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< 120830 夏の貴婦人百合の花、見〜つけた!>
25日 2輪咲いていました
27日 こんなにひらいていました
29日 ゆりの姿は2本ともきえていました
持ち帰らないでほしいですね
そそと咲く やまゆり・・・・和ましてくれますのにね
(写真・報告 ゆうこさん)
< 120828 秋に向かって庭から撒水!>
下界は35度の暑さですが、見上げれば秋の雲。
刷毛で掃いたような白い筋は、昨日までは見られませんでした。
夏休みの宿題に追われているのか、朝練以外の子供の姿が今日は無い!
あまの緑地に庭から撒水する若い主婦。
今はしょぼしょぼの「緑地」ですが、きっと森は復活します・・・
するでしょう、して欲しい・・・
これだけ大勢の人達が水を運んでいるのですから・・・
< 120827 山で水やりが必要な訳・・・・・・ >
G地点四阿では毎朝6時半のラジオ体操が、年中続いています。
ラジオ体操の人達も水やりをしてくれていることが分かりました。
7時過ぎに出かけても、既に30〜40本のボトルが運ばれているからです。
水ボトルを運ぶ人、空きボトルを運ぶ人が街道を行き交っています。
山に水やりなんて・・・と思いますが、
隣接するツバサの森のトレンチ跡は二年近く経っても、雑草すら生えません。
千年昔とはいえ、500年間須恵器を焼き続けた地盤に加え、
急斜面の苗木には矢張り人間の手が必要です。
昨年来、瀕死状態だった苗木が小さいながらも心なしか、
撒水を始めた今夏は、緑の葉っぱが目に付きますから。
< 120826 トラノオが着床しています〜♪ >
道端に、あまりに無防備に咲いていたトラノオを
6月30日に危機感を懐いて、緊急移植しました。
違和感を覚えながらも、春先のキンラン、ギンランの根こそぎ盗掘と言う
あまりに生々しい無念な経験がありました。
兎も角、トラノオはご覧のように、何とか着床しているようです。
来年の初夏に、白い花が沢山風に揺られるのが見られるでしょう・・・・♪
高砂百合の蕾が段々ふくらんで、今日か、明日かと開化を楽しみにしていましたが
気が付くと、アチコチで花芽がみんな手折られています。
羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く・・・・!
矢張りこの時期、風に揺れる清楚な白い花を見たいじゃありませんか・・・
< 120825 晩夏の一仕事 >
シャンシャンシャンのBGMに急かされながら
晩夏のしつこい酷暑に炙られながら、
「まだ二週間は好天ですって!」
皆さん、いよいよ「人間の力で何とか出来ないか」と
水やり人口は徐々に、着実に増えています。
「あんた等、ご苦労さんやけど、5年や十年では無理やで」
と言われながら、「子孫の為に、今出来ることをしておきたい」
父ちゃん、母ちゃんなのです〜
水やり足場の延長工事も着々、「後一息や〜」
ピッケルで足場までの階段を作る人、
3〜4mの枯れ木を運ぶ人、ペグを打つ人、止める人。
段々作業に馴れて、仕事は手早くなりました。
< 120823 第10回 今熊市民の森 保全会議 報告 >
於 市役所3階会議室 13:30〜
自然環境(生き物の保全に関する法)について;
6月に「・・・守る会」が自然環境保全条例を希望したことに対し、
7月の保全会議で、各方面の条例の実例を宿題としておりました。
公園課が国際条約、国の法令、府、狭山市の条例について説明。
国際法として、ワシントン条約(1973年)、ラムサール条約(1971年)
生物多様性条約(1993年)があります。
国には鳥獣保護法(1895年)、自然公園法(1957年)、種の保存法(1993年)、
自然環境保全法(1972年)、都市公園法(1956年)、生物多様性基本法(2008年)、
生物多様性国家戦略2010の策定があります。
大阪府には大阪府自然環境保全条例(1973年)
大阪狭山市には大阪狭山市都市公園条例(1979年)があります。
大阪府自然環境保全地域として、
本山寺(高槻市)、意賀美神社(岸和田市)、美具久留御魂神社(富田林市)、
若山神社(島本町)、妙見山(能勢町)
の5箇所がトラストを形成した活動を通して指定を受けています。
大阪府緑地環境保全地域として
三草山(能勢町)、地黄湿地(能勢町)の2箇所が指定を受けているが
指定を受けても、三草山で今年6月に保護対象のミドリシジミの養生地が
アラされたという産経新聞の記事が紹介されました。
これを持って、条例は無意味と言うのでしょうか?
