陶器山のニュース 12年09月 
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< 120929  あまの緑地の植生のリサーチ 報告>
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毎朝のどんぐりの森草刈からはじめ 
あまの緑地の植生のリサーチをしました。

アラカシ、コナラ、シイ、クヌギ、マツ、ナンキンハゼ、ヤマナラシ、
タラ、サンショ、アカメガシワのどれも 
まだ草にしか見えない木々に混じってアレチノヌスビトハギ、マルバハギの花が
初秋らしさを添え、ノブドウ、ヨウシュヤマゴボウ、ナルトサワギク、
アメリカセンダングサ、エノコログサ、キンエノコログサなどの草を見つけました
多くの人がどこかで見たことがある草が造成で緑を無くし、
不毛に見えた土地に元気に育っています。

土の下に埋めたどんぐりも小さな葉っぱがしっかりしています。 
移植したヤマサクラも酷暑を何とか乗り切ってくれました。
続いて あまの緑地とどんぐりの森の境に位置する
斜面の草を刈って本日の活動を終えました。
( 報告・写真 Amano Touki ) 

< 120927 第11回保全会議(現地作業) 報告>
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120927  120927  120927 
9月27日(木)保全会議の報告
今回は あまの緑地の樹木の補強を、保全会議のメンバーでトライしました。
  土を掘り竹を挿して 樹木の支えにします。
  麻でできた網状の布を木の幹に巻いて支えの竹と棕櫚のヒモで結んで
  支えの竹の根元を固めます。
   紐むすびがむずかしく、なかなかうまくできません。

  初秋とはいえ まだ日差しが強く 暑いなか 
公園課の職員の指導を受け 皆一生懸命頑張りました。
公園課の皆さん、お世話様でした。 
参加者の皆さん、お疲れ様でございました。

次回の保全会議は 10月25日(木)13時半 クボタの森集合
11月に行う米田池周辺の手入れの事前調査です。
(報告・写真 Amano Touki)

< 120924 ドングリの森 草刈り再開 >
120924  色づいた気の早いサクラ  120924  セッセ、セッセ・・・  120924  光を入れたいんや〜 
熱中症懸念で7月末から中断していたドングリの森の草刈りを再開。
と言っても今日から始めたわけではないことは、
木立のアチコチにうずたかく積まれた剪定屑や草の山が証明しています。
森の再生に取り組む人達の熱意の程が伝わってきます。
通りかかったウオーカーが1人、2人と参加。

剪定屑や草は、雨でずるずるのあまの緑地の足場固めや
足場までのステップの補強用(散草工法)に重ね置いたり、
斜面の苗木の足元の乾燥除けに運びます。
兎に角、生きている内に、緑のトンネルは無理でも、
緑の繋がる風景が復活する事を祈って・・・・
(写真 amano tohkie )

< 120923 足場延長工事も終了 >
120923  120923  120923
120923  120923  120923
「斜面のどんぐり森側が勾配がきつく ツルツルでもっと危ないで〜」
の指摘をうけ 足場工作隊がもうひとふんばりしてくれました。
近くの森から枯れ木を引っ張り出し 
6人ががりで運び、ロープをかけて 斜面を引きずり下ろしての作業です。

斜面に横たえ空隙を埋めるのに 枯れ木をもう一本
森から探し出して運んで、横たえた木に添えます。
枝を鋸で切り 杭にします。 
予め打ち込んでおいた鋼鉄杭と木を針金でとめ
ピッケルや鍬で 勾配を平らにします。
  補強に 後日、葛などの根のしっかりした草を植えます。 
ハイテクノロジーの時代に 究極のローテクですが
意欲と体力と機知で 頑張る陶器山wakerです。

今年の水やりの季節は終わりますが、来年、再来年・・・
いつか苗木が生長して、斜面が緑豊かな雑草で覆われるとき、
足場のロングラインはプロムナードにも・・・
そしてもっと時間が経てば、枯れ木や草は大地に帰り、大地の糧となる・・・・
( 報告・写真  amano tohkie )

