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パプキン飼育記

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2004/12/24 飼育開始。 2005/01/21 ペアリングトライ


パプア・キンイロクワガタ
アルファック産 F3

♂ グリーン ×2  2004/12月羽化

♀ グリーン系、ブルー系 
2004/11月羽化
クワ友さんから、パプキンを頂きました。
クリスマスイブの12/24に到着。子供にプレゼントをあげた事はあっても、もらった事などありませんでしたので、私にとって、久しぶりのクリスマスプレゼントでした。

成熟する期間を、色々と調べてみましたが、羽化から1ヶ月経てば良いとか、オシッコをすれば良いとか書かれていましたが、どちらも当てはまりましたので、ペアリングさせたいと思います。

ペアリングはプリンカップにペアを入れて、一週間位同居させれば、交尾が完了しているみたい...
気を付けなければならないのが、小さい♀がマットに潜ってしまわないようにする事。

マットを少なく入れるとか、ティッシュで代用するとかヒントをもらい、早速試してみましたが
マットは発酵マットの目の細かいのしか、手元にありませんでしたので、ひっくり返ると起き上がれません
ティッシュは薄くひくと思った通り、メチャクチャにしてしまいました。
ブルー系の♀とグリーン系♂を入れてみました。
とりあえず、ペパーレットをひいて、ゼリー1/4カットしたものを入れて、様子を見てみます。

早速、♂が♀を捕まえて交尾しようとしていますが、
中々上手くいかずに♀に、逃げられていました。

しかしこんなに動き回っていて大丈夫なのでしょうか?
小さい体で動き回って体力消耗しないのかな。
少し不安です。
ペパーレットは一日で、こんなになってしまいました。
これでは♀と♂が出会って、交尾をするのは無理ですから、余分な量を取り除いておきました。

一日でこんなにほぐれてしまうとは...
恐らくひっくり返った時に、ペパーレットを抱きかかえるようにして、ほぐしてしまうのでしょう。

相当動き回っています。大丈夫かな?


2004/01/25 もう1ペアセット


もう1ペア ♂・♀グリーン系をセットしました。

ペパーレットもいまいちでしたので、水苔をマット代わりにしてみます。
先のペアもこれにしましたが、交尾していたようです。

ここに来て、餌も随分食べるようになり、1/4カットのゼリーを2個与えているのですが、2日で完食してしまいます。

一週間後に産卵セットの予定です。


2005/02/05 産卵セット


♀2匹を産卵セットへ投入しました。
色々なHPで紹介されている、材無し産卵セットです。発酵マットをプラケースミニに、カチカチに詰めて材の代わりにします。
♀が潜りやすいように、真ん中にちょうど良い大きさの穴を開けて、餌を食べに出てきた時の転倒防止用の水苔をひいて完成。発酵マットは微粒子マットが良いそうですが、手元にありませんので、月夜野きのこ園のクワマットにしました。
30分程眺めてましたが、マットの上には出てきませんでした。このまま産卵坑道を掘り進んで欲しいものです。

一週間程で産卵終了するようですので、そのあたりで取り出してみます。


2005/02/07 途中経過


産卵ケースに投入後、2日経ちました。

産卵坑道を掘っているのでしょうか。マットが一部盛り上がっていますが、マット上に出た形跡はありません。

ケース底面に坑道らしき跡は確認できましたが、卵は今の所、確認できません。
元々は材に生む種らしいので、カブトみたいにケース底面に、卵を産み付けないのでしょうか?
ハプキンの卵ってどの位の大きさ何でしょうね。


2005/02/21 どうしているの?


2匹の♀を産卵セットしてから、2週間が経ちましたが2匹共、マットの上には出てこないで、いつ見てもマットの中でじーっとしています。
産卵しているのでしょうか?
それともただ潜っているだけなのかな?

マットが全く合わないのかと思い「クワマット」購入先の月夜野きのこ園の産卵データのページを調べましたが産む♀は、クワマットでも産んでいるようです。
でも個体差がありますのでマットがあっていないのかも?
2匹共に未交尾の可能性もありますね。でも確かに交尾していたよな〜。
もう暫く様子を見て、メスを取り出してみます。


2005/3/2 ブリード失敗?


