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ヤマコウの新車購入記 2

もう新車なんて買う機会は無いと思っていた。
今のアルファードも定年まで乗るつもりだし、その頃には子供も一人前になっているので、
ミニバンは要らないから中古の軽でも買うつもりでいた。。。


2009/11月


しかし、娘がこの春に学校を卒業して就職することが決まり、教習所に通いだした。
ある日何気なく娘に『車は何に乗るつもりだ?』と聞くと何と! 
Bbの黒に乗りたい。中古はいや』との答えが返ってきた。

Bbの新車。。。それなりの装備を付けると軽く200万は超えてしまう。
他に乗りたい車が1000cc1300ccで何か無いのかと聞くとフィットやパッソ、ヴィッツなど丸い形の車は好みで無いらしい。
自分でローンを組んで支払うから絶対新車でないと嫌だ。と聞く耳を持たない。

白ナンバーでは維持費が高いので、軽自動車で何か好みは無いのかと聞くとこれもビックリ 『ゼスト・スパークの黒』が良いと言う。


これがゼスト・スパーク

なるほど、Bbに似ていると言えばそう見える。

軽自動車ではゼスト・スパーク以外興味が無いと言うので、ゼスト・スパークの新車を購入する事になった。 
いくら値引きができるか分からないが、新車購入までのお話です。




2009/12/1 各車比較する



時代は「エコカー減税、エコカー補助金」の真っただ中。
軽自動車でもこれらが適用になると約7万5千円の補助、減税が受けられる。
しかし、セカンドカーとしては、ノンターボ(NA)でも不自由は無いのだろうが、ここは田舎。
娘は車の運転に慣れてくれば、山道を越えて福島や郡山へ、高速を使って仙台に遊びに行く事だろう。
娘にとってはファースト・カー。
我が家のセカンドカー ダイハツ・ムーブ(NA)で山道を走れば、エンジンは唸りっぱなし、高速を使って桧枝岐に遠征に出かければ、長い上り坂はアクセルベタ踏みでも80kmしかでない。

車両本体価格も上がり、尚且つ減税も受けられないターボ車だが、長く乗るつもりならば、
ここはひとつ 『ターボ車』に決まり。
車両本体価格の上昇分と減税の恩恵を受けないので、25万近く高上がりになるがあえて「ターボ車」にする。

本命はゼスト・スパークしかないのだが、ディーラーに行って『ゼスト命です!』と言っては足元を見られてしまう。
大幅な値引き額を引き出すには、競合車を見立てて、『安い車を買う!』と営業マンにアピールしなければ、
値引きは望めないだろう。 
ここは各車のターボ・モデルを比較してみた。
メーカー ホンダ スズキ ダイハツ 三菱
車種 ゼスト・スパーク ワゴンR スティングレー ムーブ ek スポーツ 
タイプ W ターボ タイプ T R VSターボ
本体価格 \1,507,000 \1,417,500 |1,420,000 \1,375,000
駆動方式 4速AT ターボ CVT ターボ CVT ターボ 4速AT ターボ
ヘッドライト HID
オートヘッドライト × × ×
フォグランプ 無し+\56,140
スマートキー・システム
アルミホイール  ◎14インチ ◎14インチ ◎14インチ ◎14インチ
エアコン フル・オート フル・オート オート マニュアル
電動格納ドアミラー・ウインカー ◎ウィンカー× ◎ウィンカー×
全面UVカット ガラス
プライバシー・ガラス
スポーツ・サスペンション × ×
ゲートスポイラー
サイドシル・ガーニッシュ
運転席・助手席エアバッグ
EBD付きABS+ブレーキアシスト
全席パワーウィンドウ
フットレスト
オーディオ オーディオレス仕様 オーディオレス仕様
オーディオ レス -\5,500 -\21,000 標準 標準
スピーカー フロント2、リア2 フロント4、リア2 フロント2
6スピーカー2.1万
フロント2
自発光メーター 無し、センター
ステアリング メタル調 3本 本革巻き 本革巻き 本革巻き
シートリフター(上下調整) × \15,750
チルトステアリング × ×
セキュリティ アラーム イモビ
ピラー(ドアサッシュ) ブラックアウト
寒冷地仕様 設定込み \10,500 \14,700
う〜ん。
スズキのワゴンR・スティングレーが装備が一番充実しているにもかかわらず、一番車両価格が安くて、
ゼストスパークは一番価格が高い。
他社との違いは 専用サスペンションが組み込まれている位か?
いずれにしても、同じ値引き額ならば、単純にゼストスパークが10万高くなってしまう。。。。