< 120921 水やり作戦、終了 >
< 写真の上でクリックすると拡大します >
120921  皆様、有難う〜♪
あまの緑地の斜面に水やりを初めて3ヶ月余。
G地点あずまやに置いたペットボトルは60数個に及びました。
あまの緑地まで500数十bを、一本、2本と運ぶ人、
空ボトルをあずまやに戻す人、空ボトルに水を入れる人、
運びやすいようにビニール袋に入れる人・・・
森の再生を願って色んな人が関わりました。

明日は秋分の日ですが、9月になって殆ど毎日雨模様を観測。
斜面は直ぐに乾きますが、街道沿い、あまの緑地は湿り気もあり、
ひとまず水やり作戦は終了となりました。

水やりご協力の皆様、善意の微笑みを投げかけて下さった皆様
有難うございます
森の再生は時間がかかります。
これからも色んな作業がありますが、宜しくご協力をお願い致します。

< 120920 秋の群像〜♪ >
120920 モチノキに群れる小鳥たち  120920 朝日を浴びて赤とんぼ〜♪  120920 陶器山の宿老会議。。。。。 
たわわの実りに一顧だにしていなかった鳥たちが、
今朝、何とG地点四阿のモチノキにチチチチと忙しなく群がっていました。
モチノキの実は今頃が食べ時なのでしょうか?
鳥の気持ちは分からん・・・

B地点四阿の谷だけに群れていた赤とんぼが、移動したのか
今朝は7丁目地獄通りに乱舞。
汗まみれになって水やりをしたのが嘘のように
9月の雨の後は、秋模様

街道では宿老達の会談が延々・・・・
「この夏は暑かったけど、山に来てたら原発なしでもいけまんな〜」

< 120920 あまの緑地斜面の足場、完成! >
120920 階段と足場が繋がりました  120920 水やりが楽になりました〜♪  120920 土留めの雑草 
ヨネチャン、カンちゃん、先生、しまちゃん達の頑張りで
あまの緑地斜面の水やり足場が昨日完成。
急斜面でペットボトルを持ってズルズルと滑り落ちていた水やりも
信じられない位、ずいぶんと楽になりました

階段近くの粘土面がむき出しの所に雑草を貼り付けて見ましたら
何と、枯れずに青い葉っぱが風にそよいでいました。
「雑草を移植!」とバカにするなかれ。
根が張ってくれたら、土留めになりますし、
苗木の根元の斜面表面の乾きも緩和されますでしょう?

< 120915 あまの緑地斜面の雑草! >
120915 まだ青々というわけにはいきませんが  120915 何とか斜面がうっすらと緑に・・・  120915 アッ、朝露が光ってる! 
水やりの効用に思い至って、6月初めから水やりを初めました。
暑さ厳しいカラカラの夏を乗り切った「地獄通り」の
苗木には緑が復活、足元にはうっすらと雑草!

庭の雑草が、引いても引いても驚く成長ぶりなのに
切角近畿建設さんが植えてくれたコナラやクヌギは息も絶え絶え、
「陶器山の造成地は何故草も生えないのか?」と思ったことが始まりでした。
造成地斜面の表面を見つめて、粘土質の急斜面は保水性がないのだと、理解。
「山の苗木に水やり?」と思いながらのスタートでした。

雑草がこんなに歓迎されるなんて、雑草もビックリ!
切角深く根を張ったヌスビトハギは残念ながら、
まだケアーを必要とする後々のことを考えれば残せない!
ヒッツキムシ・・・・!
可愛い花ですが、心を鬼にして「えいやっ!」

苗木が大きくなるまで、雑草たちよ、
飛来する花粉を離さず、青々と風にそよぐ姿を見せてよね〜!