また参加者から、河内長野の山域で、満開の花を撮影した後、
花を無惨に散らす姿を目撃したとの衝撃の報告もあり、
啓発活動が必要であることは自明のことですが、
方法を考える必要があるようです。
近年、各地で見る「カタクリ養生地、立ち入り禁止」や「キンバイ養生地・・・」
のような木册、簡単なロープ張りが良いのか、
監視カメラが必要なのか・・・
大阪狭山市都市公園条例の第六条には、公園内での禁止事項が十項目あり、
竹木の伐採、植物の採取、鳥獣魚類の捕獲、殺傷・・・他
等が書かれています。
翻って、私達の活動は、
消えゆく動植物を悼む気持ちは人後に落ちませんが
主眼は、居住地近くの自然をこれ以上破壊から守りたい、
切角今まで残った自然、生態系をせめてこのまま次の世代に残したい、
かけがえのない狭山の自然財産を守りたい、
壊れた自然環境、森を、出来る限りの手を尽くして復元出来ないか、
と言うところにあります。
条例はその活動推進に有効だと信じて提案したものです。
次回は 9月27日(木)13:30 あまの緑地
作業予定 公園内サクラ苗木の添え木、ノリメンの足場検証 他
< 120823 今日は24節気の処暑 >
24節気では今日は処暑。
暑さが峠を越えて後退し始めるころ。
『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」。
(ウイキペデイアより)
順番通り、シャンシャンシャンシャン、ツクツクボウシ、ツクツクボウシ〜♪
今までセミに遠慮して聞こえなかった鳥の声も、少し耳に入ってきます。
秋に向かって、全て世は事も無し。(ワーズワース)
(然し、やっぱり暑いな〜・・・・)
< 120821 秋まであと少しの頑張りですが・・・・! >
18日(土)の報告です。
朝7時半から ホース30mを4つ、計120mにつなぎ
あまの緑地南端から散水開始。
斜面下に差し掛かったところで1つをはずし,
5つめのホースと2つなぎにして
残りの平地エリアを、水栓係りと散水係りの2人一組で散水。
同時に 斜面を30m、3つの90mホースにしてほぼ1人で散水。
残りは長〜いホースが機能するように走り回る。
途中から 足場作りの陶器山メンバーが やってきて
斜面の足場作業をする。
8月盛夏の太陽光は 半端じゃない!
散水メンバーも足場作りメンバーも くたくたの充実の2時間半でした。
(写真・報告 amano tohkie)
< 120820 昨夜から虫が鳴き始めました >
暦の上では秋とはいえ、勿論実感はありません。
然し、7月16日に夏の使者、セミが鳴き始めたように、
季節の先駆けを成すモノは、確実に変化を感じ取り主張を始める。
スコールのような雷雨の数時間後の昨日、
窓から忍び込む風の涼しさを感じた途端、ギリギリギリ〜♪
8月20日、日本は今日から秋に向かいます。
< 120819 水やり足場が延びました >
あまの緑地斜面の水やり足場が10m近くに延びています。
これで随分、急斜面の不安定な水やり作業はやりやすくなると思います。
夜来の豪雨で泥濘状態の足場補強に
ヨネチャンが早朝から、ピッケルで粘土を掻き集めていました。
放置された丸切りの枯れ木を集めてみても、資材が足りません!
街道筋の枯れ木の利用を考えて、
数本の枯れ木に伐採マークのテープを捲くことにしました。
< 120817 広がる水やりの輪 >
理想的な展開です。
気軽に、ボトルを担いで、ぶら下げて、抱えて
あまの緑地の斜面で水やりをしている姿が増えています。
今日は50ヶほどのボトルが運ばれました!
運ぶ人も、運べない人も、眼差しが一様にやさしいのを感じます。
皆で育てる苗木、皆で作る森、未来に贈る大地。
< 120816 出勤前に水やり参加 >
あまの台の住民の方でしょうか、朝飯前に如雨露で水やり。
何度も階段を行き来して、苗木にたっぷりと水をかけていました。
下では小さい子供が、父ちゃんと同じように社会貢献。
未来は明るい!