2009/12/初旬 ターボに乗る




ターボ車を選定するとなると、是非とも試乗してみたくなった。
ネットでターボの試乗車のあるディーラーを探すと、自宅から50km程離れた所で試乗できるディーラーがあったので、早速、家族と試乗に出かけた。

そのディーラーには、ターボ車とノンターボ車の2台の試乗車があったので、乗り比べ。
家族4人でのフル乗車と私一人で結構飛ばしての比較をしてみた。やはりターボ車はトルクがある。普通に走る分にはエンジンの回転数も上がらずに、結構静かに走れる。やはり価格が上がってもターボ車を選択する事を決意する。

対応してくれた営業マンは若くて中々良い感じの人だった。試乗も隣に乗ることもなく「近場でしたらば、お好きな道をどうぞ」と好意的だったが、装備品何も付けずに見積もり取ると値引き額は書いておらず、私「あの〜値引きはどの位ですか」と聞くと『5万位ならばなんとか…』50kmも離れたディーラーでは契約もできないので、早々に退散。





2009/12/10 作戦を練る



各社ターボ車の一覧表(上記)を作成して、作戦を練る。

1.     三菱ekスポーツR

フォグランプがオプションとなるが、それを含めても本体価格が安い。又、以前ムーブを購入する時にeKワゴンとムーブで迷っていると伝えると大幅値引きを提示して契約を迫ってきたので、大幅値引きが期待できる

2.    スズキワゴンRスティングレー

装備が一番充実しているにもかかわらず、一番本体価格が安い。
これを三菱にぶつけて、eKスポーツRから更なる値引きを引き出す。

3.     ホンダ ゼストスパーク

車両本体価格が一番高い。各ディーラーが同様の値引き額だとすると10万近い差になる。ホンダディーラーに対しては支払いは娘100万。残りを家内が支払う事として、ekスポーツRやワゴンRの値段に少しでも近づくように値引きを迫る。家内は車の事は全く無頓着な事として、値段のみで決めようとしている事をホンダに伝える。

4.     ダイハツムーブR

H3年にミラ、H14年にムーブを購入した時に値引きを頑張ってくれたディーラーがMS市にあるので、ワゴンR、ekスポーツから大幅値引きが引き出せなかった場合、ムーブRの大幅値引きの見積もりを取ってホンダと商談する。しかし、ムーブRの見積もりを取ると付き合いの深い営業マンに断りづらくなるのであくまでも最終手段とする。

5.     ホンダからある程度の見積もりが出たら同士競合に持ち込み、最終的にナビ装着を伝えて値引きの上乗せを迫る。

6.     ディーラー所在地

双葉郡T町にHonda CarsT店、N町にHonda CarsFN店

MS市 H区にHonda Cars3店、三菱、スズキ、ダイハツディーラー各1店

この他にもスズキやホンダを扱っている代理店(サブディーラ)などが数多く点在するが、そこから購入した知人から話を聞くと値引きは35万程度との事なのでこれらの店での交渉は最初から行わない事にする。

7.     条件の提示や商談日時の連絡はメールにてもらう事にする。(話の流れで私も興奮してОKの返事をしてしまう事を防止する為)

