陶器山のニュース 2011年11月 
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< 111130  「陶器山ルミナリエ」の予感〜♪ >
111128 今年は駄目かと思っていましたが・・・
数日の冷え込みで、山は漸く秋色(?)が始まりました。
徐々に緑が明るくなり、樹間を通して仄かな彩りが朝日に映えます。
桜はとうに裸になり、ハゼの紅も精彩を欠いたままですが、
コローが秋を描いたらこんな風だと思える世界が展開しています。
明日からの冷え込みで、黄葉は一段と進むでしょう。
木枯らしが吹き荒れるまで、ワクワク「陶器山ルミナリエ」は続く・・・

< 111126  トモロス森林ボランテイア養成講座報告 >
111127 目立てをするのは・・・ 111127 こんな風に足で抱えて固定する 111127 チェインソーは当てるだけで切れます

111127 抑えると勢い余って足を怪我する 111127 半時間かかって切り倒した木は「ウイーン」で丸太になる! 111127 丸太にしたら1/2に割って 111127 更に1/4に割って薪にする
今回は、午前中 チェインソーの実技。
腰が引けると、チェインソーは重いから、危険だとか。
電源を入れるときは取っ手を足で固定。
必ず機械をコントロールする気構えが大事。
色んな注意事項を胸に納めると、丸太は意外に簡単に切れました。

前回切り倒して2メーター長にした丸太は、今回50cm長にカット。
それを更に1/2,1/4に縦割りして、岩湧山四季彩館の来年の薪になります。
仕事は道具とはよく言ったものですね〜

専業林業先生曰く、森林は間伐、枝打ちをしなければ、確実に衰退する。
日本全国の70%の森林は、間伐しなければいけない。
国からの助成金と共に、皆さんのご協力が必要です・・・
(助成金浸けで衰退した農業・・・・中々悩ましい問題です・・・)

救いは、近大と協力して、バイオコークスの研究が進んでいるとか。
資源がない日本と言いながら、これだけ豊かな森林資源を活用しないで
悲壮がっているのは、何だかおかしい、でしょう?
ガンバレ、日本の林業!

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< 111125 都市整備部長を訪問 >
111125 岡田部長と話し合う「守る会」のメンバー 
「あまの街道と陶器山の自然を守る会」のメンバー4人が市役所に岡田部長を訪問。
第一期造成工事終了後の、特にツバサの森に関する状況、動きについて聞きました。

「地権者の壺井氏は、以前は月1ペースだったが、最近は余り来阪の気配が無く、
来阪時の面会は予測できないが、穏便な電話での話し合いは可能になった。
将来的には、話し合いの対象は壺井氏のみになるようで、
市としては、値段さえ歩み寄れれば、買い取りの意志を伝え、進めたい。
市議の多くも「緑を守る」事についての共感が拡がっており、
市議宛に、情報を纏めて逐次ブリーフィングを行っている。」

要約すれば以上で、何の具体的な進展もないのですが、
「戸惑い」ばかりで『打つ手無し」の印象が強かったこれまでの面会とは
「買い取りの意志」と言い、市議の共感と言い、印象がかなり違うように思いました。

都市整備部としては、狭山池と陶器山を一体化して歩けるよう、考えたいー
単なる通過エリアに埋没してしまわないよう、徐々に市内の旧道の整備も着手したいー
オ〜、狭山全体の活性化の為に、今ある資産を有効に活用する視点に向いているんだー!

それなら、出来ることからボチボチと、手っ取り早く、地産地消。
狭山産物を狭山で販売できるよう、クボタの森(将来的に)を「道の駅」に開放して下さいませ〜?
と、和やかに、狭山の未来を話し合って散会になりました。

< 111123 「陶器山・春夏秋冬」のページ更新 >
111123 ドングリの森からツバサの森遠望 
今年は9月、10月の冷え込みが無かったため紅葉が進まず
コナラもクヌギも何時までも青々。
桜やイチョウが多い町中の方が紅葉も黄葉も綺麗なのに、
秋色の山の景色が中々撮れなくて、秋を通り越し立冬も過ぎてしまいました。

やっと、仄かな秋色の数枚が撮れました。
今年は陶器山の「ルミナリエ」は実現するのでしょうか・・・・?

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< 111123 街道脇のゴミが撤去されました >
111123 デッキチェアとゴミが撤去されました! 111123 狂い咲きの高砂ユリ 111123 今を盛りのグミ
チョット拾って片づけるには、早朝散歩の出で立ちでは荷の勝ちすぎたゴミが
公園課のご配慮で、今朝は無くなっていました。

ドングリの森では、異常気候のため狂い咲きの高砂ユリが・・・
半年に二度も花をつけたりしては、来年のエネルギーが残らないのでは・・・
切角沢山ついたからと、茎を揺らしたらバラバラと種が周りに・・・
来年は芽吹くかな?

