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2010/5/30 もう一度


またしても、リセット再立ち上げになってしまった。
まあ、これも勉強の内だから別に構わないのだが、少しは原因の追及・対策を考えなければならない。

今までの水槽環境
照明 ADAソーラーT 150W 6時間 ないし 8時間点灯 水槽水面からの距離は35p、底床までの距離は65p。決して照明が強いとは思われない。
照明 カミハタ ボルティス 朝1.5時間と 11時から8時間点灯。
30Wだが、水槽から距離が離れているので、決して強い光ではない。
底床 ソイル マスターソイル HG いつも利用しているチャームさんで安売りしていたので、これを使ってみたが、ソイル自体に肥料分があまり含まれていないような気がした。
ろ過装置 テトラEX75。ろ材はリング系を1/3、エーハイムサブストラップ1/3、
粗めスポンジ1/3の構成。エーハイム2213も並列で稼働させているが、
ヒーターを入れているために、ろ材は1リットル程度。
水草 グロッソのみ。
途中コケが目立つようになってから、マツモを入れた。
CO2添加 CO2マスター・アドバンスを排水側に付けて、その先にCO2ミキサーを
接続した。CO2は殆ど溶解していた。
しかし、その添加量で適正だったのかは分からない。
茶ゴケ 立ち上げ当初にソイルに少し発生。ヤマトヌマエビで対応した。
ガラス面のコケ 水槽立ち上げ後1ヶ月位から、うっすらと緑がかったコケがガラス面に付いた。水換えのたびに落としていたが、メタハラの強光では致し方ないのか? 
黒ひげ系のコケ 深山石や排水パイプに黒ひげゴケが発生。
又、グロッソも成長が止まった時点から深緑色のコケが発生した。
藍藻 最後には底床に藍藻が発生。原因は分からず?
液肥 ADAのステップ1(微量要素)、ブラティK(カリウム)を気まぐれで添加。
液肥は水草の様子を見ながら添加するものだが、ほんと気まぐれで添加していた。
では、なぜグロッソの成長が止まり、それに伴いコケがグロッソに発生したのだろうか?



う〜ん。分からん。。。
グロッソは根から肥料を要求する度合いが強い水草だ。
もしかして、ソイルに含まれている肥料分が少なかったのかも知れない。
又、CO2の添加量も、もっと必要だったのかも。。。

対策といっても、何をすればいいのかな〜〜
ソイルの変更 水草育成の肥料分を含んでいる事を謳っている「水草一番」を選択。
更に、底床に初期肥料としてテトラの「イニシャル・スティック」を入れる。
現在はこれ位しか、思い浮かばない。
水草の変更 グロッソの草原を目指すが、グロッソのみでは、もし成長しないと養分が余ってしまいコケの発生につながるので、グロッソ以外の水草も一緒に植える。
グロッソがダメな時の保険みたいなもの。
ただし、有茎系の水草は「草原」のイメージに合わず、又トリミングが面倒なので投入しない。
CO2添加量の変更 今まで何となく1滴/秒で添加していたが、状況を見て2滴/秒〜3滴/秒に
変更してみる。
水槽台の変更(水草とは関係ない...) 外部フィルターが一台しか収納できない現在の水槽台では、CO2ミキサーやもう一台の外部フィルターが納められないので、外部ティルターが2台収納できるものに変更する。

画像をクリックすると販売ページへ
ADA製品に惹かれている私にピッタリの水槽台を見つけた。
ADAの水槽台ウッドキャビネット(60*30用で定価68250円)に瓜二つの
ニッソーGOBY(ゴビー)602 ガンメタル
チャームさんの特売で3980円で販売していたので、即、お買い上げ

5/30 再立ち上げ
水草一番サンド8kgを購入。

少しだけ底に敷いて
テトラ・イニシャル・スティックを
5cm間隔位で一粒ずつ。

ガラス面の近くには施肥しない。

残りのソイルを手前から奥に向かって、傾斜を付けて敷いていく。

手前の厚さ4cm、奥の厚さ7cm位を目安に。
霧吹きで、「これでもかっ!」ってぐらい、
ソイルに水を吹きかける。
ソイルの袋を敷いて、ヤカンで少〜しずつ、
水を入れる。

これ位水を入れたら、水草を植え始める。
グロッソ水上葉を購入。
ばらして、1本1本適当な長さに切りそろえるのが大変な作業。

5/30 こんな感じでスタートです。


ろ過 テトラEX75(ろ材3リットル)
他にエーハイム2213をビルトインヒーターで稼働。(ろ材無し)
照明 ADAソーラーT 水草育成用のNAMH-150W 11時〜17時まで点灯。
水槽上面より35センチの場所に設置。
カミハタ ヴォルテス 30W ホワイト球10000K 11時〜19時まで点灯
CO2添加 排水ホースに CO2マスターアドバンス装着し、更にジャレコのCO2ミキサーへ接続。
完全にCO2を溶解させて水槽内へ添加。
ADA Do!aqua CO2ミュージックカウンターで1滴/1秒のペースで添加。
エアレーション テトラEX75排水側にエアーマスター・アドバンスを設置し、19時〜10時まで。
底床 「水草一番サンド」8kg。初期肥料としてテトライニシャル・スティックを5cm間隔で施肥。
赤エリア グロッソスティグマ水上葉
緑エリア キューバ・パールグラス水中葉
黄色エリア ヘアーグラス・ショート水上葉
ヘアーグラス・ショートの水上葉の長いのにはビックリした。
青エリア ピグミーチェーン・サジタリア
オレンジエリア ?忘れました。南米ミズハコベだったかな?
だって、すぐに枯れちゃったんですもの
ピンクエリア 初期には、栄養分がソイルからしみだす可能性があるので、マツモを入れる。マツモの裏側にブリクサ・ショートリーフ
キューバ・パールグラスを初めて購入しましたが、小さいですね〜

それに根らしきものが短くて、エビが入っていればすぐに引っこ抜かれちゃいそうです。


2010/6/8 物凄い茶ゴケが...



