2004年9月のやすけん

 new days for………

9月30日
 どうもこんばんは、脇毛をうまくカットしてくれる人がいたらいいなぁ、と思いませんか? やすけんです。
 プラッと起きたら荷物が届いておりました。どうにもヘンな紙袋に入って、札幌から。しかし全く見たことのない名前、住所です。オークションの品? まさか、昨日振り込んだばかりで早すぎるよなぁ。とか何とか考えながらビリビリ開けてみれば、中からドーンと『気道潤滑去痰剤 ムコソルバン・シロップ』なんてのが出てきて腰を抜かした。ハテ、オレはいつから気道を滑らかにするシロップを常用しなければならない身体になったのだろう? 親切でこれを贈ってくれたのは何所のどなた様だろうか? などとオカルトな話になってしまったが、なんのことはない、オークションの人形が入っていただけではないか。封筒に入れても充分送れると思うが。しっかしココ最近はこうした立体物しか買っていない。まあ理由はすぐに思いついて、本はブック・オフ行けばたいていのものは揃う、映像は買うのが高いのでレンタルで済ませる、CDはまず欲しいものが無い。東京行けば「こ、こ、こ、これは!」てなもんが山とあるんスが。そんで残ったのがフィギュア関連、というわけですよ。もはやプラモデルを買っても作る情熱と言うか時間と労力がなくなってしまった20代にとっては、こうした完成品のフィギュアを買って部屋に飾っておくことぐらいしか出来ないのですな。すぐに埃、溜まるけど。
 例えば、ガレージキットの世界ではいまだに新作が作られているエヴァンゲリオンの『綾波レイ』ね、オークションでチョロッと探してみれば山と出てきます。大体1〜2万円くらいが相場。いや〜、高いですねぇ。中にはうつ伏せの姿勢でケツだけを上にあげて大開脚、というインリン・オブ・ジョイトイなポーズの人形も作られてて、こんなものを子どもも利用しているかもしれないオークションで流すとは、けしからん! おっとよく見てみれば『アダルト』のカテゴリであった、なんてことも良くあります。とはいえまさか一から十までリアルに作ったのでは途端にマッポが飛んでこないとも限らない、はずなのに気合の入った連中はそういうエロスな部分にも気合を入れて作り上げ、買うダメ人間も大勢で10万近い金が動く、というウラの割には底の浅い海外ポルノみたいなことになってます。さすがインターネット。ボクはといえば、全く金の無い貧乏なフリーター、いくら興味があってもそんなものに手を出す余裕はありません。大体ね、人形に1万なんていい年こいて……ナニッ、1000円!? うおっ、実家暮らしで何所にも置けない、ダッチワイフと並んで買ったらオシマイな商品とはいえ、1000円なら欲しい! と思って見てみたら、こりゃあ正規品の型を取って作ったコピー品じゃあないか! エライ雑であった。しかも「石膏で作りました」ってアンタ! とまあこんな風に、ネットの世界には妖しすぎな商品が数知れず置いてあったりするので、気をつけましょうね。誰だってわかるって? そ、そうねぇ……。


 本日はメガネを買いに行こうかな、と思ってたんですね。なんか知らないけど、中央のフレームにヒビが入っちゃってたんで。でも今日は出歩かずに家の中でぐうたらしよう、と口に出して言うようなことじゃないことを決めてたんで、断念して部屋の中で『仮面ライダーX』見てました。ううん、やはりボンヤリと見る特撮は面白い。明日は“RCサクセション”の80年代初期ライブ集(『ラプソディ』とか出してた頃)のDVDを見よう。と言っても明日は仕事ですが。どうにも、シフトで組む人間は決まってるんですが、話が合わないというか、どうにも暇をもてあましすぎてイヤなんですね。かと言って忙しいのもイヤだし、勉強もイヤだし。ファイターズセール、なんか知らんけどまたやるし。ウチは中日が優勝したら、またそのセールをやるんですね。なんだよ、それ。どんなセールやろうとも、家からは遠すぎて行かないんですが。セールをやるとジジイやババアが「孫に買おうと思って…」とか言って買いに来たりするからイヤですよ。後で「孫が他のがいいって…」とか言われて返品しに来たりするんですよ。寝言言ってねーで、色がいやならペンキ持ってきて自分で塗らんかい! 黒く塗りつぶせ! 町蔵! グダグダの色になってもオレは知らんがね。


9月29日
 それにしても、一体何回来れば気がすむんでしょうかねぇ、台風は。こんばんは、やすけんです。
 最近寝不足なので、ホントにげっそりです。やはり通勤時間の長さはかなりのネックですなぁ。そんで昼まで寝てました。ふと起きてみたら、本日入金の約束をしたオークションのことを思い出す。いかん、長瀬愛のDVDがっ! まあ300円だけど。もはやどんなに気になるAVでも、定価の3000いくらで買う気はしなくなってきましたね。だってそんな毎日見ないし。実家暮らしだし。そろそろゲームでもまた買おうかな? それともマジメに筒井康孝でも買いに行くか? 読んだこと無いんですよね。小さい頃は推理小説っ子だったし。どっちにしても金がないので原田宗徳の本を読んだりしてるわけですが。あんまりヒマなときに本を読んでると、仕事の休憩中にすることがないんですな。温存しておかないと。ブック・オフも家からは遠い環境なモンで……。
 今、オークションでコレクターズ・アイテムが熱い。ボクの愛する“ユニコーン”の当時のテレビ映像が4000円ほどで出ているんですな。うう、借金さえなければ即買したものを! 同じ人の出品で、昔買った“フリッパーズ・ギター”のビデオがパワーアップされて出ていたのにはショックであった。価格も大体500円しかアップしていない。む、無念。やはり残り物に福があると言うか、急いてはことを仕損じると言うか。それとは別個で、80’sインディーズに注目がいってしまいます。町田町蔵在籍の“INU”は逃しましたが、ハードコアの祖、“ギズム”や“ガーゼ”が1000円くらいであるではないか。ライブ盤だけど。しょうがないのよ。オリジナルのスタジオ盤はその殆どがレコードだし、CD化の話なんて出るわけがないですからね。そこで海賊盤がゴロゴロと。でもこういうのって、レコードから落としたり、ライブ盤だったら会場で録音したりしたものだから音質が異常に悪い。かなり音量を上げないと、ナニ言ってるか聞き取れないのが殆どじゃないでしょうか? 貴重だったり珍しいからって、うかつに手を出すと音がショボくて文字通りしょんぼり…なんつーことになるかもしれないので、心構えが必要です。海外の激安DVDを買うときと同じ心境ですな。見てみたら地震予報が入ってました、なんてのに驚いてたらやっていけませんよ。しかし世の中不思議なもので、この間レンタルしてきたビデオにずーっとタイムコードが映りこんでたのにはビビッた。隅っこには『音声:ステレオ』の文字が。AVのサンプル見てるんじゃないんだから。がっつりマスターテープ入れ替えられてんじゃん。子どもの頃、映画『ゴジラ対メガロ』を借りて見てたら、最後の怪獣プロレス状態でいきなりブツリと映像が終わったときもかなりのショックだったものです。ええ、終わったのっ!? てなもんで。コピるんならもうちょっと気合を入れてやってもらいたいもんですが。韓国のヤツの方が上手かったぞっ! 音声が時折歪むけど。え、これって抗議していいの?