< 111121 クボタ提供地に菜の花とレンゲの種まき >
111121 ウーッ 堅い! 111121 雑草のしぶとい根っこをエイッ! 111121 鍬とスコップで溝を掘り、種を蒔いています
3時きっかりに公園課の方が,ゲイトの鍵を開けてくれました。
暇人、好事家8人が三々五々、それぞれ鍬やスコップ、水を持って、クボタ提供地に集まりました。

先ずは鍬でチョンチョンと表土を削る作業。
手強い!
スコップに体重をかけてエイヤッ!
仕事は大勢とはよく言ったもので、8人でかかれば作業は順調。

雑草が刈られたスッキリした広いサイトは、優しそうに見えてかなり手強い。
それでも、1時間半で何とかレンゲ20袋、菜の花30袋の種を蒔きました。
序でに遊歩道沿いの斜面にカタクリ、チューリップの球根も植えました。
春が楽しみで〜す。

< 111119 秋の行事が始まります〜♪ >
111119  名残柿は鳥たちのため・・・ 111119 今年のハゼは・・・ 111119 心なしか精彩がない

111119 槇塚台自治会のウオーキングがあります 111119 B地点休憩所に着いた子ども達 111119 ワイワイガヤガヤ・・・・
矢張り堺市は人口が多い!
1校区の行事にこれだけ子ども達が集まるなんて!
福祉委員の皆さんが通過証代わりのおやつを忙しなく、漏れなく子ども達に配布。
アッ〜大人にも要るんだ・・・・

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< 111118 「 陶器山の花木」が更新! >
111114  ソヨゴの実 ススキもあります
ウオーカー氏の写真の提供があり、久しぶりに「陶器山の花木」のページを更新出来ました。
紅葉は中々綺麗にはいきませんが、季節の移ろいをシッカリ受け止めるモノがあります。
ススキは西山霊園より南に行った所にあるそうです。

< 111118 21日(月)午後3時に葉の花の種を蒔きます〜 >
111118  掃き寄せられた落ち葉 雑草が刈られたクボタ提供地
「陶器山公園部長」の好みが微妙に変わったらしく、落ち葉が中央に掃き寄せられています。
山らしく、秋らしく、落ち葉の上を歩きたい・・・そんな思いが伝わってのでしょうか?

陶器山の北の入り口A地点に、雑草が刈られたばかりの広い空き地があります。
そのクボタの提供地にいよいよ菜の花とレンゲの種を蒔くことになりました。
当日21日(月)午後3時 現地集合。

通常は「立ち入り禁止」ですが、公園課が鍵を開けて立ち会ってくれます。
種は「非遺伝子組み替え体」を使います。
雑草の根がシッカリはびこっている場所ですので、生育が懸念されるところですが、
春に木の間越にレンゲのピンクや菜の花の黄色が風にそよぐのが見られるかも、と思うと嬉しくなります。

狭山市は「市内に花いっぱい運動」を勧めています。
暇と興味のある方は、ご参加を!

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< 111117 公園課の皆さん、出番ですよ〜 >
111117  倒れた境界石 111117 ご苦労さんなゴミ! 111117  今は寄り添っている葛ですが・・・ 111117 葛に巻き付かれて絶叫!
毎朝、あるがままの自然の美しさに見惚れて歩いておりますが、
ふと目をこらして見ると、矢張り人の手が要る事を理解します。

シッカリ立てられているはずの境界石が倒れたり、傾いたりしていますし、
わざわざ時を選んで持ってきたとしか思えないゴミが見つかることがあります。
道端のテイッシュや飴紙は毎朝数人のウオーカーが歩きながら、拾っていますが
脇に入ったところにあるデッキチェーや大きなスチロールの箱は持って行き場所がありません。

若い木に巻き付いた葛は余裕がありますが、
これが年数を経ると、葛の葉っぱが樹幹、樹上を覆い化け物のような姿です。

大型のゴミは堺市側に多く、問題のある木は狭山側に多い。
枯れ木の林立も異様ですし、今なら枯れ木と生木の区別は簡単です。
冬になる前に、枯れ木の駆除と、間伐を!
この際、三者協働で、陶器山クリーン・復活作戦は如何でしょうか?
三者とは勿論、市民、狭山市、堺市です。