水やり足場までのステップを、
敷き葉工法(古代の狭山池堤)ならぬ、散草工法で補強しました。
散草工法とはBC8〜5Cに中国の安豊塘で採られた工法で
粘土と草を混ぜて補強する簡単工法です。
朝鮮半島を経て日本に伝わった、古代の狭山池堤の敷き葉工法のルーツです。
簡単工法の溜め池が両方とも、現在でも現役というのは、凄いですね〜
歴史は繰り返す・・・
な〜んて、ただピッケルで切ったステップに雑草を置いただけです〜♪
< 120814 久しぶりの雨に森は生きがえりました >
カラカラ天気、酷暑、炎天に炙られ通しの裸の山に
漸くまとまった待望の雨が降りました。
住宅地の路面が湿っていても、街道はカラカラ。
木々の葉っぱは、自衛のためにチリチリに丸まっていました。
今朝、半信半疑で出かけてみると、何と!
地面はしっとり、森はみずみずしく、山は復活していました!
こんな天気にも、常連さんは矢張り常連さんでしたー!
(「陶器山・春夏秋冬」のページに拡大写真があります)
< 120813 保全会議の場所変更になりました >
8月23日(木)13:30に恒例の保全会議が予定されておりますが、
「次回の保全会議の場所が下記に変更になりました。
(消防署4F→ 市役所3F第1会議室)
「会議は踊る」、だけではなく実際的な進捗が期待されます。
水やりの足場づくり、足場までのステップ切り等をやってみて
斜面が想像以上にカラカラの粘土で、
苗木が成長出来る状態ではないと実感しました。
遅ればせながら、ドングリの森から刈り取った雑草、枯れ木、剪定屑を
根締め、ならぬ根本カバーに運びました。
水やりボトルの数は日々増えておりますが、正に焼け石に水。
森羅万象、全てのモノには役割がアル、とすれば
枯れ葉、剪定屑も、過酷な環境の苗木を守ると言う役目を果たせる・・・
< 120812 そんなら私も水やりを〜♪ >
ドングリの森では今、タカサゴユリがチラホラ咲き始めています。
「こんなに沢山?」と驚いていましたら、
サブローさんが、「タカサゴユリは一つの花の花粉が3000ヶあるんや」!!!
気高い白百合も、繁殖力が強いと可愛げ無い?
G地点四阿から、1人、2人と水やりボトルを運ぶ人が続きます。
ただ「おはようございます〜」と言葉を交わすだけの朝ウオークの常連さんも
ボトルを手にしているだけで、グッと親近感を覚えて嬉しくなります。
我ら、陶器山の仲間達。
< 120811 水やり用の足場を作っています >
あまの緑地の緑復活のため懸命の水やりを続けていますが
撒水ホースを持ってバランスを取るのが難しい急斜面。
見かねたヨネちゃんが仲間と廃材を運び込んで、足場づくりを始めました。
二人で始めた作業ですが、一人、二人、三人と協力者が参加。
丸太を運ぶ人、伐る人、作業足場ステップをキル人、ペグを打つ人、止める人。
斜面の中間地点の真ん中に5mほどの丸太の足場が固定されました。
ローマは一日にしてならず、足場も中々一日では出来ません。
息が上がってきた頃、「今日はこれまで」とヨネちゃん。
作業は来週も行われます。
< 120810 J地点(7丁目地獄通り)の葉刈りが始まります >
夏休みも中盤。
爺ちゃんに連れられて、蝉採りに来た早起きの子ども達。
森を揺るがすような大音声ですが、そう簡単には網にかかってくれません。
J地点、通称7丁目地獄通りに堺市公園課の作業車。
沿道の住居の樋に枯れ葉が詰まる苦情があり、
早めの葉刈りに取りかかるのだそうです。
枯れ葉が迷惑な人、木洩れ日を切望する人。
アチラを立てれば、こちらが立たず、兎角この世は難しい・・・・
< 120809 新しい命の誕生 >
少し速い時刻に出かけた今朝、決定的瞬間に遭遇しました。
セミの羽化です。
この世に出てきたばかりで、まだ体の色も透明です。
立秋が過ぎたとは言え酷暑の、これより一週間の絶唱が始まります。
一昨日は1m余の真っ黒いボデイの蛇が体をうねらせ草むらに姿を消しました。
陶器山の命の多様性はまだ残されているようです。
< 120808 陶器山の群像 >
さり気なく水やりボトルをぶら下げて歩く人に出会います。
一人、二人、一人、一人・・・・