ブルー系の♀は前回の飼育記から、ずーっと同じ場所にいました。
いくら何でもおかしいと思い、今日取り出してみましたが、やはり落ちていました。
産卵し続けて、体力を消耗して力尽きたのでしょうか?
それにしては、ケース底面・側面に卵は確認できません。
産卵をしていなかったとすると、なぜ潜ったままだったのでしょう?
いずれにしても、ブルー系のブリードはここで終わってしまいました。産んでいる事を祈るだけです。
このままマットを暴いて産卵しているかどうか、確認しようと思いましたが、採卵するとせっかく産んだ卵が腐ったりしそうですので、やめておきます。
産卵していればその内に幼虫が確認できるでしょう。
前回の画像とマットの色が違いますが、カメラの撮影条件が異なった為で、実際は同じ色をしています。

グリーン系の♀は2月末にマットの上に出てきましたので、プリンカップで飼育して餌を沢山食べてもらっています。
こちらも、ケース底面・側面に卵は確認できません。
マットが合わなかった可能性がありますので、次回は違うマットを使用して、産卵セットするつもりです。


2005/3/13 まずいっ!


ノーマルグリーン系の♀に餌を与えようと、温室を覗いたら、何と落ちていました。これで2匹の♀が☆になってしまいましたので、この系統での、産卵セットは終わりになってしまいました。
メスを投入してから1ヶ月以上保管した産卵セットには、幼虫は確認できません。今日、ブルー系の産卵セットを暴いてみました。

マットをカチカチに詰めましたので、ケースの底を手で叩いても、なかなかマットがケースから、出てきません。
ケースをトントンと受け皿に少しずつ叩きつけるようにすると、少しずつマットがずれて、取り出せました。
カチカチに詰めたマットでしたが、♀の掘った坑道は分かりました。
マットが柔らかくなり、カチカチ部分と明らかに異なっていますので、卵を産んでいるとすればこの部分でしょう。特に坑道部分は気を付けて、マットをほぐしていきましたが、何も出て来ませんでした。

もう一つのノーマルグリーン系のセットも暴いて見ようと思いましたが、止めておきます。
暴いて、何も出てこなければショックが大きいですから...
もう何日かして、覚悟を決めてから暴いてみようと思います。

なぜ2匹の♀は産卵せずに、落ちてしまったのでしょう?
恐らく産卵しようと坑道を掘り進み、マットが合わない等で産卵環境が気に入らなかったか、未交尾で産卵モードにならなかったのでしょうね。それならマットの上に出てくればいくらでも餌があったのに...
地上に出ようと、カチカチのマットを掘り進む内に体力を使い果たしてしまったのでしょうか?

パプキン苦手意識が芽生えはじめて来ました。。


2005/3/17 あきらめモードで...


ブルー系の産卵セットを暴いてから、毎日グリーン系の産卵セットを眺めていましたが、ケース底面や側面には全く幼虫の姿が確認できません。
ブルー系の産卵セットは坑道が確認できましたが、あれは産卵をする為に掘り進んだのではなく、産卵するのに最適な条件の場所を探していたのでは?と考えました。マットの質、湿度、堅さ具合等、なかなか気に入った場所がなくて、その内に、力尽きてしまったのでは...
単純にマットをカチカチに詰めて、適度な湿り気をマットに与えたつもりですが、ブルー系の♀には合わなかったのでしょう。そう考えると姉妹であるグリーン系も同じでは..十分にありえますよね。

あきらめモードで、今日グリーン系の産卵セットを暴いてみました。
前回と同じ様にケースを受け皿にトントンと叩き付けて、マットをずらして行きます。きれいな形でマットが落ちてきました。
「坑道が無い!」ブルー系ではあれ程あった坑道が見当たりません。「これは...ダメだ...」と諦めながら、
少しずつマットをほぐしていきますが、丁寧さに欠けています。
その時、見つけました。
ありました、ありました。小さな卵です。
本当に小さな卵がケース底面側に確認できました。こうなりますと俄然、やる気になってきますが、次が見つかりません。
「1個だけ〜?」

よく『慎重にマットをほぐしていきましょう』なんて書いてあるのを見ますが
少なくとも短気な私には出来ません。指でボロボロとマットを崩していきますが、「もういないよ〜」の気持ちが先になって、又作業が荒くなって来ました。やっぱり私は採卵は苦手です。
孵化して、加齢した幼虫をゴソゴソ取り出すほうが好きですね。
子供の頃、林の中の腐葉土をスコップで穿り返して、カブトの幼虫を取りましたが、あの感覚が好きです。
30分もマットをほぐしていたでしょうか..ついに、その姿を現してくれました。
マットを半分に割ったその中に、幼虫がいました。すごく小さな幼虫です。
「初令か?」
オオクワの初令より、更に小さな幼虫がマットの中に発見出来ました。