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< 111116 中高生のクロスカントリーの汗光る >
111116  高校生が走る 111116 中学生は歩く
先日は幼稚園児が遠足でドングリの森から上がってきていました。
先生の制止も聞かずに駈けだして、転んで泣き出すのが1人はいる。
簡単に起こしてもらえないと分かると、ガバッと立ち上がって又駈ける。

今日は帝塚山学院の中高生の合同クロスカントリー。
先頭集団は先を競って真剣に走っていましたが
流石に数百人の規模になりますと、後の方は和やかに談笑しながら・・・
「オーイ、君ら寛いでいる場合やないやろ」
行けども行けども、学生の「こんにちわ」の挨拶が続く。

陶器山は彼等の原風景となる・・・

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< 111112 河内長野森林ボランテイア養成講座 実技編 >
111112 伐り口は水平に入れる 111112 上で枝が引っかかったら、木を回す 111112 ロープを引っ張れーっ! 111112 それでも駄目ならロープの方向を変えろ

111112 2m長に伐った木を林道まで運び出す 111112 生木は思いと軽トラが唸っとります 111112 ヤレヤレ、本日の予定終了
二度目の実技演習で、物々しい出で立ちはひたすら安全対策。
A〜E班までリーダー2人を含み6〜10人のグループが
各持ち場で5〜6本の木を伐りました。
斜面に足場が不安定な山で、水平に伐ることがこんなに難しいとは!

伐り役が伐り口と追い口に没頭している間に、
他のメンバーは「もやい結び」のロープを出来るだけ、対象の木の上部に掛け
ロープ中程をを滑車にセットし、山側に足場を固めて、引き倒す準備。
上の方は枝打ちをしていませんので、周りの木の枝に引っかかって、
追い口から十分に伐られた木も、倒れようとして倒れられない!
リーダーはすかさず倒すの方向を変えるべく滑車の位置を替え、
ロープを逆方向にセット。
ロープを引っ張るとあっけなく、15〜20mの木がドーンと倒れる。
思わず拍手!

倒れた木に駆け寄り、枝を払い、2m長に丸切り。
=鋸は使うときだけ鞘から出し、使わない時、移動時は必ず鞘に収める=
「山の深刻な事故はこんな些細な注意事項を失念して起こる」のだとリーダー。
遊山気分がピリッと引き締まる。

軽トラの待つ林道まで1kmもないのに、伐ったばかりの木は重かったー。
日本の林業の衰退は、運び出しのコストが原因だと、林業専業先生。

然し化石燃料問題を考えると、山林資源の豊かな日本で間伐材を
無駄に山で朽ちさせるのはいかにも勿体ない。
効率的にバイオチップにする経路は出来ないモノか。
手っ取り早いのは、林道の整備・・・

次回は、そうした問題対策とチェインソーの使い方。
ガンガンの肩こりが、ズシリと食い込む5本の丸太運びで、
何やりスッキリして帰宅致しました。
次回が楽しみで〜す♪ 

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< 111110 ♪〜風吹けば 化粧始めよ陶器山 あるじ無きとて 秋な忘れそ〜♪ >
111109 冷え込み不足で照り葉とは言えない・・・ 111109 コクラン、ササユリが群生していました 111109 朝日に輝くツバサの森

111109 仄かなルミナリエの兆し 111109 綺麗に草が刈られたクボタ提供地 111109 イッパシの風格を感じさせる・・
意外と落葉樹はあるはずなんですが、今年は秋の冷え込みが今一で紅葉も遅い。
鮮やかな赤い落ち葉の筈が、イエロウ・・・
昨年はコクランやササユリが群生していた所に植えられた苗木も息も絶え絶え・・・
冬になったら、ドングリの森の苗木を移植しようという声が上がっています。

朝日を受けたツバサの森は、ささやかな水面に裾模様を映しイッパシの風格があります。
先住者のタヌキくらいは居てくれるかもと、期待したり・・・
出所不明の目撃情報もありますが・・・

産廃の埋め立て地というクボタの提供地の雑草が綺麗に刈られました。
結構広いエリアですが、今は立ち入り禁止。
ここに菜種とレンゲの種を蒔こうという話が持ち上がっています。
勿論、非遺伝子組み替え体のものです。
春になれば、樹間を通して、「菜の花の記」なんて、お洒落!

