haunted heart
戦利品と出演者
7.31: 夏休み休暇をとり、26日木曜から月曜まで横浜を離れ苗場に行ってきた。
日本最大の音楽フェスティバル、"FUJIROCK FESTIVAL07'"に行くためだ。
たしか前に行ったのは03年だったので4年ぶりのフジロックである。 その3日間だけ一つの大きな街が出来るという感じ。目玉はビースティボーイズだとかケミカルブラザーズとかミューズなんだろうけど、私はひねくれてるの で、目玉はYO LA TENGOである。そのほかは、BRONDE RED HEAD、浅井健一、CLAP YOUR HANDS SAY YEAH、Clummbonなどなど。

大きな森のあちらこちらの開けたところに大小のメインステージ5ヶ所があり、そこを行き来しながら見るのだが、大きいステージに出る大物達はショーアップ されて日本のミュージシャンや海外のスターの単独公演とたいした違いは感じないが、私の好きなヤツらは大抵小さいステージに出ている。
日本のミュージシャンと海外のミュージシャンの決定的な違いはライブの仕方で良く分かるが、特にYO LA TENGOのようなバンドのライブを近くで見るとその惹き込む力に完全にやられてしまう。曲をとても自由に空気に乗せ、曲間の楽器交代の移動すら見ていて 楽しい。彼 らのようにライブをするのが一番気持ち良いだろうとつくづく思い知らされる。目標として精進したいと思う。

今回会場で初めて聞いたやつで良かったのは、FEIST,JONATHAN RICHMAN。行く前から興味はあったがCDも持ってなく聞くのは初めて。FEIST(ファイスト)はカナダのSSWであり、broken social sceneのメンバーでもある。ライブではバンドメンバーとのやり取りの表情、客へのアプローチ、すべてが楽しげでとても気持ちが良い。とてもリラックス して歌っていた。 JONATHAN RICHMANも同じである。雨の中見ている客が彼のダンス一つでステージに心をすいこまれて会場の空気がとても楽しくなる。

すべて書きたいが疲れるだけなので止めておくが、実際のところこのフェスの何が良いかは言葉では簡単に表せない。正直ライブをあんまり見ていなくても楽し いのだから。一つポイントがあるとすれば主催者と出演者と客の協力関係がとても高いということだろう。みんなで楽しむ。それがこのフェスを日本一にしてい る所以かと思う。

長々と書いたが最後に一つ、会場の出店にルヴァンというパン屋があるのだが、そこのパンが素晴らしい。前回も食べたが相変らず美味かった。今回の写真はそ このラスクを含めた戦利品と出演者。
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