haunted heart
11.2: 秋を過ぎ、マフラーを巻くようになった。

先週また鉄塔書院に行き、梅原猛の「森の思想が人類を救う」(小学館ライブラリー)と、 かねてより探していた、関根正雄の訳ですでに廃版の「サムエル記」(岩波文庫)を購入した。
よく考えてみれば、「森の思想が人類を救う」だなんて、かなり 仰々しいタイトルだと思う。人類という言い回しのせいか。でも他の言い方は確かに思いつかない。内容的には講演ものをまとめて、補填したような形の本で、 仏教から、たとえば縄文時代の信仰のような、もっと根源的な「思想」にたどり着こうというものの、ようだ。というのも、まだ読んでいる途中で、私のベッド の脇には「レッドデータガール〜はじめてのお つかい〜」(荻原規子・カドカワ銀のさじシリーズ )、「骸の爪」(道尾秀介・幻冬舎文庫) も増殖し、寝てるときに怪我をしそうな状態なのだ。
併読もほどほどにしたほうがよさそうだ。

ところで、鉄塔書院の「鉄塔」は難しい字の「鉄」なのだが、今叩いているWinXPでは変換できないのに、携帯電話のメールだと変換できることに気がつい た。
多分、常用漢字ではないのだと思うのだが、携帯電話には入っているのだ。なんだか 不思議な感じがするのは私だけなのだろうか。
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