 そんなわけで久しぶりに穏やかな休日を過ごす…って最近同じこと言ってますな。よーするに何もしてなかったってことなんですが。ほぼ半日以上、仕事のときは外にいるのが普通になってしまっているので、見た目以上に疲れているのが実情なんですよ。もっと近場に就職したいなぁ。しかし、近場にはそもそも店が無い。陸の孤島か? ここは。今日足を運んでみたレンタルビデオ屋で長期のパートを募集しておった。またパートかよ。釧路にバイトはないのか? レンタルビデオ屋って結構一度はやってみたいのになぁ。しかしまあ、地元のバイトって、それ系の雑誌とか見ても全く載ってない。札幌しかないじゃないか。あそこが夢の土地に思えてくるぞ。失敗して地元に戻る人間の定番、缶詰工場もないしなぁ。魚を卸す工場が近所にあったんだけど(そのせいで毎日魚臭かったもんだ)、そこも先頃潰れて、今は綺麗な更地になってしまったのですよ。不景気も台風並に直撃してるのが我が地元の惨状なわけです。あ〜あ、こんなときはもうベースでも弾くしかねぇ。現実逃避にも、もうちょっと方法があるだろってな。借金を返すため、年内は全く地元から動くことが出来ないのでした。うーん。


9月28日
 およそ半年振りにトップの絵を更新したわけです。絵を描くこと自体、半年振りなモノで上手くいかないったらありゃしない。キレイパンが。え? 右端の自画像? 目を一回書き直してだけですよ。むしろキレイパンのほうが何回も描いては消して、描いては消して。昔さくらももこも言ってましたが、シンプルな絵の方が実は一番描きづらいと。ちょっとした線の曲がり具合で全然カワイク見えなくなってしまいますからね。資料に、と思って『こげぱん』の新作絵本を買いに行けば、1冊1000円以上というバブリーさに轟沈、退散してしまいました。確かに絵本だからオールカラーだけど、あまりに高いじゃないの。結局、ベッド周りに飾ってあるキレイパンぬいぐるみを穴の開くほど観察してスケッチするわけです。美術大学の学生みたいなことしてんな。親には見せられん姿ですが。って毎朝ぬいぐるみに頭突っ込んで寝てる姿見られてるっての。


 本日は家電売り場が大々的に改装しているので、上司はそっちに行きっぱなし。おかげで精神的にズイブン楽でした。しかし今日は家電とステーショナリーはほぼ休止状態なので、まあ店員も私服で作業しているわけですが、上司まで私服で来てるのにはビビッた。おいおい、アンタ一応こっちの売り場のシフトにも入ってるんだから、私服で来ることは無いだろう。接客どうするんだ? と思ったら私服で接客しやがった。客もポロシャツ着た男にいきなり冬用タイヤの説明をされても引くだろう。二日前がウソのように自転車売れず。と言うか逆に客の自転車盗まれる。んまあこの地域、近くに高校もあるし、とにかく総合的デパートだから学生や若者が多く集まるんですな。そのせいか、ハンパな駅前よりも盗難率高し! まあ盗られた親子もトッポそうな人でしたが。娘の方は自閉症なのか? ってくらいうつむいてたのだが。
 夕方になってからパンクの客が舞い込むったらありゃしない。「パンクです」って言われて苦労して調べてみたら虫ゴム(バルブの根元についてる部分ね)が破れてただけだったりしてね。実はね、パンク調べって金がかかるのよ。500円ほど。いやー、知らなかったなぁー。知らずに3人くらいタダでパンク調べしてたぞ、オレ。まあ給料には悲しいほど関係しないからいいけど。そんなパンク修理で忙しい中、家電売り場の改装に駆り出される。いやだー、重い荷物持つのかな? と思っていったら「空のダンボール潰して捨ててくれ」とのこと。放っとかんかい、そんなの! しかもダンボールに中途半端に荷物が入っててイヤになる。とはいえ突っ立ってるのも気持ちが悪いので(というより他の仕事押し付けられそうなので)、ダンボールの中身を移し変えて捨てていく。何も考えずに作業してたら、どうも商品の箱くさいものも一緒に捨ててしまったような気がする。まあ、知らずにやってしまったことだ。もしマジで困ったとしても、笑って許してやってくれい。まあボールペンの箱みたいだったけど、どうせ使わんって。プレゼントするとき以外。
 実は手伝いに来た時間って上がる少し前だったのですが、上司が何時何時まで残って、って言う指示を出さずに雲隠れしたものだから先輩と途方にくれる。もう30分は経過してるんだけどなぁ。かといって、「時間ですから」と勝手に帰るとまた後でネチネチと言われるのだ。冗談じゃないよ、部下の現状把握くらいちゃんとしてくれよ。結局、電話したらボクはもう帰ってよし、売り場のこととかを知ってる先輩はもう少し残れ、との指示。自分のものではない残業で残らされる気持ちたるや、察するに余りある。まあ来月辺りからボクもガンガン残業させられるんだろうが。だから8時過ぎたら帰れないっての。おかげで郵便局に寄ろうと思ったら閉まってたぞ、コラァ! しっかし9時くらいまで開いていないATMというのも使いづらい。サラリーマンには苦しいのだ。ほら、送金とかさぁ…。


 夜にビデオ返しに行ったら、前にバイト落ちたところがエライ不良の溜まり場になってて驚いた。不良と言うか、まあ、縦列駐車の場所に車を横に並べてドアの横にうんこ座りってなこりゃかなり危険でしょう? いやぁ、ココでバイトしなくてよかった。まあ深夜勤務じゃないんですけど、やっぱそういうシフトってズレることが多いじゃないですか。「なんとかしてこい」って言われるのもイヤだし。まあ若者の集まる歓楽街…とはちょっと違うか。まあ盛り場と化してるんですよねぇ、隣町は。あそこでビデオ借りるのはこれからは避けようっと……。