水槽を立ち上げてから1週間。

物凄い茶ゴケが発生した。
この手の茶ゴケはろ過が出来上がっていない水槽ではよく発生するが、ろ材は全くの新品を使ったわけではないし、少し不安だ。
そうとなれば、オトシン君の出番。
忘れてならないのが、ヤマトヌマエビ。
20匹投入。
2日後にはきれいさっぱり茶ゴケは無くなった。
毎日の換水のおかげか心配されたコケも発生せずに、マツモはおもりで沈めずに、水槽に少しだけ浮かせておくことにした。

左側にはEX75に接続したADAバイオレットグラス、給・排水パイプ。
右側にはエーハイム2231に接続の
ADAポピーグラス排水用、
吸水にはエーハイムを使用。
とにかく緑色のパイプが目立って仕方がない。

しかし、画像をみてお分かりのように、ガラス製の吸水パイプは既に茶ゴケで汚れている。(掃除が面倒です)



2010/6/13 やはりコケが...




一見順調に見える水槽だが。。。
水槽のガラス面にはコケが付き始めた。
水槽前面を横から...

やはりメタハラでは光が強すぎるのかな〜?


そして、記録的な猛暑を迎えた...
夏になると記録的な猛暑となり、
テトラ クールタワー3の冷却能力では
一日中ファンが回りっぱなしとなった。

フルパワー時は150Wの電気を消費する、このクールタワーが24時間稼働しっ放しでは、電気代の請求が怖くなってきた

メタハラを使用しているが、水槽からは離れているし、メタハラ稼働時は水槽にクリップファンを付けて水面に熱がこもるのを防いだ。我が家の玄関は小さいながらも吹き抜けがあるので、メタハラ使用が第一理由ではない。
知り合いも、このクールタワー3を使用しているが、エアコン未設置の部屋に水槽を置いてあるとの事で、
やはりそのお宅でもクールタワーは回りっぱなしだと言う。

昨年はリビングでこのクールタワーを使用したが、24時間稼働はしなかった。エアコンの効いているリビングでは静かにしていた。室温が25度を超える環境では、未稼働となることはなく、その排熱で更に室温が上昇し、クールタワーの冷却能力を上回ってしまう悪循環になった。このような環境では30pキューブ水槽位しか冷やせないのではないか?

仕方がないので、リビングの戸を閉めずに玄関とリビングをほぼ日中エアコンで冷やす作戦をとった。
(電気代が物凄い事に...)
それでも水槽の水温は26度〜28度。 これでは水草が元気に育つわけがない。
お盆に
ADAのメンテナンススタンドを買って喜んだりして...
9月になると水槽にはこんな虫が発生し、
メダカを投入したり...
水質を測定する試薬を揃えて、
知り合いに収納箱を作ってもらい、
喜んでいるうちに...

アオミドロが発生し、4日間の完全遮光作戦をとって、アオミドロは駆除できたものの、グロッソは縦に伸び放題になり...
そして秋を迎える前に
ご覧の通り、水草はコケだらけになってしまった。。。。
アオミドロと並んで悩まされたのが、
「藍藻(らんそう)」だ。

幾度も底床に発生し、エクスタミン(画像左)で駆除した。エクスタミンは、直接藍藻に注射器などで吹きかけると、数秒で白くなります。そうなりますとあら不思議、今まで見向きもしなったヤマトヌマエビが食べてくれます。

藍藻が広範囲に広がって手がつけられない場合は、「アンチグリーン」(画像右)の出番です。規定量を水槽水に入れちゃうものです。が、バクテリアへの影響が心配です。

どこかのサイトに書かれていたこの一言
「グロッソやヘアーグラスの草原」などをいきなり目指すと失敗します。
度重なるリセットで、このペッポコ初心者はやっと「グロッソの草原」を諦めた。

グロッソやヘアーグラス、ブリクサ・ショートリーフなどは、根から栄養分を吸収する。
この為に底床に十分な栄養素が無いと育たないが、栄養分は常に水中へ溶けだそうとする。
水中に栄養分が余っても葉から栄養を主にとる有茎系の水草が無い環境ではその栄養分はコケに回ってしまう。
間違っているかもしれないが、これが私の出した回答だ。

水草はと言うと
グロッソスティグマ 底床を這うように伸びたが、アオミドロ発生により完全遮光を4日間行ったところ、縦に伸びあがってしまった。成長が遅くなると共に、コケに覆われた。
キューバパールグラス 最初から余り成長が良くなく、ピグミー・チェーンサジタリアが伸びると共に、照明が当たらずに成長が鈍化、ヤマトヌマエビに引き抜かれた。
ピグミー・チェーンサジタリア 高光量、CO2過多添加の場合は間延びすると聞いていたが、まさにその通り。1枚の葉が大きく伸びあがり、結局コケが付いて成長が止まった。
ヘアーグラス・ショート コケまみれになりながらも、少しずつランナーを伸ばしながら、その勢力を広げていた。
ブリクサ・ショートリーフ これは結構成長した。 大きな株になった。

上に伸び放題となったグロッソも、その先端を切り取れば次に使えるし、ヘアーグラス・ショートもコケの少ない部分も使えそうだ。ブリクサも大丈夫。これに有茎系の水草を加えてもう一度チャレンジだ。




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