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< 120228 約束は守られた、そして緑地として残った! >
< 標識写真の上でクリックすると拡大します。>
あまの公園西側緩衝帯の白いフェンスに白い標識があります。
標識には、下記のように書かれています。
「自然環境の保全と回復に関する協定」締結標識
大阪府自然環境保全条例により、知事と近畿建設(株)が協定を締結して
設定したモノである。
協定番号1684
所在地 大阪狭山市今熊4丁目665-3」
昨年5月15日に近畿建設社長と造成地で遭遇した時、
野口社長は、「ここはあんた等にあげる」と言われたのでした。
この白い標識は、約束は反故にされず、
法的にキチンと緑地として残されることを意味しています。
武士の一言の重みを、改めて感じます。
これでドングリの森から北に続く今熊665-6(壺井氏提供地)、
665-8(西谷池堤との交換地)のノリメン、緩衝帯に続く
この一画(あまの公園の西側)までが緑地として保証されることになったわけです。
この勢いで、これより北に続く私有地の儘の
緩衝帯とツバサの森をこのまま残してもらうわけにはいかないでしょうか・・・・
< 120227 春の足音、ハイキングの足音〜,ランニングの吐く息〜♪ >
肌に当たる空気は冷たくても、梢を亘る気は春。
日ごとに陶器山を訪れる旅人は増えるような。
今日は大阪ウオーキング連合の面々が続々と笑顔を連ねて南から北へ。
折からの雪。
それでも人は走る、走る、走る。
昨日、ドングリの森近くの倒木が伐られ、一安心。
切り口はご覧のように直径5cmの芯が残っていました。
これだけでもあれだけの大木が、どっこい、残ったのですね〜
K地点からM地点までの枯れ木街道の目に付いた枯れ木を
「陶器山春夏秋冬」に載せておきました。
いずれも、遊歩道沿いで、辛抱できなくなったら、道側に倒れてくること必至の枯れ木だけです。
そうそう、あまの公園から遊歩道に上がってくる階段が、立派に、広く新たに出来ました。
地権者の方が、切角残してくれた造成地のノリメンと緩衝地帯の
枯れた苗木をそろそろ植え替えてやらなければ・・・・
切角のご配慮に報いるには、美しい緑地を再現復活する事ですから・・・
< 120225 危ない倒木始末 >
2月25日土曜日 9時過ぎ 小雨のなか
ドングリの森(F地点)近くで公園課から派遣された3人の作業員が
枯れ木(半倒木)の始末をしていました。
20日にこの頁でもお知らせしておりましたが、
工具or道具のない素人には ちょっと難しい太さの木が遊歩道にせり出していました。
横の細い支え木が支えきれなくなったら、遊歩道に落ちてきて大変なことになるところでした。
公園課の皆様、ありがとう。
(報告・写真 from Amano Touki)
< 120223 第4回陶器山丘陵の保全活動について市民協働会議 >
本日13時半から約2時間に亘り、消防署トレーニング室に
市民18名、公園課職員3名と鳥山議員の計22人があつまり、
陶器山丘陵の保全活動についての市民協働会議がもたれました。
★イベント企画
@ 3月22日(木)13時半からどんぐりの森で植樹祭。(植樹済み)
近くの保育所の園児も参加予定。
Aあまの街道沿いの木に樹木板をつける。
植樹祭のあと 設置の予定。
予算の都合で24枚の樹木板が用意されるそうです。
15〜16日に調査した結果、あまの街道周辺の木として
コナラ、クヌギ、、モチツツジ、サクラ類、ソヨゴ、アラカシ、マテバシイが確認され、
シンボル的な木として、ヤマザクラ、ムクノキ、ヤマボウシ(あまの公園に植樹済み)が挙げられました。
★会の名称
とりあえず「今熊市民の森保全活動」と決まり、
事務局は市役所都市整備部緑地公園グループに於くことにする。
陶器山の自然木を使った工作教室や、環境教育などを企画。
講師には狭山の副池自然づくりの会、竜泉里山クラブ、大阪府立大学など
色んなグループに声をかけて依頼。
行政、NPO,各種団体との協働での活動についての広報、啓発推進は
市広報誌「おおさかさやま」、HP,新聞、ミニコミ誌等で行う。
★まちづくり研究会の伊勢田氏
今後の活動について、上記のような具体案の提示がありました。
★鳥山議員
意見が前回と重複したり まとまりのない雑然としたもの?になりがちなので
分かりやすい地図を公園課に用意してもらい
実際の活動の説明、報告を地図に落とし込んでいく形にして
会議参加者が共通の認識を持つことの必要性を指摘、提案がありました。
★公園課
陶器山に関する情報を(公園課に)伝えてほしい、と要望。
(報告・写真 Amano Touki)
< 120222 咲くやこの花 冬ごもり >
「難波津の咲くやこの花ふゆごもり 今は春べと咲くやこの花」
(古今和歌集仮名序 ー 王仁)
桜が「花」の代名詞になるのはこの歌から500年後。
王仁が渡来した頃(伝 仁徳天皇時代)は梅が「花」の代名詞でした。
ささやかに、慎ましげに寒さをついて梅が綻んできました。
天気予報通りの快晴とはいきませんが、生暖かい曇り空。
晴海台の森の落ち葉道を踏みしめると、春の香がたちあがるよう。
先日ドングリの森に植えられた山桜の苗木に、添え木が施されました。
今年,「花」がつくでしょうか?〜♪
< 120222 南中円卓会議の 陶器山元気ウオーキング >
日時:3月24日(土)9時〜 (受付 8時半〜 )
集合:南第二小学校 小雨決行 (荒天延期 → 翌日25日)
参加料:(保険料を含む) 百円/人
申し込み: ハーテイ(マツゲン)地下のカフェみらい (3月10日まで)
ミニ、ハーフ、フルの3コースで体力に応じて、選べます。
市立南中学校ブラスバンド部の演奏に送られ、
帰ってからは、豚汁やかやくご飯、お茶の用意が予定されています。
お楽しみにお米5kgほかが当たる抽選会もあります。
春風駘蕩の一日、体力試しと気力高揚の為に是非ご参加を?