8.     納車費用が見積もりに計上されていても、最後にカット

9.    フロアマットは見積もり時にスタンダードにしておいて、契約時にデラックスに変更する。小物要求として、マフラーカッター(5000円弱)を要求する。





1月9日 商談開始




ekスポーツRの見積もりを取りに三菱へ行く。

装備無しで見積もりをお願いし、各社の一覧表を見せると、営業マンはビックリして「よくここまで調べましたね。
それでは頑張って見積もりを出してきます」と持ってきた見積書には本体価格から88500円の値引き額。

その足でHonda Cars福島T店行く。この店は我が家から一番近いのでここで大幅値引きがでれば、その後の点検・車検の時に便利なのだが、装備品無しでの見積もりは値引き3万。。唖然。。やはり双葉郡では車両から35万が限界なのか?

次にN町にあるHonda CarsFN店へ行き、フロアマット、バイザー込みでの見積もりを取るも5万の値引き額。「契約時にはもう少し値引けますか?」と聞くと「数百円のカット位ならば」と競合以前にやる気なし。

1月10日

ホンダディーラーが3店ひしめき合うMS市に出向き見積もりをとる。

まずはHonda CarsMS店

一番大きな店構えで対応してくれた営業マンは30歳位の少し頼りない感じ。

購入経緯、他社ターボ車も検討に入れて一番安い車を考えていることを伝えて、一覧表を見せる。

ここでも「よく調べましたね〜勉強になります」と言って持ってきた見積もりは装備無しで57,065円総支払額は157万ピッタリにしてきた。

私が「値引き額が中途半端で支払い額がピッタリという事は総支払額を分かりやすくするためですね。商談が進めばもう少し頑張れますね。」と言うと『ええ、もう少しは…』と少し頼りなく答えた。

次にスズキへ行く

一覧表を見せて、装備・価格を考慮した上で車種を決めたいと伝えて装備品無しでの見積もりを取ると、42000円の値引き。ターボ車の試乗車があったので、試乗させてもらう。中々良い走りだった。試乗から戻ってくると営業マンが『上に相談したら+2万の値引きが許可になりました』との事。総支払額\1,453,795になる。
『この2万の上乗せは見積書に書けませんが間違いなく値引きしますよ』と営業マンは付けくわえた。
と言う事は、これ以上の値引きはできないのか不安になった。

強気のスズキ

1月18日
今日は一気に各ディーラーを回る予定
事前に各ディーラーに電話を入れて、商談のスケジュールを立てる。

今日からバイザー、フロアマット込みでの見積もりをとる事にする。

10時三菱へ
店に入るなり、営業マンが『各社どうですか?頑張りますよ』とやる気満々。
先日もらったスズキの見積もりを見せた上で、「支払いをする家内は値引きで頑張ってくれそうな三菱さんをもの凄く気に入っています。値引き頑張ってください。」とフロアマット、バイザー、フォグランプ装備の見積もりをお願いする。値引き額\116,135支払い総額147万にしてきた。店長まで同席し『契約となればまだまだ値引きは頑張れます』と詰め寄る。これ以上商談を進めると断りづらくなるので、「ホンダの商談がまだですから、後日また来ます」と店を出る。
11時にスズキへ

三菱でバイザー、マット付属で147万を伝えた上で、付属品ワバイザー、マット(\23,416)付属の見積もりを取ると、何と値引き額は前回と変わらず62000円のまま。支払い総額\1,477,211
営業マンは『車選びは値段も考えなければなりませんが、最後は気に入った車に乗った方がよろしいかと思います。長く乗るものですからね。』と付け加えた。
よほどワゴンRに自信を持っているのだろう。

11時30分Honda CarsH店

一覧表を見せ、各車競合を匂わせて、バイザー、マット(\32,445)付属での見積もりを取る。30代半ばの営業マンでかなりノリが良い。値引き額が記入されていなかったので、帰りがけに「いくら位?引けます?」と聞くと『9万は大丈夫です』
更に私が「契約となれば上乗せできますよね?」と聞き返すと『ええ、任せてください』との返事。
さすが小さな市に3店がひしめき合うだけのことはある。この店が最有力か。。

こりゃダメだ。と思ったら!

