12.18:
多分今年最後の日記だろう。
今年の後半はメディアといえばNHKFM。というくらいこの局しか聴いていなかった。
以前にも書いたが、そのおかげで今まで聞いていなかったクラシックの名曲たちをかなり聴くことができた。シベリウスも結構やってくれた。
この前そうやってラジオを聴いていたら、「音の風景」という小番組（5分くらいだろうか、音で世界中の場所の光景を伝えるなかなかディープな番組）で、南
米のイグアスの滝の音とそこに住むグァラニー族？（そう言ったように聞こえた）の虹の歌を流していた。
この歌はどうも世界で一番美しい歌のように僕には聞こえた。ひとつのコードと延々と同じフレーズの繰り返しなのだが、完成されている。そのうえで完全に自
由にも聞こえた。今年聴いた音楽で間違いなくナンバーワンだった。師走の忙しい日々の中で静かでそして限りなく美しい虹の歌が頭に延々と流れている。 |
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