プリンカップにそーっと移して、残ったマットをほぐしましたが、結局1卵、1幼虫だけの結果に終わりました。
「こんな小さな卵や幼虫では、取り残した分があるかも...」
確かに途中、作業が随分荒くなりましたので、可能性は高いのですが、きっぱりとあきらめて、ヘラクレスの幼虫がいるケースにマットは放り込んで、おきました。
さて、プリンカップに卵と幼虫を入れて、割り出し作業をしている途中に、何と、この幼虫脱皮を始めました。

と言うことは、これが2令なのかな?。まさかこの大きさで3令ではないでしょう。
グリーン系の♀は2/5に産卵セットを組み、2月末に産卵セットから取り出しました。
パプキンって卵の期間はどの位なのでしょう?
少なくとも、2週間位は卵でいるのでしょうね。

1卵、1幼虫だけでしたが、とりあえず産卵が確認できました。
♀は既に☆になっていますので、この系統での追加産卵セットは出来ませんが、この2匹を育てていこうと思います。


2005/04/05 卵が...


採卵した卵はプリンカップに入れておきましたが、数日で腐ってしまいました。グラシロの卵と言い、どうも私は卵の保存が苦手なようです。

さて1匹だけ採れた幼虫は、プリンカップに入れて飼育していましたが、あちこちと動き回っているようです。
プリンカップのフタ越しに、幼虫が掘り進んだトンネルが沢山あります。
マットをあまり堅く詰めませんでしたので、居所のいい場所でも探しているのでしょうか?
いずれにしろ幼虫には余り良くないと思いますので、ブリンカップの菌糸へ移そうと思います。
幼虫が1匹になってしまいましたので、次の種親を探しています。


2005/04/14 種親探し...


さて、今回のブリードで♀の種親が2匹共に☆になってしまい、幼虫も結果として、1匹しか採れませんでした。
1匹の幼虫では、どう逆立ちしても次世代のブリードは無理ですので、新たに種親を探していました。

最近人気のあるパプキンですから、「ビッダーズ」なんかには、沢山の出品があるだろうと思っていましたが、いざ見てみるとそんなに出品がありません。しかも探しているのは、♂・♀複数ペアです。こうなりますと中々出品されていません。
ショップも色々と探して見ましたが、1ペアで2、3千円はします。送料も入れると結構な出費。
それではと、「パプキン 余品」「パプキン 販売」なんかで検索しても最新の検索結果だけが表示されませんので、売り切れていたり、パプキン飼育・・・販売は終了しました。なんてページの検索をしてしまって、なかなか探せずに、途方にくれていました。クワ友さんに心当たりはないか、確かめようとしたその日に、ある方から一通のメールが...

前回の飼育記で、種親を探していると私が書いたのを見て、「パプキンを譲ってもいい」という内容でした。
しかも、複数のペアで譲ってもいいとの事でした。
訳あってパプキンの飼育を止めなければならないそうで、里親を探していたそうです。
初めての方に失礼かと思いましたが、お言葉に甘えることとしました。
まだ、♀が羽化したばかりで、♂の羽化は暫く先になりますが、楽しみに待つ事とします。


2005/05/10 種親到着



画像クリックで拡大します。
今日パプキンが届きました。
カロバガ産F4とワメナ産WF1のペアです。
画像はカロバガ産ですが、8匹譲っていただいた♀は三種類位の色に、わかれていました。種親は♀パープル系、♂グリーン系との事ですが、子供は、全く違う色になるのですね。
一気に我が家はパプだらけになってしまいました。(笑)

それにしてもパプキンの色合いを写すのは、難しいですね〜。
見た目に一番近い画像を選びましたが、まだちょっと違うような...
4月上旬羽化個体ですから、ブリードできるのは、しばらく先になりますが、どんな色が出てくるか楽しみです。
Sさん、本当にありがとうございました。大切に飼育します。


2005/06/23 機は熟した...


頂いたパプキンのカロガバ産を3ペア、ペアリングさせました。
♀は4月上旬羽化。♂は5月上旬羽化でしたので、♂が成熟するまで待ちました。
コバエシャッター・タイニーに水苔を少々入れて、ゼリーをセット。
♂、♀が自然にペアリングするのを待ちます。

♀は様々な色をしており、どれを種親にするか迷いましたが、元気の良さそうなものから、順番に種親としました。
私の場合、色の固定云々より、まず産卵成功が先決ですから...

