5.15:
グアルディオラ監督が退任した。今までバルセロナを十数年見てきても、ここまで惜しまれた監督はいない。
カンプノウ最終試合の祝祭ムードは感動的で最後の手をつなぎ輪になって回るシーン(バルセロナは優勝するとこれをやる)はさながらフェリーニの「8
1/2」のようだ。
ちくま学芸文庫からフッサールの今まで未訳の「間主観性」に関する文章が出たので買った。叔父にもらった山口一郎の本だけではよく分からなかった部分に手
が届きそうだ。
だがいつものくせで、読む前にしっかりそのことを考えておきたくなる。答えあわせではないのだが、困ったものだ。
大河ドラマの「平清盛」がだいぶ盛り上がってきた。後白河天皇の即位で一気にヒートアップしそうだ。梁塵秘抄に絡めた吉松の音楽もすばらしく、自分も古琴
のための曲に今様のような古い言葉を使って作ってみたくなった。そろそろ古今和歌集も読みたいところだ。 |
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