9月27日
 無職で足掻いていた頃、てかまあ、いまでも足掻いてるんですが、その頃やってた趣味がありまして。エロ小説書きですね。あっと、ウィンドウを閉じようとしないでよ。なんでいい年こいてそんなことやってたか、というと、別にフランス書院に送りつけてやろう、とかじゃなく、会社勤めの3ヶ月間全く趣味の読み書きをしてなかったので、どうにも文章は書きたいんだけど、これといったアイデアもネタもない、と言う状況に陥りまして。そんなら、前々から書いてみたかったエロ文にでも挑戦してみるか、ということになったわけですよ。もうそうなると、若かりし頃の経験(12歳からの)がブインブイン頭の中を駆け巡りまして、当時何も考えずに本屋の棚からエイヤっと抜いたエロ本が江戸時代の話だったりでガックリしたことを思い出してたら、あれよあれよとデカイ設定が思いつきまして。これだっ! と執筆していたのですよ。今のオレには三島由紀夫が乗り移ってるに違いない! と思って振り向いてみれば村西とおるが笑ってた、なんて夢を見たりして書いてたのですが、設定原稿用紙で400枚はいくんじゃねーか? と思ってたら20枚くらいで飽きちゃいました。なんちゅーか、ワイセツ部分に行くまでの前程やら複線やらをモンの凄く考えて書いてたんですが、あれ? いつもと変わんねーや、てなもんで。結局核心のワイセツ部分から書くことに。もともと、その部分だけを試しに書いてみたかったんだし。おおっ、キーボードが光るぜ、原稿がドンドン書きあがっていく! よし、一つ推敲を……うっ、シラフじゃ読めねぇっ! 我ながら笑っちゃうくらいドぎついガチンコ文章であった。しかも昼から初めて夜中までやってるんだから、人間やれば出来るもんである。うーん、こちとら学研とかじゃねーんだから、エロが最初のベッドシーンでなんやかやしてたらいつの間にか場面展開、なんてヌルイものを書く気はなかったのですが、その最初のシーンでお腹一杯になっちゃって。まあ、実験の結果としてみれば自分やれば出来るやんっ! てなところなんですがね。まあ、またいつか続き書こう、と思いながらいままで全く手をつけないできているんですが。やっぱ、ああいうのって飽きますよ。続けて書けないので、今度は一気に書き上げなくては……あー、無理だなぁ。


 昼ごろにいつものように起きだして、休日のありがたみを満喫する。う〜ん、自転車屋で働くのは、やっぱイヤだなぁ。なんというか、バイトにしてもそうだと思うんだけど、一度退職すると退職癖がつくんですな。どうも会社の水に合わんな、と思うと次の水の方を考えちゃうのですな。まあ、辞めること自体に『慣れる』こともまた必要ですが。さすがにそこまでは癖ついていないボクです。
 昨日髪が長い、と言われたからではないけど(だったら行くなよって話しですが)、髪が少々うざったくなってきたのは確かなので散髪に行く。しかしね、札幌や東京だったら「ココが安い!」って言うところがすぐ見当ついたのに、釧路じゃさっぱりわからんのですよ。地元なのにねぇ。地元だけど、ボクってあんまり歩き回った記憶ないですからねぇ。札幌の方が道知ってますもの。そうして入った床屋で3200円取られた。うお、高い! 不景気の波がドドンと直撃してるこの地域、なにげに物価が高い気がするのは気のせいなんだろうか? う〜ん、服とかは安かったような気がしないでもないしなぁ。
 服と言えば、そろそろ冬になるんだから、それ用の服を買いたいとは常々思ってるんですが、ジャスコなんぞに勤めてるせいでまず釧路に2つしかない大手デパートの一つに行けなくなってしまったわけですよ。わかる人はわかると思うけど、仕事先に買い物に行って、上司かなんかに声かけられたくないじゃないですか。もう無視したいし、してほしいのよ。しかし中には律儀に声かけてくるようなくるようなヤツがいるのね。それで「どうしたのよ、今日は?」とか世間話をしようとしたりね。どうしたもクソも、買い物以外で休日にここに来るかっつーの。そういうこと考えると、自然とバイト先とかには行かなくなるんですよ。行っても、上司や気に食わないヤツの休みのときとかね。しかし「この商品がこういう値段」っていうのがわかるのもバイトしてるからなんだよなー。販売店でバイトしたくないのは、こういう理由があったりするからなんですな。


 奨学金返済の通知が届く。月何円か、っていうのが決定したのだ。どれどれ、どうせ1万……1万4千円!? そ、想像以上だ…それで何回払うのかな…148回? オイオイ、12年と4ヶ月かよっ!? そ、その頃にはボクは30……あぁ、奨学金制度が、まるで悪徳金融の取立てのように見えてきた。月1万以上ってのも、結構キビしいぜ。どうりで返さないヤツが増えてるわけだ。オレもバッくれてーぜっ! 今月の給料の見事に半分以上なんスけど!


9月26日
 朝っぱらに腹を壊してしまったので、出勤確認だけしてトイレに行って売り場に遅れて入ったら(3分くらい)上司に怒られる。曰く「社会人として時間を守るのは常識だ」とのこと。そういうアンタは時間通り帰ったことあんのか? 4時上がりのときでもオレが帰る6時過ぎても嬉々として仕事してるじゃねーか。時間通りに仕事を終わらせるか、もしくは最初っから守る気のない予定表を作んなよ。どうにも、これまで「社会人」と「常識」というオレの嫌いな2つの単語を口癖にしてるヤツっていうのは、自分の都合でどっちも定義しちゃってるんだよな。なぜか偉そうな顔して「今日残業な」って言って、文句言うと「残業代払ってるだろ?」と返してくるが、当たり前のように言うなよ、残業代なんか誰も払いたくないよ。だからサービス残業の雨あられなんじゃねーか。というか、バイトに残業させてどうすんだ? 辞める前に搾取するつもりなんだろうか。いっそ客として店長に抗議してやろうか。実名出して。
 なぜか今日に限って自転車が飛ぶように売れる。もうひっきりなしに客が来て、しかも同時に買うもんだから、どれが誰の自転車か全く見分けがつかないのだ。また、客は無口で必要最小限のことしか言わないし(自転車指して「これ」とかね)、冗談じゃないよ。しかも春先はこれ異常に忙しいらしい。やはりその前に辞めたいな。しかしバイト君が契約期間をズルズル延長させられて働かされている実情を見ると、何やかやと言われて働かされそうだ。バイトの中にはそのまま逃げ出して「音信不通」になったやつもいるらしい。辞めさせてもらえないから。やってみて納得したよ。個人的に自転車の整備なんざおざなりなんだがね。少なくともボクのは。いちいち規定ラインまでブレーキのワイヤーがどうのとか、ギアがどうのなんて出来ないっつーの。しかし今日売った折りたたみ自転車は酷かった。見事に折りたたみ部分のネジが取れていたのだ。客に渡すときに気付いたっての。整備した○○めっ! オメーのせいで客に文句言われながら必死こいて直すハメになったろーが! しかも実はよくわかんないので、テキトーにスプリングつめてネジ止めしただけだ! 途中で分解しても知らんのだ。だいたい、パンクなら面倒見てやらんでもないが、「カゴがグラグラする」と文句言いやがった野郎までいる。だったらネジ止めしろよ。3秒で直ったぞ。挙句の果てに普通に乗ってれば後輪とチェーンが重なってカリカリ音がするのだが、それを指して「故障だ!」と電話してきたヤツまでいた。取りに行って見てみたら何の異常もなかったので一同ギャフンだよ。
 販売店をやってみてわかったけど、やっぱ客ってのはごく自然に「店員より上の存在」だと思い込んでるのね。まあ規則上は正しいよ。しかし「アホぬかせっ!」と怒りたくなる客ってのは多いものなのよ。年を取ってるヤツに多くて、もう「わかったようなこと」ばかり言って結局何も買わないとか。警備員につまみ出してもらえないかしら?