< 120218 恒例のドングリの森下笹刈り >
2月18日(土)9時過ぎより どんぐりの森、北側斜面の草刈をしました。
作業を始めると小雪が降り出しました。
足がジ〜ンと冷たさで痛い。
厳寒の2月を全身に受けて鎌で熊笹を切っていきます。
枝の折れたのや倒木が 結構あります。
絡まった蔓を切り 背丈のある倒木を引き摺り下ろすと
いつの間にか雪は降り止んでいました。
体も温かくなって気持ちよく動けています。
センリョウかな? それともヤブコウジ?
小さな赤い実を見つけました。
(報告・写真 Amano Touki)
< 120220 春への胎動 >
ダイヤモンドトレイルの山裾が白くたなびいて、正に
「春は曙、ようよう白くなりゆく山際すこし明かりて、紫たちたる
雲のほそくたなびきたる。」(枕草子ー清少納言)
24節季の「雨水」も過ぎて、山の気は春へ、春へ・・・
下今熊の森には根っこまで朝日が差し込んで、谷は光っています。
よく見ると、倒木が細い木に辛うじて引っかかっていて
今にも遊歩道に転げ落ちそう。
芽吹きの季節になる前に、徒長枝、倒木、葛などの整理が必要なんでは・・・
< 120216 ドングリの森に桜を植樹 >
ドングリの森の通路側の苗木一本が抜き取られており、
その理由が今朝判明しました。
1月26日の鳥山議員の提案に応えて、今朝その跡地に桜一本が植樹されていました。
3月には植樹祭が行われるそうです。
夏の直射が厳しい今熊地獄通りにも植えて頂けるのでしょうか?
急ぐとすれば、こちらを最優先でお願いしたいところですが・・・・
< 120212 トモロス森林ボランテイア活動 >
岩湧の森の第6駐車場に集合した20名のトモロス会員。
ヘルメット、地下足袋、防寒具の出で立ちで持ち場に着くや
予て目印の木を探して、追い口、切り口のポイントを決める。
ロープをモヤイ結びで樹上高くたくし上げて
シッカリ鋸が入った所で、「セーノ!」と全員で力任せに引っ張る。
倒す角度を微妙に読みながら、上部の枝のもつれを解しつつ
20〜30mの木を引き倒す!
と、書けばこの通りですが、中々相手も命がかかっているものですから
そうそう簡単に伐られてはくれません!
ジッと立っているとガタガタ震える寒さが、ジーと汗ばんできます。
エ〜運動です、ハイ。
今日は、6〜7人グループが3組で約30本の杉を間引き伐採しました。
伐採木は玉伐り(約3〜4m長)して急斜面の足場作りにしました。
日本の健全な森はこのようにして保全されているのだと
常連さんは誇らしげです。
< 120211 下笹を苅りました >
ドングリの森に10人の愛山人が集まり、
根本に光が届くよう、蔓延る下笹を苅り、徒長枝を払いました。
環境が変わって姿を消した植物たちが、復活出来ないかと、祈る思いの活動です。
< 120208 観光資源発掘会議 >
2月8日13時半〜16時過ぎ 大野台コミュニティセンターで
=「観光ボランティア」の活動で地域の活性化を考える!=
の検討会が(出席者:15名前後)がありました。
橋本市から 観光ボランティア関連のNPOを立ち上げ、活動している 浅井氏、藤田氏の2人が
前回に引き続き講師orアドバイザーとして参加され
着地型観光と地域ブランドの発掘をテーマに
PCのスライドショーを使ってのプレゼンをしてくれました。
着地型観光とは
地域に根ざしたモノを観光の対象にすると言う意味のようです。
古市古墳群と百舌鳥古墳群に挟まれた狭山には観光資源がある? ない?
