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ウォレスノコギリ飼育記
外国産のノコギリクワガタは、様々な色をしている種が沢山います。
そのなかでも一目惚れしたのが、このウォレスノコでした。
長歯になるとまるでドルクス系の様な迫力があります。
こんなウォレスノコギリの飼育記です。
2005/06/11 ウォレスノコが来た... |
ウォレスノコに一目惚れしてから、オークションやショップの販売など、あちこちでペアを探していましたが、なかなか良い個体が見つからずに、「その内・その内」とのん気に構えていました。 しかし、ある企画でウォレスノコペアが出されており、試しに応募しましたら、見事当選。 我が家にウォレスノコがやって来ました。
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2005/06/23 ペアリング |
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2005/06/28〜07/11 甘かった... |
小さなアゴで♀をひっくり返し、♀の腹を挟もうとしています。 あわてて、別居。暫くして再度同居させると又同じ事の繰り返し。今度は♀も反撃して♂の足を挟んでいます。 ♂の足が取れてしまっては、交尾に支障をきたすと思い、今日のペアリングは中止にしました。 やはり、噂どおりに気性が激しいみたいです。
前回の事がありますので、今度は慎重に...と思ったのですが...
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2005/07/12 まずい事に... |
昨日はなぜ♂も♀も反応しなかったのでしょう?気になりましたので、再度ペアリングトライしてみました。
交尾を始めてから、一時間が経過しました。PCに向かいながらチラチラと目をやっていましたが、動く気配はありません。 いくらなんでも長すぎると思い♂をよ〜く観察してみると...!
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2005/07/17 産卵セット |
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2005/9/27 残念 |
産卵セットは夏場は床下収納の下に置き、温度が上昇しないように気を付けました。ゼリーは10日間に一回位の割合で、交換はしていたのですが、♀は全く手を付けずにマットに潜りっぱなしでした。 産卵モードに入っていれば良かったのですが、今日割り出しをしましたら残念...産んでいませんでした。 ♀は産卵木の下に潜っていました。 更に先月末に♂も☆になり、標本にしようと纏足中です。やはり交尾器が切れていたのが原因なのでしょうか。 交尾が成功していなかったのか、私の産卵セットが拙かったのかは分かりませんが、♀にゼリーを沢山食べてもらい、 もう一度産卵セットを組んでみます。 |
2005/11/17 ついに♀が... |
産卵セットから取り出して、暫くは単独飼育をして、ゼリーを与えましたが食が細く、その後に♀を二度目の産卵セットに投入しましたが、材を齧る様子は無く、餌も全くと言っていいほど食べませんでした。 産卵セットを暴いたところ、♀が落ちているのを今日確認しました。 里親さんには、大変申し訳ないことをしてしまいました。m(__)m この失敗に懲りずに又ウォレスノコを探して、ブリードに挑戦したいと思います。 |
2006/01/16 幼虫が来た... |
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2006/04/07 菌糸交換 |
『これが♀ならば♂はどの位の大きさなのかな?』と楽しみに残りの4頭の菌糸瓶を掘って見たところ... 8gが1頭、11gが2頭でした。頭幅も先の5gに比べて一回り大きいようです。 『これが♂ならば余り大きくならないな。オオクワの60ミリ台だって17g位はあったよな〜』 とオオクワと比較しちゃいましたが、最後に大物が出てきました。 何と15g!この個体は瓶越しに余り姿を現さずに、たまに確認できてもお尻ばかりしか見せない個体だったんです。 これは間違いなく60ミリ台は狙えるでしょう。 ただ、一つ不思議なのが頭幅... 15gの♂はオオクワのそれと同じ位の頭幅でした。11gと8gは一回り小振りに見えました。 5gの個体は更に小振りで、間違いなく♀の頭幅です。まさかこの時点で2令と言う事は無いでしょう。 という事は、中間の頭幅の11gと8gは♂だとしたら、この時点で短歯になる事が決まっているのでしょうね。 だとしたら、3令に脱皮する以前の環境や栄養摂取条件などで、その幼虫は短歯になってしまう事になります。 大歯と短歯の差が著しいノコギリ系統ですが、これから先、興味深く観察してみます。 |
2006/06/11 菌糸交換そして羽化 |
二度目の菌糸瓶交換です。4月に交換した時に5g、8gだった幼虫は♀として羽化しました。 二匹とも、まだ菌糸瓶の中から取り出さずにいます。 そんなに羽化ズレは気にしなくてもいいかと思いますが、先に活動を始めて☆になっては大変ですからね。 ♂が羽化し♂を先に取り出して、活動を始めるまで瓶の中で眠っていてもらおうと思っています。
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