 去年買って今田封すら空けていないゲーム『家族計画』の新作があると言うではないか。ギャッと声を上げて調べてみれば、おお、オークションに出てるぞ、ナニナニ、ソフト・オン・デマンド製作、ブロンド美人が家族で大乱交…ってそれ違う! ちゃんと検索エンジンを使って調べてみよう。ほう、これのことか。ネット接続? はて、普通のアドベンチャーゲームに何故そんなものが必要なのだ? ホームページのどこ見ても書いてないんだけど…。そんなボクのオークション履歴が再びエロスにまみれてしまった。よし、もう一度音楽の道に原点回帰しよう。そうしてホットな80’sインディーズを探してみれば…“裸のラリーズ”? 誰か知ってる? いやいや、こういうところを知っていくからこそ、道は開けていく。買うぞ! ゲッ、4000円! 現実は貧乏に厳しい…。


9月25日
 最近、仕事が終わって明日は休みだ、てなると思い切り良く酒を飲んでしまう傾向があるので、どうもいけません。次の日は二日酔いで昼過ぎに起きるんだもの。そんなわけで昼過ぎに起きたら家事手伝いをやらされてしまった。親父が買ってきた無線用アンテナをしまうハメに。とはいえこちとら、最近は自転車工作ばかりやらされてる男であります。もう、ネジの開け閉めとか、組み立て・分解は得意中の得意…てほどじゃないけど、まあそれなりに慣れてしまいました。チャッチャと終わらせて、部屋でくつろぐこと少し……う〜ん、やることがない…サイトのことを書けって? CDとかのネタはあるし、いつも時間がなくて書けないんだからこういうときにやるべきなんだろうけど、ウチの家系なのかしらね? 追い詰められないと何事もやる気が出てこないんです。やる気と言うか…タイミングかな? まだまだ、もう少ししてからやろう、と言う風な。夏休みの宿題かっつーの。そういや、大学はもうそろそろ後期始業だっていうじゃない。どうなってんだよ、1年のうち半分は休んでよぉ。授業料返せってんだよぉ。と、ボヤいていてもしょうがない。
 部屋にあった実写版『美少女戦士セーラームーン』のビデオを見る。何気に今日が最終回でした。ラストであっさり地球が滅んでビックリする。今回のセーラームーンは中々のハード作品でした。やはり続編は作らないのかね? 金かかるしなぁ。そんで来週からが『ウルトラマンネクサス』とはまいった。路線は同じと言えばそうなんだろうけど、全く違うとも言えるしなぁ。夕方からの『鋼の錬金術師』も見る。ワタシ、最近この作品好きなんです。終わり頃になってから見たけど。来週最終回、それで再来週からは『ガンダムSEED DESTINY』だっけ? ごく普通に『ホビージャパン』読んでたら、主人公の写真が載ってて「へー、前回と同じ主人公なんだ」と何の疑問も持たずに思ってしまいましたよ。ありゃ別人だったのね。さっぱり人の見分けがつかん。土日はどっちかと言うと仕事に出てる方が多いので、こういった作品は見れないのであります。職場が遠いのよ。


 夜になったら、いつの間にかK−1やってました。GP開幕戦。場所が日本武道館というのはなんともシブい。PRIDEと比べて金がないんじゃないのか? なんて心配するじゃないですか。テレビをつけたらグットリッジがボコボコにされて負けてた。ちょっと勝ったからって「君はK−1の方が向いてる!」なんて言われて信じちゃうからなぁ。どっちかというと、PRIDE向きでしょうに。ちっちぇえムエタイのガオグランっていう選手がイグナショフに勝ったのには驚いた。昔から思ってたけど、イグナショフはムラがありすぎるなぁ。そして昔からキックボクシング界ではかなり評価高いのに、K−1に出られるヘビー級がいなくて、出ても負けてるのが多かったムエタイが今年は威信回復しまくってスゴイ。まるでグレイシー柔術のようではないか! 天田対セフォーは天田が勝ってるだろ? と思ってたら、件の曙登場。曙の言い分が「相手が向かってくれば、カウンターで倒せるよ!」では弱いなぁ、町の喧嘩じゃないんだから。と思って見てたら、ボンヤスキーにボコボコにブン殴られてましたな。しかしやはり横綱、効いてなさそうだな、後頭部なんかヘンなハゲがあるし、なんてことを考えてたら、ボンヤスキーのハイキック炸裂! 曙大の字! いやぁ〜、ビックリしたっつーの。サップ戦といい、曙のKOシーンはかなり見ごたえがある。しかし、コレで曙も諦めがつくでしょう。どうして「金が稼げそうなプロ格闘技」の中で、もっとも向いてなさそうなK−1を選んだのか、今でも不思議なんですが。メインに出てきたジェロム・レ・バンナ、噛ませ犬的なフランソワ・ボタ(『タイソンを追い込んだ』ってもう売り文句にはならないよなぁ)のカウンターで「そんなわかりやすい!」と思うほど効いちゃってる! 解説の谷川があまりにバンナ擁護で参ってしまう。どう見てもボタ優勢になったし、あのパンチも効いてたっての。判定で誰もバンナに入れてなかったのが証明してるのに、プロレスに関わって寝ぼけたか? バンナ、延長で肘が気になってアッサリ試合を降りる。昔の大晦日で安田に負けたときから思ってたけど、心が弱いぞ、バンナ! 思いっきり「もう出来ない」っていう風に首振ってたし。そりゃあホーストに腕折られるよ。関係ないってか。
 日ハムがプレーオフ進出ですか(プレーオフって何するのかよくわかんないけど)。新庄はまるで北海道の英雄見たく扱われてますな。しかし代替試合の関係上、まだ不確定とのことでウチの店はセールスを行わないらしい。いや、『らしい』ってだけだけど。あんなに作ったポップ、どうするのだ? まあボクが貼るんじゃないからいいんんだけども。そうせ早朝は出ないモンね。文句があるなら首にしてくれい! どっちかというとその方を希望してるんだよな。「辞めたい」とこぼしていた先輩はほぼ連日、他の販売部署に連れて行かれて荷物整理や残業させられている。そりゃあ、誰だってやってられませんよ。抜けるときにエライ仕事量を押し付けられることが多いので、気をつけねば。明日もまた上司と仕事である。カンベンしてもらいたいね。「腹痛です」っつってトイレでサボってようかしら? 一昨日も同じこと言ってるってな。明日行ったらまた休みなので、今度こそサイトの文章を書こうっと。


