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ウォレスノコギリ飼育記

外国産のノコギリクワガタは、様々な色をしている種が沢山います。
そのなかでも一目惚れしたのが、このウォレスノコでした。
長歯になるとまるでドルクス系の様な迫力があります。
こんなウォレスノコギリの飼育記です。



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2005/06/11 ウォレスノコが来た...


ウォレスノコに一目惚れしてから、オークションやショップの販売など、あちこちでペアを探していましたが、なかなか良い個体が見つからずに、「その内・その内」とのん気に構えていました。
しかし、ある企画でウォレスノコペアが出されており、試しに応募しましたら、見事当選。
我が家にウォレスノコがやって来ました。
ウォレスノコギリクワガタ

ハルマヘラ産 F2
♂2005/02/01羽化 40ミリ
♀2004/12/18羽化 32ミリ

小さめの固体ですが、色・艶と言いノコギリとは思えません。頑張ってブリードして、是非とも大歯を出したいと思います。

まずは、♂・♀分けて飼育し、十分に餌を食べてもらいます。


2005/06/23 ペアリング


我が家にウォレスノコが来て、10日間経ちました。
そろそろ環境にもなれたと思いますので、ペアリングをしてみました。何でもウォレスノコは♀殺しがあるそうで、目の前でのハンドペアリングになります。
瓶を逆さまにして、2匹を入れると♂はすぐに♀に興味を示し、交尾を始めました。

このままの姿勢で約30分間の交尾でした。
ま、大歯ではありませんから、♀殺しは無いでしょうね。
数日後に再度ペアリングをしてみます。


2005/06/28〜07/11 甘かった...


6/28
再度ペアリングをさせました。が...♂と♀の雰囲気が前回と全く違います。いきなり♂が♀に攻撃していきました。
小さなアゴで♀をひっくり返し、♀の腹を挟もうとしています。
あわてて、別居。暫くして再度同居させると又同じ事の繰り返し。今度は♀も反撃して♂の足を挟んでいます。
♂の足が取れてしまっては、交尾に支障をきたすと思い、今日のペアリングは中止にしました。
やはり、噂どおりに気性が激しいみたいです。

7/11
久しぶりのペアリング再開です。
前回の事がありますので、今度は慎重に...と思ったのですが...
慎重に♀の上に♂を乗せましたが、今回はなんと全くの無反応です。 試しに2匹をひっくり返して見ましたが、このまんま。

暫く眺めていましたが、まったく反応しないので今回も中止...
ふぅ〜。難しい...


2005/07/12 まずい事に...


昨日はなぜ♂も♀も反応しなかったのでしょう?気になりましたので、再度ペアリングトライしてみました。
このままの状態で20分程じっとしていました。 やっと交尾を始めました。

交尾を始めてから、一時間が経過しました。PCに向かいながらチラチラと目をやっていましたが、動く気配はありません。
いくらなんでも長すぎると思い♂をよ〜く観察してみると...!
なんと!!♂の交尾器が途中から切れてます。これでは何時間でも交尾の体制でいるでしょうね。
交尾の体制に入らなければ、交尾器を出しませんので、切れてしまったのは、一番最初の交尾の時なのか、それとも以前より切れていたのでしょうか?いずれにしてもまずい事になりました。
1回限りの30分だけの交尾...しかもその時に交尾器が切れたとすると、交尾の時間はもっと少ないはずです。

交尾器が切れてしまった以上、もう交尾は出来ませんので
すぐに♀を産卵セットに投入します。
それにしても、まずい...


2005/07/17 産卵セット


♂の交尾器が使い物にならいので、これ以上の追いがけは出来ませんので、産卵セットを組みました。
プラケース大に、ドルクスキングさんのアンテマットを底から5cm固めます。初めて使用するマットですが安くて臭いも余りせずに
なかなか良さげなマットですね。

産卵木は高橋農園さんのコナラ中中柔軟材を使用。
12時間程水に浸した後、電子レンジで5分間加熱殺虫処理し、
24時間物置で乾燥させました。
樹皮は全て剥ぎ、転倒防止用に使います。

アンテマットを産卵木が隠れるぐらいまで軽く入れて、転倒防止用の樹皮をケース一面に置いて完了。


2005/9/27 残念


産卵セットは夏場は床下収納の下に置き、温度が上昇しないように気を付けました。ゼリーは10日間に一回位の割合で、交換はしていたのですが、♀は全く手を付けずにマットに潜りっぱなしでした。
産卵モードに入っていれば良かったのですが、今日割り出しをしましたら残念...産んでいませんでした。
♀は産卵木の下に潜っていました。

更に先月末に♂も☆になり、標本にしようと纏足中です。やはり交尾器が切れていたのが原因なのでしょうか。
交尾が成功していなかったのか、私の産卵セットが拙かったのかは分かりませんが、♀にゼリーを沢山食べてもらい、
もう一度産卵セットを組んでみます。


2005/11/17 ついに♀が...