12時Honda CarsHN店
正直この店は今まであることを知らなかった。
昨日、見積もり商談したいと私が電話を入れると『はい。○○商店です』と言ってきたので、「あの。。Honda CarsHN店ですよね?」と私が聞くと『そうですよ』と平然とオバサンの声で答えが返ってきた。これはHonda Carsの看板は掲げているが、間違いなく一家で経営している整備工場だ。
当日ナビを頼りに行くと、その店構えは間違いなく整備工場のそれだ。
店の奥にあるお客様駐車場へ行くと、何と事故車が置いてあった。。。。

「これは無理だ。大幅値引きなんて」と思いながら店のドアを開けると店内には軽トラックが展示してあった。 
きっと近所の爺さんが軽トラ買いに来るのかな 笑

「昨日お電話しました。ヤマコウですが見積もりを頂きに来ました」と言うと
『ええ、出来てますよ』と差し出した見積もりを手に取る前に値引き額をチラッと見ると\25,000の金額が。ダメだこりゃ...
しかし良く見ると何と\25,000のとなりに1の文字が!!
車両本体値引き額\125,410 付属品\32,445から\2,445値引き 総支払152万だ。
オバサンは『後はアルミのスタッドレス位しか付けられませんね〜』と売る気があるんだか無いんだか分らない口調で答えた。
いきなりやる気が出てきた。
丁寧に受付のオバサンにお礼を言い、Honda CarsHN店を後にした。
しかしこの店ではこれ以上の値引きは期待できないだろう。。。。

車両本体価格と付属品3万から12万強の値引き+スタッドレス。
諦めていた店からいきなり、とんでもない値引き額がでた。

これで他のHonda Cars店の営業マンを攻めやすくなる。

14時 Honda CarsFN店に帰りがけに寄る。
ナビ、バイザー+アルミスタッドレスでいくらになるのか見積もりを出してもらう。
ナビはアルパイン製15万の物を105,000円にすると言う。
本体から5万引き、「スタッドレスはお安くしておきます」と47200円を見積もりに計上して総支払額1,707,870円也。他はサービスと言っているのに見積もりに計上するなんて 馬鹿にしているのか!






1月18日 同士競合開始




1月18日15時

Honda Cars MSの営業マンを自宅に呼び、商談をする。
ここで初めて同じMS市のHonda Cars3店で見積もりを取っていることを営業マンに話す。更に、娘は装備が充実しているワゴンR気に入り、家内は一番支払いが安い、ekスポーツを押していると告げ、あるHonda Cars店ではバイザー、マット付属で乗り上げ152万+アルミスタッドレスサービスの条件が最安値だと告げると、その頼りない営業マンは『Sさんの所(Honda CarsHN店の社長名)ですね。あそこは結構無理しますから』と、
ズバリの答えを出してきた。

「いや、... 」私は言葉に詰まってしまった。
『スタッドレスと言っても恐らく初売りで売れ残った物かも知れませんよ。推測ですが08’-09’シーズンの売れ残りかも、タイヤメーカーも何処のだか分りませんね』と言ってきた。
なるほど。 そう言われれば現物が置いてあったわけではないし、倉庫に埃を被ってしまって有るのかも知れない。まずい。営業マンのペースだ。
営業マンペースからこちらのペースに戻さなければ...
「でも、この辺りでは冬にスタッドレス履いてもほとんど雪降りませんからね〜
突然の雪に対する保険みたいなものですから、昨シーズンの物であっても構わないと思いますよ。それよりこれ以上の条件をお願いしたいのですが。」と私が切り返すと、『分かりました。店に戻って社長と闘ってきます』と言って営業マンは我が家を後にした。

本命店が脱落

1月18日 18時
本命店のHonda CarsH店の営業マンからメールが届いた。
内容は「ヤマコウ様のご都合のよろしいときで構いませんので、直接お会い出来ないでしょうか。
金額も金額なのでメールやFAXなどではお伝えできません。」との事だった。