< 120913 白露も過ぎて水やりもボチボチ・・・ >
120914 サクラ一葉落ちて天下の秋を知る(ミツヒデ)  120913 潰して資源ゴミに出します 
白露(今年は9月8日)も過ぎて、秋の気配・・・?
暑さはまだまだですが、スコールのような雨の日が続き、
あまの緑地の斜面下にはキノコが沢山出ています。
つまり、斜面上から流したボトルの水も何とか下まで届いている!
大勢の人達がG地点四阿からペットボトルの水を運ぶ姿は感動でした。

激しい暑さももう峠を越しました。
水やりボトルの整理を始めようとひろこさんとはるみさんが
今度は役目を終えたボトルを資源ゴミに出す準備。
ご苦労様です〜♪

< 120909 日曜日の山は・・・・ >
120909 斜面の中央部を延々と続く足場  120909 高校生のランニングって、カッコイイ!  120909 トカゲ、トカゲ、ちっちゃいとかげ! 
殆ど完成の域の、あまの緑地斜面の水やり足場が延々。
サッカー部の朝練ランが延々・・・
朝の理科学習。 「アッ、じいちゃん、トカゲの尻尾触ったで!」

< 120908 雨の合間に足場づくり黙々 >
120908 でっかい枯れ木を見つけたもんやな〜  120908 シッカリ止めとかな・・・  120908 階段まで届きますか? 
120908 此処まで出来たら、助かるわね〜  120908 念には念を入れて補強 
小雨がぱらつく朝 足場工作隊は早くから作業に取り掛かっています。
雨だから本日の活動はないと のんびり歩いていた他のメンバーも
あまの緑地の上に来たところで 作業に気づいて参加しました。
湿度がけっこうあるので真夏と変わらないほどの大汗です。
(報告・写真 Amano Touki)

< 120905 雨につられてキノコ登場〜♪ >
120905  9月の長雨が始まった? 
気の早いキノコが不用心に顔を出しています。
連日のスコールで地面の湿気が乾く間もなく、「出番!」と思ったのでしょうか?
粘土質の斜面を下り落ちた水分が、キノコには最適の環境を作った?

サブローさん、出番ですよ〜
言うより早く、サブローさん、長靴、虫除けの出で立ちで
「見てくるわ!」といそいそ・・・

< 120904 生きがえった森に小鳥の乱舞〜♪ >
120904  雨上がりの小鳥たちの乱舞 
9月の長雨とは様相が異なりますが
8月末からの連日のスコールに森の空気が、夏とは矢張り違う!
セミに遠慮していた小鳥たちが、アチコチから姿を見せ歓迎のロンド。
流石に今日は地獄通りにも水やりは不要。
足取りも軽く緑のトンネルを往復しました。

< 120902 岸和田のダンジリ !!! >
120902 試験曳きのダンジリが続々 
まち作りの理想的な姿を見てきました。
岸和田のダンジリの試験曳きに遭遇。
各町のダンジリに子供会、少年会、青年会、大工方、世話人、15人組、30人組・・・・
いろんな層の構成員が、それぞれの役目を喜々として、誇り高く果たし
どの顔を見ても、「私が主役!」の陶酔ぶり。

今日は試験曳きですが、それでも町はおっチャン達が警察のサポートを受けながらも
完全に通りをコントロールして、次々と寄せてくるダンジリを捌いていました。
試験曳きながら早朝から場所取りのシートや倚子を
沿道にずーっと並べる何万?、何十万?の市民。

揃いの法被は町の紐帯を醸成し、
幼児は早く子供になりたい、
子供は早く少年会に入りたい、
少年会は青年会を憧憬の眼で眺め、
青年会は、大工方をヒーローと仰ぐ。

子ども達が大人達を自分たちの将来像として
頼もしく受け入れている理想的な社会構成が見えました。
「岸和田のカーちゃん、ねーちゃんはよう働くで」と
祭を支える女性達を持ち上げる男達の見識。
今ある町の資産を最大限活用する祭本番は15〜17日。

狭山にもダンジリは10台もあるのですが・・・・

< 120901 足場づくりもいよいよ佳境です >
120901  120901  120901 
スコールのような雨が2日続いて、裸の急斜面は水を含んだ粘土でツルツル。
足元を庇いながらも、歩幅を間違うとズルーでドロドロ・・・
皮肉なモノで、あと少しの所まで出来ましたが、早や9月。
夕方にはまたもやスコール。
(もっと暑いときに降れよ!)

「来週で出来上がりやな」と工事主任のヨネチャン。
斜面の中程に20数b走る足場までのステップも3本出来て、
緑復活隊の水やりは格段に便利になっています。
木の成長は一夕一朝にはいきませんが、せめて雑草で斜面を覆い尽くして!