< 111107 自然環境を守る活動説明会 >
111106
広報11月号の「情報のページ」に活動参加者の募集案内が出ています。

「陶器山丘陵などの自然環境を守る活動や里山づくりなどの保全活動に
感心のある人を募集しています。

活動内容は、森の管理、植栽、森とのふれあいに関すること、
森の自然保護、山林の防災・保安・利用モラル向上に関すること、
森の学習・調査・研究の場の提供などを予定しています。

活動内容などの説明会
とき: 26日(土)午後2時から
ところ: 消防署トレーニング室
申し込み: 18日(金)までに公園緑地課
問い合わせ: 公園緑地グループ

陶器山は「森の年齢」的に、50年頃の今が一番ピークに当たるとか。
このまま手入れをしないで放置すると衰退の一途。
皆の森を何時までも、このまま美しい憩いの場であり続けられるよう
市役所に任せっぱなしではなく、皆の協力が必要です。

活動するには、それなりの知識がなければ、役に立ちません。
心あらん者、26日に消防署トレーニング室へ!

< 111106 キノコを展示しています >
111106  槇塚台自治会有志の下見ハイキングの皆さん
B地点の休憩所に展示しているキノコを見るウオーカー。
次々に覗いて、驚いたり感心したりしてくれました。
「へーっ、こんなに沢山あるん?」
「昨日、採ったって? 雨の中?、ヘーッ!}
(詳しくは次ページの「あまの街道沿いのキノコ」をご覧下さい)

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< 111105 雨天決行のキノコ探訪 - キノコ >
111105 111105  111105 111105 111105 111105 111105
< 写真の上でクリックすると拡大します >
この他はB地点の休憩所に展示してあります。
キノコの詳しい情報はサブローさんの「陶器山の自然」http://tohki.weblike.jp/ へ

< 111105 雨天決行のキノコ探訪 ー オ〜健気な稀少種達! >
111105 あまの美し草 111105 ショウジョウバカマ 111105 コクラン 111105 キリンソウ
< 写真の上でクリックすると拡大します >
陶器山の槇塚台側の森で見つけました。

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< 111105 雨天決行のキノコ探訪 >
111105 ルーペでキノコの裏ヒダをチェック 111105 雨にも負けず・・・ 111105 エーッ、これもキノコ? 111105 エ〜と、これは何かな?
2度も続けて中止はしたくないと、雨天決行!
サブローさんについて熟女3人が物々しい出で立ちで、イザ!
残念ながら、目的のツバサの森は雨でジュクジュクのため予定変更。
あまの街道沿いを中心に歩きました。

博士の説明を聞きながら2時間余り街道沿いと槇塚台の森を探訪。
雨の森は、釣瓶落としの秋の空。
3時過ぎにはもう薄暗い。
サブローさんが持参の図鑑片手に、B地点の休憩所で名前をチェック。
40種を特定して、ベンチに展示しました。
小さいキノコは薄暗い中、特定不能でした、残念!

< 111103 陶器山、秋景色 >
111103  秋色仄か・・・  111103 芸術の秋、ミニギャラリー  111103  陶器山一のダンデイガイ 
昨日も今日も温かい狭山では、中々紅葉が進みませんが
桜ばかりは季節を忘れず、其処ここに仄かな秋色を見せています。
芸術の秋を先取りして、名物画家がミニギャラリーを開催。
希望者にはその場で、ササッと描いてくれます。(写真右端に座っている人)
芸術の秋はファッションの秋でもあります。
陶器山一のダンデイガイもオータムファッションで闊歩。

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< 111103 沿道市民に告ぐ >
111103  わざわざこんなゴミを捨てに?  111103 ゴミ収集日に出す方が簡単では?  111103  ポイ捨てを見てる子供が真似をする 
選挙とゴミは民度のバロメーターです。
立派な家に住み、格好良く歩いていても、地域にゴミがチラホラあるのは
捨てる人が居て、片づける人が居ないから。
「日本で4番目に住みたくなる町」、と言われたのはツイ数ヶ月前のことです。
住民が本当にそう思えるよう、綺麗な町にしたいものです。

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< 111102 東北の茜色の森 >
111030 桧原湖畔の森 111031 五色沼の森 111101  観音沼森林公園の黄昏 
3度目の福島県訪問は、裏磐梯〜那須白河コース。
異常気象の所為もあり、「錦織成す唐紅」、とは行きませんでしたが
それでも、関西に比べれば、圧倒的な山国の秋を堪能できました。
大勢の紅葉狩りの団体客がカメラを構え、談笑しながら、歩いていました。
「原発事故がなければ、人出はこんなものではないと」、無念の声が聞こえました。

それでも「カナダのメイプルロードよりエエよ〜!」と言う声が上がるほどの数時間。
紅葉街道の距離はカナダに負けても、多様に織りなす「絵羽模様」の華麗さは日本の山なればこそ。

森の他は何もないという森林公園。
国道や県道に出れば、「道の駅」にその地の産物が並んでいる・・・
規模の差はあれど、陶器山もあんな風にいかないものか。
小さな市域に40ヘクタールの森林公園〜なんてステキじゃありません?