かなり前から一度は参加したいと思ってましたが、何時も松島ハーフマラソンと重なるので参加出来なかったが、今年は地元の市長選挙で2週間遅れで開催され、早速エントリー。 10月に成ってから山中夜間走と4時間クロスカントリー等を行ない、大会に備えたが.....、秋田100キロの打ち上げ飲み会後アルコール分を我慢して胃の調子を整え、夜行バスと電車を乗り継ぎ会場へ、あきる野市五日市会館に7時半に到着、更衣室となる中学校体育館が開くのを待って早速、家から持参した日本酒330ミリの小瓶を飲み干し、1時間程仮眠をしていたら体育館の中は満杯になっていた。 受け付けをする為、レ−ス用のリックに必要な荷物を積め込み、水の他にスポーツドリンク500ml.お握り4個.大福2個.ウインダ-ゼリ-2袋.キュウリ漬物.チーズ小袋チョコレート8個.リポビタンD1本.其の他防寒具、ヘットランプ2個交換用乾電池4個.ストック2本など。リックとウエストポーチに分けて受け付けへ自己申告で検査はなかった。 返却する時其のまま貰えるのではと甘い考えを起したが、12000円する品物をそう簡単に20枚もくれる筈は無く、良ければ後は買って下さいとの事でした。 午後1時にエントリー1700名があったそうですが、スタ−トラインに立ったのが1457名で、ランパン.ランシャツ姿はほんの数名でやはりロングタイツにロングシャツが多く、中には登山姿でトレッキングシューズの人も多く見られたが。 スタ−ト後ほんの少し平坦で2キロから山道へ後は永遠の登りが続くのではと、ひたすら細い山道を登り続け7キロ地点の入山峠で約450メ-トルを上がり、一旦下りにほっとする間もなく再び登りとなり。2時間もしない中に完全にバテてしまい早々に参加した事に後悔の念が湧く程であった。 其れでも1000メ-トルの三国峠より夕陽に照らされた、白く薄化粧した富士山を眺めて走れたのが、唯一の至福の時だった様な気がします。雲っていた為4時半頃からランプを燈し、22.6キロの第一関門に4時間26分で何とか到着。お握り一個と大福を食べロングシャツを重ね着し関門まで使用禁止だった、ストック使用が解禁と成り増井さんより借用のと2本を手に再び暗闇の中へ、ヘットランプの乾電池が練習で使用した物を其のままに燈した為か、後続ランナーの明るい光に自分の影で足元が見難く木の根や石ころに、何度も足を取られ、足が上がらない証拠だろう。 次第に上り坂で道脇に寝転がる人が多く成り、私も何度か腰を下ろし、次第に休む頻度が多く成り。更に下り坂ではストックで何とか身体を支え、ゆっくり降りても重心が後に成っている為、直ぐにバランスを崩し何度転倒したやら。 若い人達はストックも使用せず、飛んで行く様に下って行くのを見て、やはり年齢を思い知らされた。スタ−ト前にゴールタイムを15時間とし関門毎を4時間との設定したが、唯一の給水点で有る第二関門到着が大きく遅れ、目標を20時間を切る事に大幅修正。 スポーツドリンク500mlだけ貰い、折角軽く成ったリックの水は補充しなかった。夜中の11時も過ぎ完全防寒でスタ−ト其れでも首筋からの風が冷たく,歩くと寒く成るので出来るだけ走る様にと思うのだが、身体が動かず最後の登りだと言われので、かなり無理して頑張り激しい動悸に襲われた、暫く腰を下ろし何人もの人見送り、やっと落着き再び登り始め1266メ-トルの大岳山頂へ。 富士登山マラソンの数倍の苦しみを味わい益したが、達成感も有りました。 リックの中に残った食べ物お握り2個だけ、水が1g 補充したドリンク空っぽ。 主な山 三頭山1527米 御前山1405米 大岳山1266米 1000米以上のピーク11ヶ所 峠越え8ヶ所 スタ−ト地点は170メ-トルです。 24時間以内完走者1105名 私の成績 17時間41分25秒453位 トップのタイム8時間31分でした。 年代別60歳以上の部エントリー104名 13位でした。 なお、栃窪さんが四度目の挑戦で過去2勝1敗だそうで今回は第三関門まで到達出来なかった様です。 |