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リフォーム例Aお墓の移転&外柵新設
実際にお墓のリフォームを施工させて頂いた例を元に、画像を交えて解説していこうと思います。
今回は地盤が弱ってしまったので移転するケースです。
お墓のリフォームの際にどうせなら移転した方がいいだろうということになりました。
移転前の元の状態です。
外柵が大分劣化していることが見て分かります。
これが前部の通路です。ひびが入ってしまっています。
こちらが遠目に見た写真です。
大きくひびが入っているのがよく分かります。
こちらが移転先の区画です。緑が生い茂り、原っぱ状態ですね。
緑を草刈り機で刈った後、基礎打ち分、土を掘り、固めました。
基礎打ち用の木枠をはめ、砕石を敷き詰めます。
その上からランマ―で突き固めます。
中央の木枠はカロートの水抜き用です。
木枠内に鉄筋を網の目状に入れます。
コンクリートを敷き詰め乾けば基礎の完成です。
乾いた基礎の上に石をドンドン据え付けていきます。
親柱(両脇の柱)が大きくて大変でした。
さぁ均石(二段目)まで組み上がり、内側前面に階段用の受けとしてブロックを、奥側にカロートの受けとして大谷石を設置します。
カロートと二段目の階段が据え終わり、外柵内に土を敷き詰め固めました。
その後コンクリートをその上に打ってあります。
今回も石張りのご用命です。
打ったコンクリートの上に板石を据えていきます。
羽目石(一番上の飾り石)と塔婆立て、石碑が建ちました。
別角度から。
ちなみに前面通路は高さを合わせるため、コンクリートを打ってあります。
移転前の跡地はすべて壊し、石を撤去しました。
さらに今回は特例で日野公園墓地管理事務所より草止めのため、コンクリートを張ってくれとの要請がありましたので、打設して終了です。
ということで今回は移転&リフォームについてでした!
お墓というものは立地(地盤の強弱、水はけの良し悪しなど)やu数、お墓の形状、土地の形状などによって様々な工程・工法・工夫がございますので、ご参考になれば幸いです。
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