う〜ん。どの位の値引き額なのだろうか?ワゴンRekスポーツが147万円台であることは、知っているはずだ。
しかしゼストは本体価格差が10万高い、支払い額147万には届かないにしても、10万は超えてくる値引き額でないと話にならないはずだ。

9万+αと言う事は10万?エクセルで見積もり表を作成し、値引き10万、11万、12万と入力し、総支払額をたたき出す。しかし152万+アルミスタッドレス以上の条件になるのだろうか?

一か八かで、営業マンにこちらから電話をした。
「もしもしH田さんですか?メール拝見しました。物凄い値引きが出たようですね」
営業マン『ええ、直接お会いしてお話しましょう(契約を前提なのか?)』と切り出してきた。

ここで博打を打つ。Honda Carsの他店では乗り上げ152万+アルミスタッドレス付きの条件が出ましたよ。」と告げると『もう一度社長と相談します』と言ってきた。やはり152+アルミスタッドレスは相当安いのだろう

119
Honda CarsMS店の営業マンから乗り上げ152万+アルミスタッドレスと同条件にし、タイヤはダンロップを新規注文にするから契約をお願いしたいとメールがあった。
電話で教科書通りに「同じ条件でしたらば、先に提示してもらった店にします。プラスαでガソリン満タン、マフラーカッター付けてもらえませんか?」
と告げると営業マンは『分かりましたもう一度検討してみます』と電話を切った。

1月20日
ノリの良いHonda CarsH店の営業マンを自宅に呼ぶ。
昨日の電話で同士競合しているのは分かっているし、152+スタッドレスが最安値も分かっているので、話がしやすい。
私「ぶっちゃけ、最初はいくらの値引き額だったんですか?」
営「バイザー、フロアマット付属で143,790円引きで乗り上げ150万にしました。」
私「さすが、凄い値引き額ですね。スタッドレス付きの条件はどうなりましたか?」
営『152+アルミスタッドレス+まもる新車保障(\13,000)をお付けします』
私「現状ではギリギリでしょうね。それではその条件は置いといて、これに純正ナビ+リアカメラ(取り付け費込\ 151,830)をオプションに付けて乗り上げ165+アルミスタッドレス+ライセンスフレーム前のみ(リアカメラを付けると後ろは付けられなくなる)+マフラーカッター+ガソリン満タンで乗り上げ165万。でどうでしょうか? これならすぐにでもハンコ押します」と詰め寄った。

営業マンの前にパソコンを持ち出し、車両本体からこの位の値引き額、付属品からこの位の値引き額だと乗り上げ165万になる事を、私の方から延々と説明した。
エクセルで本体値引きと付属品値引きを入力し、車両本体価格から1割引き、付属品価格から3割引きとしてはじき出した値引き額にガソリン満タン、ライセンスフレームをオマケで付けてもらおうという計算だ。
営『かなり厳しい数字ですね。。。』

私「これならば娘も家内も納得してホンダゼストに乗れます。競合しているホンダ店も白旗あげるでしょう。
私も競合商談は疲れちゃうのでH田さんから買っちゃいますよ。」ともうひと押し。

営『もう一度社長と掛け合ってきます。でも厳しいですね、私が白旗あげそう』と言って我が家を後にした。

121
その営業マンからメールがあった
『昨日の夜、社長と相談致しました結果申し上げありませんが昨日以上の条件は出せませんでしたので、今回はお力になれそうにもありません。すいませんでした』
ゲッ! 165万を166万とか167万なら何とかなります。 ではないの??
どうやら社長が競合商談している客なので利益が出ないからダメ出しをしたみたい。
何と欲張りすぎて本命のHonda Cars店が脱落してしまった。

