた程だった。旧の3月21日の大祭ともなると 近郷近在は、勿論、遠くから
の信者も来て三千人あまりの人手を見せたこの地方最大の祭りと言われたものだ。ここの祭
りには、千本のぼりが付き物だった。願い事をする信者がそれぞれ1人千本の小さな紙ののぼ
りを参道の両側にたて並べ それが風になびいていた、大東亜戦争中は、凄かったと当時の
堂守が 話していた。当時は、身内の無事なる帰還を願っていたのだ。   当時は勿論、露
天、見せ物もずらりと並んでにぎわった。この霊水は、弘法大師に教えられたと言うお堂内の
わき水で、雨が降り続いても増えず、日照り続きでも減らずと言う不思議なわき水で、御詠歌
には、
「ありがたや~仏やすまの法の水、汲めどもつきぬ薬なるらん」

あなたは、満月の夜の明るさを知っていますか?
満点の星空は 晴れてさえいればどこでも見えますが
満月若しくは月があまり欠けていない日は月に2~3日です
しかもその日に晴れていなければ 月夜の明るさを実感できません。
幻想的な満月の夜の地表を見てみたいと思いませんか?
きっと狼男に出会えるでしょう!いや天狗かな?
もしかしたら妖怪一本たたらか!
この地は、そう言うところですよ。

       
 山間地につき静かなところです