現存する日本最古の溜め池、狭山池は日本の曙期の日本を経済的に支え、
今なお原型を留め、学問的位置付けも持っています。
池が親しまれていた名残の「モロコ饅頭」があります。
日常的に市民に溶け込んでいる陶器山。
あまの街道〜金剛寺を結ぶ10kmのハイキングコースと
大野ぶどう、天野酒などと組み合わせるビジネスモデル作り。
ガサガサと煩わしい看板がなく
遙かダイヤモンドトレイルを遠望しながらの歴史街道は何と言っても魅力です。
智恵を出し合えば、未来は幾重にも拡がってきます。
次回会合は 3/3(土)13〜16時 大野台コミュニティセンター
観光体験ツアーが 3/31 (詳細は後日)
(写真・報告 Amano Touki)
< 120210 狭山高校1年生の耐寒訓練だーっ!>
延々と続く若い熱気に嬉しくなって、ツイ質問。
「どちらの学校? 何処まで?」
皆一様に元気でにこやか、「こんにちは」の挨拶もひっきりなし。
狭山の明日を託す人材、と頼もしく見送りました。
あまの街道(岩室〜西山霊園)3.5km、〜天野山金剛寺7.2km
これに高校から岩室口までの約2kmを加えて、往復すると25km余り。
今時の若者が軟弱だなんて、誰が言ったのですかーっ!
< 120205 陶器山オリエンテーリング >
A地点 : 岩室方面から入った200mくらいの所、クボタの森を過ぎた辺りです。
B地点 : 最初の休憩所の近く。有志がベンチを作っています。
C地点 : 下今熊の森の中間当たり。斜度10度くらいの5mほどの坂道があります。
D地点 : 三都神社への里道があります。
E地点 : 目下建築中のエコタウンのある辺り。陶器山2号窯跡のある地点です。
F地点 : ドングリの森が目印です。
G地点 : 旧あまの街道同好会の掲示板があります。陶器山トンネルを上がった休憩所があります。
H地点付近 : 話題の「4等三角点」があります。
I地点 : 狭山側が開けた辺り。以前はアオジが人を恐れず道端で落ち穂を啄んでいました。
J地点 : 足元に道路があり,7丁目地獄通りに入る宅地最接近地点です。
K地点 : 7丁目地獄通りの真っ直中。
L地点 : 明るい雑木林が開け、鳥たちのコロニーがあります。
M地点 : あまの街道終点。西山霊園、桜の園が近い。
A〜Mは狭山市消防署の赤いマイルストーン(?)で、
「まさかの時」はこの目印が地点特定の鍵になります。
狭山の消防署は非常時、市域なら5分で到達する事になっています。
< 120205 冬来たりなば、春遠からじ・・・>
B地点休憩所近くの赤いコーンと土嚢3ヶはそろそろ一年になりますが・・・
年度末の予算消化対象なのでしょうか?
それとも、設置はしたけどそのまま忘れてしまった?
人間のそんな思惑には関係なく、ツバサの森はいつもの佇まい。
枯れ葉を落とした木々の間から、足元にまで陽が射し込んで春に備えています。
< 120204 雪にも負けず、風にも負けず〜そんな風に私も生きたい! >
2月4日(土)早朝 粉雪が舞っていましたが、
厳しい寒さが緩むとともに切角の雪も融け
穏やかな日差しに覆われた10時半過ぎの陶器山。
たくさんのウォーカーが元気良く歩いていました。
狭山市役所スタート→ 泉が丘着コース。
陶器山トンネルで堺市側に降り
フォレストガーデンから感鷹寺、櫻井神社、大蓮公園を廻る13km。
掲示板前でダイヤモンドトレールを眺めているウォーカーに
「陶器山は 始めてですか?」と声をかけると
「もう、何回も来てますよ。 いいとこですね!」
「立春、耐寒、冬の天野街道から鉢ヶ峯の里山を歩く」
西高野街道観光キャンペーン協議会主催のウォーキングイベントでした。
(写真・報告 amano touki)
< 120202 この冬一番の冷え込みで・・・! >
明日は立春だというのに、この寒さ!
ゴーゴーと梢を揺らして枯れ葉一枚残すまいと、寒風が吹き荒れていました。
昨日の雨の名残の水たまりも、踏んでも割れないくらいの氷結です。
温暖化、温暖化と危機感ばかりに駆られていましたが、
春になる前には、矢張り寒くなっておかないと、と
造化の神も気が付いたのでしょうか・・・
こんな朝でも、常連さんはいつも通りです、ハイ。