「ほな序でや、ワシも一本持っていこか」とアズマヤで休憩を終えた人。
「アンタも持たんか、無理せんでもええけど」
「エッ、オ〜 一本くらい持てるがな」
と言う具合で、水を運ぶ人は徐々に増えています〜♪
I〜J区間で、笹刈りをしている人がいました。
短くなった笹の間から、いつか昔の草花が再び顔出してくれることを・・・
< 120805 徐々に広がる水やりの輪〜♪ >
日曜日の朝 あまの緑地の水遣りは
いつもとは ちょっとちがった顔ぶれでした。
アズマヤからペットボトルを運んで水遣りしてくれた常連の皆様、
暑い中 ありがとう♪
< 120804 水やり作戦第二弾 >
先日のウオーカー氏のアドバイスに従い
G地点四阿に水やりボトルを置いています。
ここからあまの緑地まで運んで道沿いに水を流して頂くと
万有引力の原理で水は下に流れますから、急斜面に下りる必要はありません。
空のボトルはE地点の白いフェンスにセットした「回収カゴ」に。
山の苗木に水やりなんてと慮外のことでしたが、
水やりの効用に、去年から気が付いていれば、
ノリメンの苗木ももう少しは元気に育っていたかも知れないと
深く想うところがありました。
一本一本の協力で、少しでもこの区間の緑が豊かに復活すればと
人が繋がる明るい未来を夢見る思いです。
森への思いは「・・・・守る会」だけのモノではありません。
I〜L地点の道沿いの笹がさり気なく苅られています。
笹に閉ざされていた「昔の植物達」の復活を願ってでしょう・・・?
< 120803 あまの緑地 撒水ホース格納庫が届きました! >
先週26日の保全会議で約束してくれたように
公園課清水課長他2名の方が、水やりホース格納庫キャビネットと
30mホース2台をあまの公園に持ち込んでくれました。
格納庫は公園の西北隅にレベルで調整しながら慎重に設置。
ジョイントやコネクターをあれかこれかと試して、
ホース2台を繋ぐとあまの緑地の殆どがカバーできました。
これまでは水栓ホールド係、待機要員、撒水係、ホースを維持係と
4人がかりで必至のパッチでしたが
これから楽になるとひろこさんが噛みしめるように試験撒水。
米チャンも参加して、しまちゃん、よしえさん、はるちゃんも幸せ笑顔です。
格納庫の鍵はひろこさんが管理します。
公園課の皆さん、有難う!
< 120802 西山霊園のトイレが明日から使えます >
女性用2,障害者仕様1,男性用2+1のトイレが8月3日から使えます。
最新式の綺麗なトイレです〜♪
周囲は寒くなってから植栽が予定されているそうです。
盛夏を「これでもか!」とばかりに煽り立てる夏のオーケストラ。
街道には沢山の抜け殻が主役の数を教えています。
そして地上での役目を終えた亡骸が累々。
セミたちの次の役目は大地の糧となること。
寂しさの極みに耐えて天地によする命をつくづくと想う(伊藤左千夫)
< 120801 PL花火とダブルレインボウ >
ゆきちゃんからの緊急電話に何事かと思えば
「虹が二本出てるー!」
急いで庭に出てみると、東の空にクッキリ一本、ボヤ〜ンとその上に一本。
どういう原理なのか、ともあれ今日はPL花火。
南河内のビッグイベントに花を添えてくれたのですね〜
あまの地獄通りの水やりは今週から火金の夕方に行っています。
日中の暑さに柔らかい根が煮えてしまう心配から・・・
「そんなに頑張らんでも、G四阿にペットボトル置いといたら
みんな同じ道中を歩く序でや、協力してくれるで」
と有り難い言葉をかけてくれたウオーカーがいました。
感激です!
N.B. ダブルレインボウのわけ(ウイキペデイア)
虹には主虹と副虹があり、
主虹は、「太陽」−「プリズムとなる水滴」−「観察者」のなす角度が
40〜42度となる位置に見られる。
このため、虹は太陽の反対側に見られ、
太陽が高い位置にあるときは小さな虹が、
夕方など太陽が低い位置にあるときは大きな虹が見られる。
また、副虹は、「太陽」−「プリズムとなる水滴」−「観察者」のなす角度が
51〜53度となる位置に見られる。
つまり、主虹の原因である「プリズムとなる水滴」の発生位置によって
ダブルレインボウになったり、普通の虹になったりと言うわけですか・・・