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☆2000円札特集☆

(1)二千円札のはじまり  (2)二千円札の特徴  (3)二千円札の発行枚数  (4)二千円札を使おう


(1)二千円札のはじまり

  二千円券は、2000年がミレニアムに当たり、九州・沖縄サミット開催の年でもあり、故小渕前内閣総理大臣の指示により発行が決定された。2000年7月19日より発行されている。
 また、欧米諸国では20ドル札や200フランなど日本円で2000円程度に相当する通貨の比率がもっとも多いことも発行の要因になった。しかし日本では2という数字になじみがなく、よく計算を間違えたりするなどと2000円札を批判している人がいるが日本にも昔200円札などが普及していた。
  発行前後偽札が目立っており2000円には最新の偽造対策がされている(下記参照)。この2000円札の偽造対策は平成16年に発行された、1000円・5000円・10,000円の各券にも採用された。




(2)2000円札の特徴

○2000円札のデザイン


1 守礼門(沖縄)
沖縄県那覇市の旧首里城大手にある門。尚清王時代(1527〜1555)に創建。「守礼之邦」の額が掲げられていたことから名づけられた。
2 紫式部(『紫式部日記絵巻』より)
平安中期の女流作家。「源氏物語」や「紫式部日記」、家集「紫式部集」などを書いた。
ちなみに紫式部は本名ではない。
3 「源氏物語絵巻」第38帖「鈴虫」詞書 の一部
詳細は下記
冷泉院(れいぜんいん)
桐壺帝の第10皇子。実は藤壺(ふじつぼ)と光源氏との間の不義の子で、11歳で即位。
光源氏(ひかるげんじ)
源氏物語の主人公。桐壺帝の第2皇子。源氏の姓を賜って臣籍に下る。源氏の君。
源氏物語絵巻第38帖「鈴虫」その2の絵
源氏物語絵巻は源氏物語の各帖から一部を選び、物語本文をもとに作成した「詞」と「絵」を交互に繰り返す形式の絵巻。この38帖は国宝にしていされており、五島美術館に所蔵されている。
   

「源氏物語絵巻」第38帖「鈴虫」詞書 の詳細


上図は「鈴虫」の文章
赤線囲みの部分が二千円札に書かれている部分

上図は左図の「鈴虫」文章を平仮名に直したものです。
句読点が入っていないため見難いと思います。
御了承ください。
○現在語訳
 十五夜の月がまだあがらない夕暮れに佛のお前に宮がおいでになりまして、端近くお眺めになりながら念誦(ねんじゅ)していらっしゃいます。外では若い尼たち二三人が花をお供えする用意をしていて、閼伽の器具を扱う音と水の音とをたてていた。いつもとは違った仕事を忙しそうにしていますのも、たいそう哀れなのですが、いつものように、光源氏がおいでになって「虫の音がずいぶん鳴き乱れる夕べですね」とおっしゃって、座敷へお入りになって念珠された。
※数点を参考にしながら現在語訳してみました。少々間違いがあるかもしれません。

(3)二千円札の発行枚数

データ料が大きくなりましたので下記のリンク先に移動しました。

    2000円札の発行枚数


(4)二千円札を使おう

 ○二千円札入手方法

  良い点 悪い点 結論
銀行で
両替する
・ほとんどの銀行でおいている ・待ち時間が長い

・両替票を書かなくてはいけない
・銀行のOPENは大体朝9時。その時間に合わせていけばほとんど窓口に1番で入れる。

・銀行には五十日(ごとび)というのがあり、5の倍数の日(15日とか25日)が混雑する傾向にあるのでその日を避ければよい。
郵便局で
両替する
・両替票を書かなくてもよい。

・一般の銀行の営業時間終了後もやっている。
・特定郵便局など小さな郵便局では置いていない

・両替には応じてくれない場合がある
・郵便局(比較的大きな)は本来両替業務は行っていない。しかし二千円札は大量に残っているらしく応じてくれる場合が多い。また、サービスとして行ってくれる場合もあり。
コンビニの
ATMで出金
・待ち時間がない ・場合により出金手数料が必要

・二千円札が出てこない場合がある
・ローソンなどのコンビニのATMには省スペース化を図るため二千円札が入っていることが多い。たとえば9000円の場合2000円×4、1000円×1という風にでる。ただし、ほとんどの場合出金手数料が必要である。
お釣りで入手 ・二千円札がレジにあっても出してくれない ・混乱をさけるため一度入金した二千円札はおつりとして出さないというマニュアルがあるところもある。そのためお釣りとして入手できないのが現状。

 


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