9月24日
 どうもこんばんは、セックス・ドラッグ・ロックンロールなやすけんです。とはいえ、ベースの練習は殆どやってませんが。歌本かなんかでも買おうかな? それよりも、パソコンのソフトで音楽編集が出来る、ミキサーみたいなそんなソフトを探しているのですよ。でもねぇ、どこで見ても価格は軽く一万いってるしなぁ。パソコンのソフトってのは、なんでこんなに高いのかねぇ? 常識外だよ。今使ってるノートパソコンに入っているDVDプレイヤー、画像のキャプチャーが出来ないのだ。それが結構こたえている。プレイヤーのほかの機能なんて、大して使わないでしょう? なのに、アップグレードにも金かかるし。パソコンと言うのは金食い虫なもんです。
 職場の近くにヤマダデンキが出来るんで、家電売り場を縮小しているのですよ。張り合ったって、儲かんないだろう、という後ろ向きタップリの見事な姿勢ですが、そういう姿勢の方がマシです。個人的には完全撤退してもいい位ですがねぇ。せいぜいカメラかパソコンのパーツくらいで、テレビとか冷蔵庫とかの大型家電は無くして欲しいんだよなぁ。冬場に手伝いに行かされると、ボクらがそれを持つ係りになるんだろうから。重いんですよ。
 そんな家電売り場の片付けに上司が行ってるので、一日中誰にも邪魔されず過ごすいいねぇ。でも、ヒマだねぇ。客なんざ、1時間に1人来る程度。来たら1000円やつ買ってカードで払いやがった。ムカつくなぁ、現金で払えよ、カードはメンドいんだよ、時々金持ってないやつが買いに来るから、かなり払ってもらえるか妖しいのだ。夕方になって自転車を一台売る。まあ、後日取りに来る、というのはいい。一人だと整備とかも余計な時間がかかるので、30分以上は見てもらわないといけないのだ。配達のときなんか、思いっきり時間かけてゆっくり整備や書類のチェックとかやったりね。そうでもしないとヒマに耐えられないのよ。とはいえ、ただ客が来たら嬉しいかっつーとそうでもない。わかんないこと聞かれても困るのだ。「この自転車、他の色ないの?」とかねぇ。あるかもしんないけど、いちいちリストをチェックするのもメンドーくさい。あとは冬用タイヤのことね。ボクはいまだにサッパリわからんのですよ。『発砲ゴム』だって一体何するのかわかんないし。そういう時は一律で「ないですね」とか「ウチではやってないですね」とか言うのだ。上司は「客に聞かれてわかりません、とか言うな」とか言いますけど、わからんものはわからん。イオンなんてのは何でも屋じゃねーんだから、無いもんは無いんだ、コレで終わり! で済ましちまうのが一番なのだ。もちろん、上司がいないときだが。いるときはヤツに押し付ければいい。客なんてのはこういう商売やってるとわかるけど、ムカつくヤツばっかなのだから。今日も知り合いが自転車屋をやってるという客が持論を大いにブチまけていったものだ。「5割安くなるんなら買ってやってもいいんだけどな。なんないの?」とか言いやがって。こっちは葉っぱから自転車作ってるわけじゃねーんだから、そんな簡単に安くできるわけねーだろ。安くするには、それに見合う数を売れると判断できなければダメなのだ。「今はそういうこと言ってる時期じゃないでしょ? 売らないとさぁ!」とか偉そうに言い放って、オヤジはがに股で去っていった。オメーに経営指導される筋合いはねーんだよっ! 塩があったら撒いてやりたい客である。こういう手合いは毎日ではないけど、来るときは来るのだ。買う気はないけど、色々聞いてくるやつとかね。ヒマつぶしにはいいかも、なんて思っても、5分もすりゃ煩わしくなってくるのよ、こういうのって。


 店頭ビデオと言うのがある。ウチの売り場だと、自社製自転車の有用性とかを盛大にアピールしたりする、ああいうのね。まあそんなビデオがレジの奥にボンッと置いてあるわけですが、帰りしなに見てみたらその中に『美少女戦士セーラームーン 販売促進用ビデオ』と言うのが混じっておった。だ、誰に向けて流す気だっ!? すでにブームは終わったと言うのに!思わず笑いそうになってしまいましたよ。
 帰宅してビデオ屋から借りてきた『仮面ライダー』を見る。藤岡弘が若い、でも濃いっ! 男のフェロモン、炸裂である。酒飲みながら見てたので、ラストの部分が実にあいまいなんですが。それと合わせて、“ビート・クルセダース(やっぱ“フォーク・クルセダース”のもじりかなぁ)”のアルバム『ハンサム・アカデミー』を借りてくる。我が愛する“有頂天”の『ホワイト・ソング』をカバーしていると言うではないか! よくそんなマイナーなところに目をつけた! さっそくレコードに針を落とす…じゃなくて(でもこの表現好きである)、CDコンポに叩き込む。そして小便ちびった。さすがラウド・ロックなグループだけはある。キーボード中心のテクノポップ・ナンバーがギンギンのギター・サウンドになっておった。しかしカッコいい。いつ聞いてもこの曲の鬼気迫るような感じは大好きなのだ。作曲者・“筋肉少女帯”内田雄一郎、お前男だっ! 自分もバンドを作るとしたら、ゼヒカバーをしたいものだ。
 酩酊して、『仮面ライダー』のストーリーが良くわからなくなった時点で就寝。


9月23日
 いきなり天山が大阪弁になっててビビッた。さすがG1優勝してても誰からも相手にしてもらっていないだけのことはある。もう権威もクソもありませんな。全部藤田が悪いんだけども。
 そんなこたぁどうでもいいのよ。この3日間に色々サイトに書きたいことをネタ帳(芸人のソレにあらず)に書いてたんだけども、殆ど実現しなかった。原因は、書く暇がなかったのね〜。親父が連休だからって帰ってきているので、色々と家の手伝いをされているのだ。まあ、ボク自身もこの期に溜まってた部屋のビデオを処理してたのだけれども。『仮面ライダーブレイド』を消化。しかし、どこから見てなかったか全く記憶にない。大体会社に入って、共同生活してたときは全く自分の見たいものが見れなかったので、多大なストレスを感じてたのですよ。別にAV見れなかったから、とかじゃなくてね。4人一緒に6畳2間に住んでるから、個人的なテレビから本とかCDまで買う気がしなかったのですよ。ほら、初めて会った連中がいきなり共同生活でしょ? 話の取っ掛かりがないのよ。それでまずは「それ、なんなの?」っつー感じでそいつの持ってるパーソナルなアイテムから話に入ろうとするのが多いじゃないですか。それがイヤでねぇ。そんな奥深いマニアックな話がしたいわけじゃないし。だから、あんまり人前で趣味を見せるのがボクは嫌いなんですがね。今の上司はソレを指して「君は無趣味か?」なんて平気で言ってきますがねぇ。メンドーくさいので「はい」って言ってますが。そういうことばっかやってると嫌われるんだねぇ。こんな風にバールのようなもので殴られないようにしないと。
 釧路コーチャンフォー本店の品揃えは何気にあなどれない。DVDコーナーにある『ライブ帝国』シリーズは恐ろしいのだ。なんたって“シューシィー・フルーツ”のライブ集ですよ、『ジェニーはご機嫌ななめ』ですよ。おじさん、マイっちゃった。一番食指を動かされたのは“ルースターズ(「S→Z」の表記がシブい!)”、“プラスチックス”ですな。なんてカッコ良さそうな……最近お気に入りな旧『仮面ライダー』と共にレンタル、しようと思ったら「他店のTUTAYAのカードは発行から2週間経たないと使用できないので…」とな。なんど、その2週間て中途半端に長い期間は! そんな恥をかきました。ああいうのって、客もヤダけど、店員はもっとイヤだろうな、と思う。販売職を経験するとね。不測の事態に対応できなかっただけで、上司からイヤミを言われるのだ。世の中には、そんな奴しか偉くなれないのかね? 兄のカード持って明日行こうっと。