さて、そうるとあの頼りない営業マンのいるHonda CarsMS店しか残っていない。
しかし、その営業マンからメールが来ない。。。

仕方がないので、こちらから電話することにした。


122

私「営業のTさんをお願いします。」

営『はい、Tです』

私「マフラーカッターとガソリン満タンの条件はどうなりましたか?」

営『あの...社内規定で新車納車時はガソリン10リットルと言うものが当社にはありまして、ヤマコウ様だけ満タンと言うわけにはいきません』

私「そうですか。それではナビとバックモニターをオプション(152,775)に追加しての条件をお願いします。」

営『ナビ・バックモニターをお付けするとなると3万位は値引く事はできると思います』

3万。少し安く出たなと思いながらも
私「それではお見積りをお願いします。メールで結構ですから乗り上げ金額を教えてください」
営『早速、社長と相談します』
私「良い金額を楽しみにしています」

123
営業マンから見積もりのメールが届いた。ナビ・バックモニターから45,000円引きで、
何とこちらから言わないのに私の希望額の乗り上げ165万にしてきた。
ただし、契約が条件だと言う。
早速営業マンに電話をして、商談の日にちを決める125日の朝一番に商談することにした。
早速、エクセルでナビ・バックモニターからの値引き額45,000円を入力してみると、乗り上げ1,636,962円で165万から更に13,038円値引きできる計算になる。
この13,000円という金額。まもる新車保障の値段と一緒だ。
「これ位は更に付けられるだろう」と思い125日の大一番を迎えた。





2010/1/25 契約する




125

9時にHonda Cars南相馬店へ乗り込む。勿論パソコンを持参して。。。

早速商談開始

私「Tさん、メールで知れらせくれました、ナビから45,000円引きですと乗り上げ165万切っちゃいますよね?」
持参したパソコンのエクセルでの見積もり表を営業マンに見せながら言うと

営『ええ、私もその後計算してみたのですが、更に現金値引きでしたら1万円、用品値引きでしたら2万円でしたら何とかなりそうです』

私「ナビをつけたらまもる新車保障を付けておいた方が良いですよね。ナビ36km保障が5年、10km保障になりますものね」

営『さすがヤマコウさん。私もそれをご提案しようと思っていました。早速見積もりを作成しますね』

私「まもる新車保障とフロアマットをデラックス・タイプに変えてくれませんか?」

営『この保障制度は私共で保障する訳ではなく、よそ様に委託しておりますので13,000円が社外に支払わなければなりません。現金の値引きと同じとお考え下さい』

なるほど、言っていることはもっともだ。しかし、最後の詰めをする。

私「フロアマットをデラックスタイプに変えると4,200円、まもる新車保障が13,000

この条件で乗り上げ165万にしてくれたらば契約します。」

とハンコを机の上に置いた。

見積もりには車両本体価格から7万、付属品から146,089円の値引き額となっているが、

車両本体から1割引き、付属品(含取り付け工賃)から3割引きとしての一覧表も作成してある。



車両本体価格 \1,501,750 付属品価格合計 \239,174 目標値引き額 提示値引き額
車両本体価格から1割引きとして 付属品価格から3割引きとして 車両1割、付属品3割 \216,089
\150,175 \71,752 \221,927 値引き不足額 \5,838

値引き不足額が5,838円あるが、ここで又逃げられては元も子もない

ライセンスフレーム前のみを更にサービスさせようかとも考えたが、

この値引きなら納得してハンコを押せる。

営『少しお待ちください。』と言って奥に引っ込んだ。

営『社長の許可が下りましたので、その条件でお引き受けします』と見積書を作成し始めた。エクセルで見積書は作成済みだが、何たって165万もの買い物。

  じっくりと見積書を眺めて

私「これで契約します」と契約に至った。

その後正式に契約書を作成し、その後NA車だがゼストを試乗し、帰路に就いた。 

1ヶ月後にめでたく納車となったが、 

車自体はターボと言うこともあって物凄く
走りも良く、装備も充実。気に入っているのだが、
『娘の車』

私のじゃない。。。涙






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