いま、九州は天草に燃えている男がいる。学生時代はボート漕ぎに明け暮れ、卒業後は家業の真珠養殖業を継いで社長になるはずだった。しかし、天草の海の汚染が彼の人生を変えた。フグの養殖業者が寄生虫駆除に使っていたホルマリンが汚染の一因と確信した彼は家業を捨て、ほとんど一人で「天草からホルマリンをなくす会」を立ち上げたのに続き、「天草環境ネットワーク」を立ち上げ、天草の環境再生、ひいては農林漁業の復興を図り天草の人々の暮らしの活性化を目的に立ち上がった。
彼の名は松本基督(まつもと・もとすけ)。そんな男の生き様に≪環っ波≫も賛同、新メニューを設けることにした。題して≪松本もとすけ ワールド≫。
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