産卵セットから取り出して、暫くは単独飼育をして、ゼリーを与えましたが食が細く、その後に♀を二度目の産卵セットに投入しましたが、材を齧る様子は無く、餌も全くと言っていいほど食べませんでした。
産卵セットを暴いたところ、♀が落ちているのを今日確認しました。
里親さんには、大変申し訳ないことをしてしまいました。m(__)m
この失敗に懲りずに又ウォレスノコを探して、ブリードに挑戦したいと思います。


2006/01/16 幼虫が来た...


オークションでウォレスノコのペアを探していましたが、結構な値段が付いていて、いつも落札できずにいました。
ある日、知り合いのクワ友さんの掲示板を見ていたら、ウォレスノコの書き込みがありましたので、図々しいのを承知でウォレスノコの余品がないか聞いてみたところ、他の方に聞いて下さり、幼虫5匹を譲ってもらう事となりました。

年末から話を煮詰めて、本日ウォレスノコ幼虫が我が家に届きました。早速菌糸瓶に投入です。色々と探してくださったIさん、そして幼虫を譲って下さった、Oさんありがとうございました。
ウォレスノコギリ ハルマヘラ産 CBF2


2006/04/07 菌糸交換



体重15gの♂
早いものでウォレスの幼虫が我が家にやって来てから、3ヶ月が経ちました。
ハチミツ600瓶に投入していたのですが、ほとんどが3分の2以上菌糸を食い上げています。
ただその中で1頭だけ、菌糸をなかなか食べずにいる個体が1頭だけいます。
たまに瓶越しに見えるその体も小さくて、「この個体は♀」と決め付けていました。
他の4頭はその1頭から比べると、菌糸の食い上げる量も多く、
勝手に残りの4頭は♂と決め付けていました。
今日、全ての幼虫の菌糸瓶を交換しました。結果は5gが1頭 なかなか菌糸を食べずにいた小さな個体です。
『これが♀ならば♂はどの位の大きさなのかな?』と楽しみに残りの4頭の菌糸瓶を掘って見たところ...
8gが1頭、11gが2頭でした。頭幅も先の5gに比べて一回り大きいようです。
『これが♂ならば余り大きくならないな。オオクワの60ミリ台だって17g位はあったよな〜』
とオオクワと比較しちゃいましたが、最後に大物が出てきました。
何と15g!この個体は瓶越しに余り姿を現さずに、たまに確認できてもお尻ばかりしか見せない個体だったんです。
これは間違いなく60ミリ台は狙えるでしょう。

ただ、一つ不思議なのが頭幅...
15gの♂はオオクワのそれと同じ位の頭幅でした。11gと8gは一回り小振りに見えました。
5gの個体は更に小振りで、間違いなく♀の頭幅です。まさかこの時点で2令と言う事は無いでしょう。
という事は、中間の頭幅の11gと8gは♂だとしたら、この時点で短歯になる事が決まっているのでしょうね。
だとしたら、3令に脱皮する以前の環境や栄養摂取条件などで、その幼虫は短歯になってしまう事になります。

大歯と短歯の差が著しいノコギリ系統ですが、これから先、興味深く観察してみます。


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2006/06/11 菌糸交換そして羽化


二度目の菌糸瓶交換です。4月に交換した時に5g、8gだった幼虫は♀として羽化しました。
二匹とも、まだ菌糸瓶の中から取り出さずにいます。
そんなに羽化ズレは気にしなくてもいいかと思いますが、先に活動を始めて☆になっては大変ですからね。
♂が羽化し♂を先に取り出して、活動を始めるまで瓶の中で眠っていてもらおうと思っています。
4月時点で、11gだった2匹の幼虫の内、1匹は11gのまま体重が伸びずにそのままでした。
この個体は、このまま蛹化しそうな気がします。

4月時点で11gのもう1匹の幼虫は、その後しばらくすると蛹室を作り出して、先日羽化しました。
瓶の外から定規を当ててみましたが、45ミリ位でしょうか。
まだ、お腹が引っ込んでいませんので、もう暫く様子を見てから取り出したいと思います。

さて、4月に15gだった幼虫は何gに増えているのでしょう?
答えは17gでした。ここまで体重がのびれば60ミリ後半も狙えるかな?
これまでの結果を一覧にしてみました。
4月 6月 備考
5g 羽化済み
8g 羽化済み
11g 羽化済み
11g 11g 体の色が黄色
15g 17g 体の色が黄色





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