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【Event】 2006/07/31 UPDATED


8月5日に水道橋で「8/5『水俣病誌』出版記念の集い」

=川本輝夫夫人らが故人の「闘い」を語る=

水俣病患者運動のリーダーだった故川本輝夫さんの生涯の著述や言動を集大成した『水俣病誌』が出版されたのを記念し、「8/5『水俣病誌』出版記念の集い」が故人の誕生日(8/1)に近い06年8月5日、東京・水道橋の全水道会館で開催される。

主催者の実行委員会は「04年10月の最高裁判決、その後の認定申請者の激増、なおも狭隘な認定基準を見直そうとしない行政。水俣病をめぐって「川本輝夫さんが存命だったらどうしただろうか」と思わせる課題が目白押し。川本家から6人の皆さんをはじめ、溝口秋生さん・緒方正実さんなど、それぞれに著者の志を継いで歩み続ける方々が上京される。夜の部では川本ミヤ子さんに語り部、長男・愛一郎さんに設立2年目のリハビリ施設の報告など東京ではほとんど聞くことのできない貴重なお話が聞ける。著者を偲びつつ水俣の長い闘いに思いをはせる集いに、生前の川本輝夫さんをご存知の方はもとより、水俣の現在と未来に心を寄せられる多くの方のお集まり願いたい」と呼びかけている。

タイトル 川本輝夫著『水俣病誌』出版記念の集
日 時/会 場
入場料
06年8月5日(土)18:00〜20:00
全水道会館
 文京区本郷1−4   
 TEL 03−3816−4196
 (JR総武線「水道橋」 東口(お茶の水寄り)徒歩2分)
 (都営地下鉄三田線「水道橋」 A1出口徒歩1分)
 ¥1000(学生半額)/当日『水俣病誌』(\8000)購入の方は無料
プログラム
14:00〜
6F中会議室

<午後の部> 水俣病未認定を問い続ける集い  【入場無料】
*上映:公式確認50年関連のTV報道
*報告:「溝口棄却取消行政訴訟  経過と争点」 溝口秋生、高倉史朗
     「行政不服審査請求の取り組み」  緒方正実
     「水俣病懇談会の提言と環境省の圧力について」 
     「東京告発」

18:00〜
4F大会議室

<夜の部>  著者の志を受け継ぎ伝える集い
*語り部実演:「夫・川本輝夫の闘い」  川本ミヤ子 
*報告:「リハシップあい」の医療実践  川本愛一郎・美智子
*挨拶: 上野隆明・真実子 
*献杯: 山口 紀洋
*「水俣病誌」スタッフ挨拶: 解説 土本典昭/出版 伊藤晶宣ほか
*挨拶: 旗野秀人、溝口秋生、緒方正実ほか

主 催 8/5「水俣病誌」出版記念の集い実行委員会
協 賛 世織書房
事務局

東京・水俣病を告発する会
〒113−0024  文京区西片1−17−4 ハイツ西片202
FAX・ルスロク::03−3814−5639   E-mail:y-kbt@nifty.com

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