haunted heart
9.6: 毎週のように川崎近代書房、六角橋鉄塔書院、伊勢崎町伊勢崎書林を順番に回る。
本の動きがよく分かるだろうと思ったが意外と難しい。黄金町の一連の古本屋も歩く。1つ思ったのだが黄金町の古本屋はエロ本に強いが、いい本屋はどこもエ ロ本に強い。エロ本は本ではなく道具である。本 を読まない人をどれだけ客に出来るかということか。でもそれとは別に、系統立てと関連付けが大事ではないかとも最近思う。既存のジャンルではなく、キー ワードで本と本を横で結ぶこと。

フッサールの「デカルト的省察」を半分くらいまで読んだ。厳密なだけに分かりにくいが、これは(分かりにくいこの世界に対する理解を求めて一つ一つ整理し てい くという)分かりやすさを求めたゆえの厳密さが生み出す分かりにくさ。
哲学の永遠の命題はまず、分かりたいがために考えたら、結果分かりにくくなるというこのことではないか?

でもその「あいまいさを消す作業」にじっくりと付き合っていくことを受け入れれば、少しづつ理解できていく。手順さえ間違えなければとてもおもしろい。 ゆっくりと紐解くことの大事さである。

昨日は東神奈川のミッキーで、つばな「第七女子会彷徨1」、斉藤慶典『デカルト〜「われ思う」のは誰か〜』、かるま龍狼「人妻姫1・2」を購入。「七女」 は ア フタヌーン黄金期のような手作りで書き込むゆるさを感じる。結構面白い。かるま龍狼はやはり天才だと再認識した。3がなかったのが残念。
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