春野銘茶    市川園
 市川園のご案内
市川園店舗
  静岡県周智郡春野町気田、静岡県西部浜松市から北へ車で一
  時間半、天竜川の支流気田川と杉川が合流する要所、天竜美林
  から切り出された木材の集積地として発展した町に
  『春野銘茶・市川園』はあります。

 
 主人市川寿は今年70歳、お茶との関わりは50年を越えるベテ
  ランです。卸業の傍ら、昭和40年の結婚を機に構えた小粒な店舗
  からは、「美味しかった」と口コミで広がった全国各地のお客様に今
  でもお茶をお届けしています。

 
 茶の仕入れと販売とともに拘りをもって継続していることに、最終
  工程の仕上げと乾燥がある。
  下記に詳細を述べるが、茶葉と茎を分ける工程、茶葉をカットして
  揃える工程、最後の乾燥工程、この3工程を母屋に併設する工場
  で、昔ながらの機械を使って手間を掛け丹念におこなっています。
  
 
 仕上げを施したお茶は、味がすっきりとしまり、お茶本来の旨み
  を味わうことができる。効率を度外視し熟練の技を注ぎ込むことで
  それが可能になる。手を掛けることで茶の味を引き出す本来の姿
  がここにはあります。

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市川園店舗
市川夫妻
市川夫妻
 仕上げ工程のご紹介
 
 製茶工場で荒茶まで仕上げられたお茶は、冷凍庫の中で大切に保管されている。お茶にとって湿
 気は厳禁、よく晴れた湿度の低い日を選んで最終仕上げにかかる。

葉と茎を分ける選別機
 ● 選別機
  仕上がった荒茶は、茎についた5枚の葉と芽からなって
  いる。その茎と葉を選別するのがこの機械で、左写真上
  部から投入した荒茶が、下部前面と底部の2ヶ所から、
  茎と葉に分かれて取り出される。
  独特の風味で「棒茶」と呼ばれる茎を主体のお茶は、こ
  の工程で取り出された茎に、20%ほどの葉や芽を加え
  たものです。
葉と茎を分ける選別機
葉をカットし篩いで整える仕上げ機
  仕上げ機
  選別機で仕分け終わった葉部は大きさがまちまち、それ
  を適度な大きさにカットし、ふるいを掛けて大きさを揃える
  のがこの機械です。
  「40年は経つかな」とご主人、経験を活かし納得できる
  製品を作る為、年老いた相棒の活躍がまだまだ必要だ。
葉をカットし篩いで整える仕上げ機
昔ながらの乾燥器 乾燥器の引き出しを引き出したところ

      昔ながらの乾燥器

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  乾燥器
  最後に、お茶本来の旨みを引き出すとともに、すっきりと
  した味に整える為、「火入れ」と呼ぶ乾燥を行います。
  「50年は越えるかな?」と、年季が入った器具。
  当初は炭火で以って乾燥していたが現在はガス火。炭火
  の柔らかさを出すため、川原の石を敷き詰めた鉄板をガ
  ス火であぶり間接的に熱を加える方法を取っている。
  ゆっくり2時間をかける工程は、60℃〜70℃と90℃の
  2段階、芯まで乾燥させるには柔らかい熱で時間を掛け
  焦げる寸前で止める、長年の感が左右する世界。

  「マイコン制御の15分じゃ、この味は出せないよ」
  時間を掛けることの深い意味、人と自然が作り出す味が
  ここにはある。

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