高麗周辺


(春)


3月26日  近くの高麗神社では、今、梅と枝垂桜が一緒に咲いてます。梅の香りがとてもやさしくて癒されます。


(夏)



8月19日  稲穂の風が心地よい巾着田です。水車のそばの睡蓮が今見ごろです。雑木林もきれいに草が刈
        られて、さっぱりしています。
       





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高麗本郷 小字名(こあざめい)釜土、地元の人はカマッチャと呼ぶ、もっとも今は忘れ去られようとしているが、その昔カマドを作るための土が採れたという。彼岸花で有名な巾着田、昔話に出てきそうな、九万八千神社、見晴らしのいい山頂近くの金比羅神社、やさしい山容を見せる日和田山。その登り口にいたずら弐番館はある。現在の自治体名は元宿。
高麗川沿いに日向、高麗本郷、清流、高岡、梅原、栗坪、新堀と高麗郷の美しさ、優しさ、楽しさを地元民の目線で追ってみる。

   野遊び

                                            
山菜 日和田山周辺、巾着田から宮沢湖にかけてのその丘陵地帯には豊富とはいえないが採ることができる。蕨、蕗、タラ、ノビル、ゼンマイ、セリ、
イタドリ、ウド、ハナイカダ、ナズナ、タチシオデ、トトキやオケラも採れるが、食すよりは花を愛でるといい。あまりポピュラーではないがたくさんあって美味しいのがハナイカダとイタドリ、前者はてんぷら後者はフライにすると逸品である。タチシオデは山のアスパラといわれているがゆでてマヨネーズ醤油がおいしい。ノビルは生で味噌もいいが、スライスしてホイルのみそ焼きが一番。

今年の大収穫 まさに蕨の畑ですよ

毎年四月下旬から、五月いっぱい4回程採りに行きます。1回につきスーパーの買い物袋2袋ぐらい採れます。
大きいのでは太さが小指ぐらい長さ30センチ位の、やわらかく、ぬめりの有る蕨です。場所は、ひ・み・つ。



野いちご 山菜採りが一段落して梅雨時になるとのイチゴの季節だ。日和田山登り口から清流の集落を抜けて奥武蔵グリーンラインを車で行きピンポイントで狙うのがいい。粒粒のはっきりした苗代イチゴ、1〜1.5センチになる甘い草イチゴ、黄色で大きいもみじイチゴ、採取時期は多少違う。生食も美味しいがジャムがなんといっても最高。ほのかに残るあの粒粒感は他では味わえない。あまり多くないときは市販のイチゴと混ぜてもいい。レモンを少し絞って入れると味がしまる。冬イチゴは食べてもいいが花のなくなる11月〜1・2月に赤いかわいい実がなるので観賞用として庭や鉢に植えておくと楽しい。


きのこ

             

   

夏の終わりから秋はきのこのシーズンとなる。知識はほとんどないがほぼ毎年出るものを列記してみる。ナラタケモドキ、チダケ、ホウキダケ、タマゴダケ、ハタケシメジ、ウラベニホテイシメジ、クリタケ、コガネダケ、アカモミダケ、ヒラタケなど里山にしてはなかなか豊富である、炒めたり、煮込んだりてんぷらにしたりまさに絶品。自然の恵みに感謝。秋も晩秋になるとヤマイモ(自然薯)堀り、重労働だが折れずに掘れたときの満足感は最高!!

魚・鳥

コスモスやそばの花、黄金色の水田。巾着田を取り巻く彼岸花、その外側を表情豊かに流れる高麗川。水量は少ないが県内の河川で一番を清流にえらばれたこともあり、バーベキューやキャンプ、川遊びで一年中賑わう。
ウグイ、オイカワ、ウナギ、フナ、ドジョウ、ナマズ、ギンギョ、コイなど魚影は濃く、カワエビ、アメリカザリガニ、シジミなども見ることができる。
また、巾着田周辺の川辺はバードウォッチングの絶好のスポットであり川の宝石といわれるカワセミを筆頭にヒバリ、ツバメ、セキレイ、シジュウカラ、コガラ、ウグイス、メジロ、キビタキ、ジョウビタキ、シラサギ、ゴイサギ、カワウなどなどその可憐な姿でファインダーのなかに訪れてくれる。



            

日和田山周辺は少なくなったとはいえ、山野草、樹木の宝庫であることは間違いない。山野草に詳しい元宿くの岡野さんの記録を借用させていただくと日和田山を中心に 清流→駒高→井尻→日向道→カワセミ街道 一周の範囲で花(木を含む)294種の内、帰化植物が18種。絶滅したと思われる花は、キキョウ、オミナエシ、エビネラン、サイハイラン、ツレサギソウ他、数少ない花は、マンサク、ダンコウバイ、アマナ、フデリンドウ、ツリバナ、キンラン、フタリシズカ、ナツノハナワラビ、イチヤクソウ、クモキリソウ、コクラン、ウバユリ、ノブキ、カワラタデ、コシオガマ、キッコウハグマ、センブリ、ホトトギス他こうした状況下にあって整備安全の為と称してハイキングコースを変えたりしているが日和田山登り口だけでキンラン、ギンラン、コクラン、イチヤクソウが失われたり減少している。また、天神橋下の雑木林にブルドーザーが入り高麗では稀少種と思われるイチリンソウ、ニリンソウの群生地が消滅した。

昆  虫

ホタル。以前は源氏蛍が巾着田の周辺に数多く見られ、ぬか蛍は我が家の庭に飛んできたりしたものだが、今は清流川沿他でわずかに生息するのみとなってしまった。カブトムシやクワガタ(ヒラタ、ノコギリ他)はまだまだ見られる。セミもニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシ、ヒグラシとなかなか賑やかだ。水生生物では以前の農薬空中散布の後、姿を消したきりのミズスマシ、ゲンゴロウ、タガメ等はまだ復活してはくれない。救いなのは、ここ数年タマムシを見かけるようになったのと、イトトンボ、オニヤンマ、ムギワラトンボ、シオカラトンボ、ハグロトンボなどトンボ類は豊富である。蝶類もオオムラサキを筆頭に元気だ。そう、オケラも健在だ。

焼いた板に描いてみました。


 

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