事業4『ブランド米の開発』
          (豊詰稲架掛米:とよづめはさがけまい)


 米だけは良いものを、とお考えの方は、決まった農家が決まった田圃で栽培したものを直接入手されるのが正解のようです。
     (吾妻博勝著: 「コメほど汚い世界はない」,宝島社2009年6月発行,1238円+税)

 当事務所は、2007年より農業法人(有)TOA(代表小黒 健)と共同で、「豊詰稲架掛米(とよづめはさがけまい)」のブランド化の事業を始めました。米は、この2年間、紹介者のみに販売して参りましたが、好評ですので2009年産米からは、インターネットでも注文をお受けすることにしました。2009年産米の予約は9月中にお受けし、予約された方に販売いたします。価格は次のようです。

 

価格表 (消費税・送料込み)

20Kg

16,300円

10kg

8,500円

5kg

4,600円

2kg

2,350円

サンプル用の少量ですが、ご希望の方は、意見質問コーナーに「豊詰稲架掛米サンプル購入希望」と書いて送信してください。発送時期、支払方法、その他の詳細をお知らせします。

 「豊詰稲架掛米」の詳細は次のようです。
品種はこしひかりBLで、栽培法は(有)TOAが行って参りました豊詰米(豊詰地区の田圃で有機肥料、減農薬栽培)とほぼ同じでありますが、刈り入れ後、藁の付いた状態で、1〜2週間天日干しすることが最大の特徴であります。これに要する人件費のため、米価は約50%上昇しますが、藁に残された栄養分が天日干しの間に米粒に移動し、昔の機械化前の風味が生まれます。新米の頃、この風味をお日様の香りと呼ぶ人もいます。
 脱穀した豊詰稲架掛米は、(有)TOAが籾の状態で常温保存します。予約頂いた皆様には、月ごとに必要分を精米して、送らせて頂きます。一般に、米の食味は梅雨を越すと急激に劣化すると言われておりますが、この米は、8月、9月でも、あまり食味が変わらないと好評を頂いております。

豊詰稲架掛米の生産のスナップ写真を次に掲載しますので、ご参考にしてください。

            
       刈入れ及びはざかけ(稲架掛)作業: 左がTOA代表小黒健、右が当事務所所長梅村晃由(2007年9月24日撮影)


            
                はざかけ(稲架掛)完了状態。刈り取った稲は、写真右手の田圃3.5反で作られた。
       手前はTOAのおばあちゃん、明けて88歳。正面の白い建物の2階部分が梅村研究開発事務所。(2008年10月5日撮影)


            
                  ”学童らも 運びし稲架に 夕日照る”          (2009年9月21日撮影)


         
                   "収穫に 集いし人の 顔うれし"        (2009年10月12日撮影)
                  前列左から、梅村、小林、後列左から小黒(健)、中林、小黒(喜)、小黒(研)


            
                 暑い夏で減収でしたが、味は変わりません。     (2010年10月1日撮影)
                  左から、小黒(喜)、中林、小黒(研)、(梅村撮影)


            
             豊詰子供会のご家族、稲架の手伝いをして下さいました。  (2011年10月9日撮影)