たまに観察していますが、♂が♀を捕まえて交尾を試みています。
1週間から10日間程様子を見て、産卵セットを組もうと思います。


2005/07/11 産卵セット


ペアリング中のカロガバ産、3ペアの♀を産卵セットに入れました。
産卵木は、高橋農園の
コナラ中中柔軟材を使用

マットは、○○○ーさんの
○○○○○マットを使用
上手く産卵できたらマット名公表しますね。
加水前に産卵木を半分に割り、2時間加水します。3時間陰干しして、樹皮を剥ぎました。
マットはケース底から5cm(のつもりでしたが実際に測ったら3cmでした)堅詰めします。
マットの水分は若干少なめ。産卵木が水分を含んでいますので、少なめでちょうど良いかと判断しました。
産卵木が隠れるぐらいまで、マットを入れ指で詰めました。
転倒防止用の水苔、ゼリーを入れて完成。

マットの堅詰めと産卵木を入れる事により、♀にマットと産卵木のどちらかを、選ばせる産卵セットです。

前回の経験より、2週間はそのままにしておいて、よいのではないでしょうか。
卵の期間も思ったより長いので、2週間後に♀を取り出してそのまま幼虫が確認出来るまで、放置しておきます。
さて、産んでくれるでしょうか?交尾期間は長く取りましたが、交尾しているのを確認出来た訳ではありませんし、材・マットの両方を好まないかも知れません。
♀の羽化日は、3匹共に4月上旬。羽化からちょうど3ヶ月経っています。
後は、産んでくれる事を祈るだけ...



2005/08/23 産んだか...


7/11に産卵セットしてから1ヶ月以上が経過しました。
7月中は部屋の中に産卵セットが置いてあり、ちょくちょく確認していましたが産んでいる気配は全くありませんでした。
8月になって気温が上がってきましたので、床下収納の更に下へセットを置きます。あきらめ気分も手伝って、ますます確認の回数が減りました。
しかしお盆明けにセットを確認しましたら、1セットだけですが産卵木を齧っていて、齧ったオガがマットの上に確認できました。

更に今日もう1セットで同じ様にオガがマットの上に出ていました。
オガのある所の産卵木を指でなぞってみましたが、確かに産卵木の側面に坑道を掘っています。
ただ、残念な事に残りの1セットは♀がマット上で☆になっていました。
産卵木は齧っていませんでしたが、マットに産んでいる事を祈ります。
とりあえず希望が見えてきました。
が、いつ割り出しすればいいのか困っています。マットに産んでいるのならば、ケース越しに幼虫が確認できた時点で、割り出しをすればいいのでしょうが、産卵木に産んでいるとなるとマットには幼虫は出てこないでしょうね。
7月には産卵木を齧っていませんでしたので、8月に産卵開始。と判断し9月中旬までこのままにしておきます。

心配なのは、産卵木を齧っている2匹の♀です。
産卵セットしてから、一度もマット上に出てきていないと思います。ゼリーに全く手を付けていませんから...
この所、気温もだいぶ低くなってきましたので、玄関か自分の部屋に置こうかと思ったのですが、今日確認しましたら「トビムシ」でしょうね。2セット共に大発生していました。これではちょっと生活の場に置いておくのは気がひけますので、また床下収納の下に逆戻りです。ちょくちょく確認して♀を取り出そうと考えていたのですが、ちょっと無理ですね。
このままでは、恐らく産卵してそのまま☆になってしまうかも知れません。

更に先日から、ここ福島は秋雨前線の影響であまり気温が上がりません。今のところ床下収納でも23℃を保っていますが、これ以上低温が続くと床下収納では20℃を下回ってしまうかも知れません。
中途半端な時期になってしまい、温度管理が大変です。たのむ〜爆産してくれ〜。



2005/10/24 割り出し


3匹の♀を産卵セットしてから3ヶ月以上が経ちました。
通常ならば1ヶ月程で割り出すそうですが、せっかく譲って頂いた個体です。もし幼虫が採れなかった事を思うと、なかなか踏ん切りがつかずに、割り出しを行わず温室に三つのケースを入れてひたすらケースの底面や側面に幼虫が確認できるまで待ちました。パプキンは大きさにあまり拘らず、様々な色を楽しむ種ですから急いで割り出さなくてもいいかな。
と思ったのです。
しかし、先日ついに1セットのみですが、ケースの底面に2匹の幼虫が確認でき、早速今日割り出しを行いました。