 明日からまた仕事であります。時給の安さを考えるに、もう働く気が全く起きないのですが、まさか一月経たないうちに辞めるわけにもいかないし、他のバイトの当てもない。いや、探しゃああるんだろうけど。やっぱバイト選びは慎重にやらんとイカンね。もうメンドいので、職場では「考えること」を放棄したのだ。要するに、「何でこうなるの?」ってことや「それに何の意味があるの?」とかの発言を控えるのだ。どうせ上司は「ハイ」以外の単語はこっちに求めていないだろうし、それで向こうがバカ丸出しでムキになるのもイヤだし。
 ところでね、仕事と言えば日本ハムってプレーオフ進出したの? それでイオンはセールをやるから、売り場が忙しくなってしょうがない。別にセールしたってチャリは売れないし。「売れなきゃ帰れないよ」って言われるのよ。化粧品じゃないんだから、セールスしたって売れないよ、自転車は。こう考える自分は多分、将来金は持てないんだろうなぁ、と確信するばかりです。う〜ん、腹痛で休もうかな。


9月22日
 仕事を辞めてから2ヶ月ほど、ずっと家でゲームと本を読む日々だったんですがね。仕事してると、圧倒的にそういうことをやる気力がなくなってくるんですな。別にソレがいいとか、悪いとかじゃなくて、全く『吸収』に縁がなくなっちゃうのはマズイよなぁ、と思った次第で。ゲームはなぜか久々に『スーパーロボット大戦MX』にハマッた。しかしあのゲーム、どんなに面白くても後半になってくると急激にマンネリに陥ってしまうのだ。RPGよりもやることは多いんだけども、シューティングやアクションよりは格段にプレイの方法ってのは少ないのね、シュミレーションって。そんなわけで、ある日ふっとプレイするのを止めちゃうんですよ。「ヒマなときにやろう」って思っちゃって。ありゃ何でだろうね? 今が一番ヒマだったっつーのに。
 大学時代の先輩より電話が入る。メールを入れたから返事が来たのだ。こういう反応があると実に嬉しい。先輩もまたボクと同様、イオンに勤めていて、先日退職したらしい。しかも待遇は同じパートだ。聞いてみると、やっぱイカンね。数少ない(というか一つの売り場に1人もいりゃしない)正社員は裏方の仕事しかやんないし、エライパート社員はもうとにかくエラそうにしてる、ときてる。「オレが社会人の先輩らしく、お前らに一から教え込んでやる」というどうでもいいような立場意識をバッチシ持ってて、またソレに付き合わないと「お前は社会人としての意識がない」とか「仕事を舐めてるのか」とか言われるのね。別にそういうわけではないけど、明らかにこの仕事を一生の職にしようとは思っていないパートやバイト君にそんな思想を押し付けられても、ハタ迷惑と言うか呆れるばかりというか。彼らの気合や姿勢は仕事をする上では間違ってはいないんだけども、そういう人間に限って他人にも同じものの考え方を求めるのだ。ヒドイのになると、仕事のやり方まで同じ風にしろ、と言われる。影では「あの人、マニュアルと同じことしか言ってないよね」と言われてることを、こういう人たちは知ってるのかどうか。ま、知らねーんだろうな。知ってると名指しで批判してくるし。大体、三十路入ったばかりの奴が「オレは色々人生経験してきたからわかるけどな」って言われてもイマイチ説得力がないのだ。それが本当だとしても、そういうのは口に出しちゃうとやたら薄っぺらくなってしまうもんだ。お互い、上司に恵まれなかったことを先輩と確認する。やはり仕事をする上で重要なのは、「自分がその仕事をしたいか」「周りの人間」「給料」なのだ。このどれか一つでも欠けてると仕事に不満がビュンビュン出てくる。ハタから見れば「お前、それは当たり前のことだよ?」と呆れるようなことでも、妙に理不尽なことを言われてるようにしか思わなくなってしまうのだ。肉体的にキツイかどうかなんて一日寝りゃあ忘れちまうんですよ。やはり仕事を続けるには、この3つだよなぁ。今仕事してる人の中で、結構このことに思い当たる人っていません?
 ボクにとってはどうなのか、と言うと、コレが見事に3つ全部ダメなんですね。チャリンコ売る職業なんて、人生が50回あったって選択しないだろうし(51回あったら和田アキ子のマネージャーをやってみたい)、周りは、上司とソリが合わないのに上司はボクを教育する気マンマンでイヤだし、給料なんてバイトに負けてるっつーの。パートには有給がありますが、半年働かなくてはならないし、取ろうとすると必ず横槍が入るんですね。「その期間は忙しいから…」とか。イヤがるなら最初からつけるなよ。でも、そんな条件じゃ誰も入社しないってな。
 そうした積もる話をしていくのは楽しいもんです。先輩とはぜひまたお会いして酒でも飲みたいが……まあ、札幌進出はしたいんですよ。地元にいてもしょうがないし。まあね、金貯めてんのもそのためだし。しかしそうなると今の給料じゃ貯金が全然増えないんだよなぁ。だからってもっと働きたいんじゃないんですよ? 根本的な部分で今の職場はやはり失敗だぁ〜。個人的にはレンタルビデオ屋で働いてみたいのよ。デカイとこじゃなくて、GEOとかの狭いところね。ゴチャゴチャ動き回って忙しいだろうな、とは思うんですけど、個人的にやってみたいのよ。喫茶店も実はやってみたい。マスターがいい人なら。どういう基準だよ。調理が出来ないと難しいですねぇ。調理場に回ったらいきなりの『ガチンコ・ラーメン道!』状態! 「一回見せただろっ! 出来ねーのかっ!」 アレ? 今の職場でも同じことやってる気がするなぁ。


9月21日
 疲れて寝てたら、あっさりと昼過ぎに。まあ、それはどうでもいいんですよ。そんなことより、田代まさしがまた逮捕ですって! でも、ボクが見たワイドショーでは「銃刀法違反」だったんだよなぁ。順調にヤッちゃんの道を歩んでいるマーシー、ここはBUBKAあたりに鈴木雅之とマーシーの同列インタビューを決行してもらいたい。ダメならくわまんで、一つ。
 面白いと言えば新日の天山、蝶野との決着戦で「デスマッチなら電流爆破でやってやろうじゃないか!」と大仁田ライクなこと言い出すそのセンスがすばらしい。天山と言えば、つい先月のG1優勝、釧路では夕方に何気にやっていたので、見逃しそうになってしまいました。いい勝負だった! でももっと見ものっぽいのは優勝パレードなのだ。来週の『ワールドプロレスリング』は見て見て欲しい。いや、先週の予告にチョロっと出てたんだけどさぁ、「両国から凱旋パレード」って、アレって駐車場移動しただけじゃねーの!? 思いっきり地下に潜っていったんだけど! いやぁ、アレがボクの勘違いだったとしても、その一瞬に素晴らしい印象を残してくれました。ありがとう、天山! 明日の力道山は君だっ! なんてくだらないこと考えてたら米倉涼子脱衣だと。色んなとこで「そろそろ脱ぐよ」と言われてたけど、ホントにやるとはねぇ。しかし特別見たくないのは如何ともしがたい。


 てなわけで友達と飲みに行ってきました。連休明けの火曜日の閑散具合! 夜6時から入った飲み屋で、ついにボクらが出る深夜1時まで10人くらいしか客が来なかった。オイオイ! しかし、バイトの時給はボクより200円高い! ンア〜っ! こっちに勤めなおそうかしら。ヒマそうだし。友達もボクと同様、先物会社に入って手ひどい目にあった奴なので、お互いの会社の話で盛り上がる。やはり退社末期になってくると、もう上司の顔も見たくなくなるほどのノイローゼ状態になってくるのです。鬱に近い。人生で初めての経験でしたからなぁ。体験したい方はいまから先物系の会社に原書を出せばよろしい。一発採用ですよ。よっぽどトンマか、口下手でない限りは。まあ、どれも会社の中で矯正できるものですからな。ココを落ちたら、それは冗談抜きでそうとうヤバイてことなんですよ、社会適応が。必要なことは全て後付で教えられるところなんで、事前に必要なところはナシ。入ったら挨拶の癖と、電話が妙に上手くなってしまいます。誰かは「まるで軍隊みたいだ」と言った。いやぁ、多分自衛隊の方が厳しいだろう。しかしそこまで厳しくても頑張れる根本的なものがないボクらはあっさりと脱落するんですなぁ。2ちゃんねるを調べてみれば一目瞭然。見る人は「いや、そこまではないだろう」なんて思うけど、ああいうところに書いてあるのってかなり本物なんですよ。マジで! 残業どうの、上司が怖いのなんてどうでもいいんです。こうまで忌み嫌われてる仕事やっててどうすんだ、ってなモンで。実際「騙された」って社員刺し殺した元顧客とかいますからねぇ。ヤーさんじゃねーのに、そんな「ゆすり・たかり」常習犯みたく扱われたくないですよ。ヘタに長居すると、経歴に結構な傷がついたりして。知ってる人はいいけど、知らない人は必要以上に嫌うんですよねぇ。
 2次会は久々のカラオケ屋へ。“有頂天”の『アローン・アゲイン』があって感動。やるやないけ、ビッグ・エコー! 友達の選曲も古いもんだから、ボックスの中は一気に70〜80年代のオレたちの時代(長州風に)に突入。さだまさし『関白失脚』にパンク風『クラリネットを壊しちゃった』が絡み、ひろみ・ゴーの『ゴールデン・フィンガー98’』のバックには母さんが夜なべして手袋編んでる映像が浮かぶ、ってそれ映像違う! いつも歌う“チューリップ”の『心の旅』ではパンチに欠けるので、殆ど知らないが(女性ボーカルか男性ボーカルかも知らないので全くか?)“GO!GO!7188”の歌う『心の旅』でテンポアップして歌う。かなりボクの求める音域に近かったが、本家より一番早く終わったのにはマイッタ。ロックである。


 なんてことやって楽しく酩酊し、深夜4時過ぎに帰ってきてみれば居間に普通に親父が寝ていたのでビックリ。父が帰ってきてから普通に寝室で寝ているのを見たことがないが、どんなに眠たくても板の間よりかはマシだろうに。そこで久しぶりに開いたノーパソ、放っておいたオークションが軒並み負けていて残念無念、しかし値段確認してみればどれも万単位まで吊り上げられてて、関わらなくてヨカッタ、と一安心。金がないときに無茶してはイカンのだ。だって今月の給料多分3万だもの。それで出て行く返済額が3万とチョイ……うーん、どんなに考えても赤字とは如何に?


9月20日
 どうも今晩は、新型プレステのあまりの小ささに失禁してしまいそうなやすけんです。いや、ホントの話結構「えっ!?」って思っちゃったんで…。まあ明日の記事ですが。やったら眠てぇが会社へ。見事に忘れていたが、今日はジャスコ、というかイオンで『お客様感謝デー』とかいうヌルい行事が開催されていて、イオンクレジットとかを持ってると全品5%引きになるというウレシイ日なのだ。ボクには全然関係ありませんが。しかし我がサイクル売り場には結構関係あったらしい。エライ大盛況なのです。またね、それをヤな上司を含めて3人で処理しなければならないものだから、ゲンナリするわ忙しいわ、その合間を縫って試練好きな上司は「ギアボックス調整の練習をみっちりする」などと失笑モノのことを言って変速ギアをズラしては直させ、ズラしては直させ…の繰り返しをさせようとしていたので、頭にきて1時間ほど同じワイヤー作業をやる。暇つぶしプラス他の作業に関わらないためである。上司、全く気付かず。アホだね。ちなみにボクが散々いじくったその自転車を客は買っていった。かなりワイヤーをいじったので、寿命は縮んでいることだろう。子どもとのツーリングに折りたたみなんぞ選ぶからである。度胸を込めて軽快車にせんかい。その方が整備がラクなんだよ。しっかしここの売り場は横の連絡がない上に、ものをごちゃごちゃ置いて整理しないから、値段表が混ざってしまうのだ。それをボクのせいだ、と言われてもなぁ…自転車には車体番号とカギ番号、というのがあって、申込書にそれを記入するのだけれども、わかりやすいように値段表のウラにそれを書き込んでおくのだ。それを無視してメモ用紙なんぞのウラに書かれたら、値段はおろかメーカーさえもわからん。どこの売り場もそうだったが、基本的なところだけいい加減なんだよなぁ。年頭に辞めたい。


 チャリを売るのはどうってことないものなのだ。折りたたみにライトをつけなかったが。コレって実は違法なのだ。ライトがついてないと、夜間走行は禁止される。しかし文句を言われる筋合いはないのだ。車に接触したらしいチャリの修理を上司に押し付けて帰宅する。30分ほど粘って残業代は稼いだが。明日から3連休なのだが、帰りしなに妙に人恋しくなって友達数人にメールする。普通に反応があってうれしい。友達は皆頑張っている。就職活動まだ終わってない奴もいるが。同じ先物会社逃げ出した奴もいるが。まあいいのだ。みんな元気にがんばっとるようなのだ。それでいいのだ。地元に戻ってきている友達を飲みに誘う。快くオーケー。久々に外で飲むのだ。しかし財布を確認してみれば千円札が一枚。イカン、ここ1ヶ月は昼食代すら抜くほどの極貧生活であったのだ。これもバイトが悪いせいだ、チキショー(いや、マジで)。
 帰ってから親父が祖母の家に行くと言い出す。ハテ、何かあったっけ? と聞いてみれば「今日は彼岸だ」と言い出したので腰を抜かした。いつの話だ? 聞き返せば「あ、そうだ敬老の日だ」だと。ボケるにはまだチト早いぞ、父よ。仕事場の都合上、どんなに頑張っても帰宅に2時間近くかかる。それから祖母の家に寄って、線香の一本も上げてきたらすでに9時過ぎではないか。夕飯は、まだであった……疲れたから寝て待ってるべ、と思ったら誰も起こさないでやんの。目覚めたら朝なんですけど……。我が家には「寝たら起こすな」の家訓でもあったっけか? メンドーくさいので朝飯も昼飯も抜いて夕方の飲みに備えることに。まあ、いい加減我が家の「朝は鮭、夜は秋刀魚」のローテーションに吐き気を催してきたところだ。
 数年ほど実家を離れて一人暮らしをして、他の人の食生活とかを見てみると、我が家の食生活がどんなにパターン化しているかがわかってしまった。明らかーに献立数が少ないのだ。友達が「え、家でこういうの作らない?」っていうのには殆どお目にかかったことがない。まあ、我が家は好き嫌いが激しいので(自分を除く)、どうしても全員が食えるものとなると限られてくるのだ。ってその論理はおかしいでしょう。好き嫌いを簡単に容認するなよ。だったら自分で作れって? それもまたメンドイねー。