マウスを当てると不明幼虫を表示します
気味悪いから見ないほうがいいかも...
まずは、1セット目。

7/11に産卵セットを組みましたが、8/23に確認した時は、♀が☆になっていて、産卵木も齧らずに期待薄なセットです。
当然ケース底面にも幼虫がいるような雰囲気はありません。

産卵木を取り出し、「パコッ」と割ってみると...!!
『なんだ〜この幼虫は〜』

このケースは早々に割り出しを諦めました。
そう言えば産卵セットを組む時に産卵木を熱処理しなかった...失敗


続いて、2セット目です。

8/23に確認した時は、産卵木の脇からおがくずが沢山出ていました。が
しかし、幼虫はマットには確認できないセットです。

産卵木を割ってみると...
これは間違いなくクワの食痕でしょう。
いました、いました。
材のみを食している、綺麗な肌色のお腹が見えます。

こんな感じで、このセットからは、材から5匹・マットから1匹の幼虫が採れました。

後で、画像を載せますがマットから出てきた幼虫が大きいんです。
パプキンの幼虫ってこんなに大きくなるのでしょうか?


3セット目の割り出しです。

産卵木からおがくずも確認でき、何よりケース底面に幼虫が2匹確認できていますので、割り出しも安心してできます。

産卵木から割り出していくと、あちらこちらに食痕があります。
慎重に割り出して、5匹の幼虫が産卵木から採れました。
しかし、5匹のうち、初令が2匹いたのにはびっくりです。
♀は既に☆になっていましたが、産卵した時期が遅かったのでしょうね。
マットにも沢山の幼虫がいました。
ケースを逆さまにしてトントンと叩くと、少しずつマットが落ちていきます。マットの中に幼虫がいるのが分かっていますので慎重に...

何とマットからは10匹の幼虫が採れました。
又、マットにも初令の幼虫が確認できましたので、産卵木に生みつけられた幼虫がマットに移動したのではなく、最初からマットにも産卵していたと思います。マット固め詰め+産卵木セットは効果大でした。

右が2セット目のマットの中にいた幼虫です。
産卵木のすぐ下にいましたので、産卵木の中に生みつけられて孵化し、産卵木を食べながら、そのままマットへ移動したと思います。

一円玉を置いてみましたが、隣の幼虫より二周りも大きく見えます。
この幼虫だけ、プリンカップではなく、700瓶にマットを詰めて投入しました。
産卵木から割り出した幼虫は菌糸プリンカップへ、マットから出てきた幼虫はマットを詰めたプリンカップに、投入しました大きさを競う種ではありませんが、♂は大きい方がカッコいいですからね。菌糸、マット共に大きく育って欲しいものです。
それにしても一気に20匹。なんだか飼育しているクワガタの幼虫の数が昨年並みになってきました。(^^ゞ



2004/03/02 とりあえず飼育終了


10/24の割り出しから約4ヶ月。半分位の幼虫は無事に羽化しています。
割り出しの時に一番大きかった幼虫は700瓶に投入した後、すぐに蛹化してしまい、普通のサイズで羽化しました。
菌糸だから、特に大きな成虫が羽化した訳ではなく、マット飼育とさほど違いはありませんでした。
まだ蛹化せずに幼虫のままの個体もいますので、夏になったらテラリウムに入れて楽しもうと思います。
種親を譲ってくれました Iさん、Sさん、ありがとうございました。


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2006/05/12 ブルー血統に挑戦


パプキンのブリードを1サイクル終えて、暫くはブリードするつもりが無かったのですが、あるプレ企画で「パプキン・ブルー血統」に応募してみたら、見事当選。再びブルー血統でのブリードに挑戦します。
パプキン 西イリアン F7 
ほぼブルー固定の血統だそうです。

5頭の予定でしたが、6頭頂きました。
Mさんありがとうございました。

♂・♀の判別は私は苦手なのですが、間違いなく右の大きな幼虫は♂でしょう。
早速、600ハチミツ瓶に発酵マットを詰めて引越しです。

が、私が用意したマットにトビムシがいるようでしたので、トビムシ拡散防止の為に、プラケースの中に入れて温室へ入れておきました。
これなら、トビムシが瓶のフタの隙間から出てきても、プラケースの底で☆になりますので安心です。
ブルーの固定はなかなか難しそうですが、頑張って飼育していきます。




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