9月19日
 さて、我ながら昨日は酒の力を借りたとはいえ色々と先走ってしまった。後悔……まではさっぱりしてないんだけどなー。「いっちょ、部屋のインテリアにおヌードでも加えるかっ!」と思ったのはホントだし。てなわけでオークションを見てみれば、ボクが入札した商品は規約違反(よーするにエロ過ぎて猥褻っ! てこと)で取り消されておりました。ガーン。気を取り直して探してみれば、アダルト欄においてありましたとさ。もちろん、参戦(するなよ)。


 本日は市職員試験。『仮面ライダーブレイド』も見ずに、というか見てたら試験開始しちゃうんですけども、地元の公立大学へ殴りこみ。釧路にも結構若人はいるのね、ってぐらい人が来ていました。札幌に比べたら、まだまだだけど。さて、試験日までのワタクシの勉強量たるや、目を見張るものがありました。ゼロです! 試験対策、何もしてなかったんです! なにせねぇ、傾向と対策とかも全然わかんなかったし、受けようと思ったのがつい1ヶ月前だし。その上バイトしてて時間もなかったし。そんなボンクラフリーター、試験用紙を開いて一読した瞬間、わかんねーっ! 思わず声に出しそうになってしまいましたよ。公的年金がどうのこうのって……今、ボクの頭にある時事問題って言えば、「プロ野球スト決行! 古田号泣!」ぐらいですよ。もちろん、ひとっつも出てなかったスけどね。文章題読んでたら眠くなるし、英語問題はまず意味がわかんなかったし。数学はもっとヤバイっ! まず式が思い浮かばねー。そういうわけで、ほぼ感性で解答しました。わっかんねーもんはわかんねーよ。
 小論文書くのも、多分4年ぶりくらいではないだろうか? 一応、色々と形式があるはずだけど、それに囚われてロクに書けなかった思い出が大学入試時にありまして、今回は大学レポート式で『思いのままにペンでスラスラ』作戦でいきました。と言うわけで発表されたお題! 『市町村合併に対する視点』。ンアー、10分くらい原稿用紙眺めてボーっとしちゃいましたよ。しかも、頭の中には“ゴダイゴ”『ガンダーラ』がリフレインしちゃって、ちっとも頭が働かないし。「まあね、色々あるけどね、小さいとこは小さいとこ同士、仲良くしましょうや!」てなことを1000文字書き殴る。発表は来月! コレで受かったら大原もビックリの本気っぷりです。


 閑散とした大学を去って帰宅したら、妙に眠くなっちゃって。原因は前日の寝不足なんですが、ちょっと昼寝を…と思って寝てたら、夜の9時になっちゃいました。んあ〜。せっかくサイトに色々書こうと思ってたのに。まあ、明日以降で。なぜか明日仕事に行ったら3連休です。別に世間が連休だからじゃないですよ。休みのときこそ、デパートは儲かる…しかしね、別に日曜だからって自転車がバンバン売れるわけはないんですよ。まあ、休みだから買いに来やすいのは確かなんですがね、今まで見た限りだと、ほとんど平日と変化はないですな。休みがあるのは嬉しいんだけど、その分給料が……いやいや、それ以前に元の時給自体がバイトと比べると安過ぎんだから…と思いっきり嫌気がさしてるわけです。自給はやっぱヘンだよな。バイトの時給は750円、休日出勤だとプラス100円。それに比べてボクは平日640円、休日740円、試験を受けて昇進すれば、650円にアップ…って言わねーよ。10円アップは全く有り難味がないな。それに上司がイヤだし。対立してるオバチャンとボクを離そうとしているのが見え見えなんですよ。シフトを見ても殆ど被らなくなったし。仕事の仕込みを自分流にしたいんでしょうが、どうもね、アンタ人にモノを教えるのに向いてないよ。「わからないことは何でも聞きなさい」と言ってデーンとしてるだけで、自分から教えようとはしないしなぁ。それをオバチャンに言わせれば「順序も教えてないのにわかるわけないでしょ」ってことになる。もっともだ。このまんまじゃ「わからないところがわからない」と言う事態になりますよ。事実、昨日チャリンコの変速レバーの取り付け、右ハンドルにあるアノ部分ね、そこの修理が来まして。そんなの一回も見たことないから、ボクには全然わからないんですよ。同僚に任して逃げましたけどね。だからアノ上司のやり方じゃ、不測の事態に対応できないのですよ。細かい部分は追々やってくみたいなものだから。アイツがいなくなれば結構いい職場なのになぁ〜。
 このサイト、気合を入れて昨日『ぷらら』の宣伝にぶち込んでみたんですが、効果はあったのか……まあ、再開したのが9月の8日? 10日で100ヒット行きそうなのは、早いんだか遅いのだか、よくわかりませんな。まあカウンターが回っていくのは気持ちがいいので、どこからかこのサイトに紛れ込んでくれた人は掲示板(実はゲストブックっスけど)に一言、書き込んでくれると嬉しいのだ。ヘンなものはちゃっちゃと消すけどさ。さて、明日は上司は休みだといいなぁ〜。


9月18日
 やはりオレの青春はAVと共にあった! 今こそオレの青春を取り戻すのだ! と頭の中に“クリスタル・キング”『愛を取り戻せ!』を響かせながらなぜか正規のレンタルビデオ屋よりも数を知っているAV専門店、ネットオークションを回りまくる日々、ではさすがに20歳過ぎて恥ずかしいので、近頃めっきりアダルトに疎くなったやすけんです。かつてはサンホームビデオで「アダルトコーナーのVIP会員」と言われたものが、情けない。まー年を取ったってことだろうか。最後に秋葉原で買って「コレはいいもの買ったでっ!」と声に出したいくらいいい出来だった『桜朱音』ぐらいだろうか、今年度一番は。東京暮らし、男4人同居生活というあまりにセクシュアルにしてプライベートのない生活、なんたって、暮らしてたのは普通の2LDK、しかもソファーが邪魔で布団を敷くスペースがないので、6畳の部屋に男3人が『川』の字になって寝るというトキワ荘な日々。『銭金』に出るほど金がないわけでもないのに! そんな男同居生活で問題になるのが一人エッチの処理の仕方でしょう。文学的に言えば「高まりきった性衝動に飲み込まれることなく、どう己を律していくか」、大衆的に言えば「夢精したらかっこ悪りー」てなことが頭をよぎるわけですよ。まあ、いざ生活を始めてみたらアラ不思議、まったく性欲が湧いてこないんですな。人間3大欲求と言うが、やっぱありゃウソだな、と思ったもんです。
 しかし、「別にそこまでやりたいわけではないけど、そろそろ……」なんてことを1ヶ月もすると思うようになったのですよ。健康で文化的、っていう以前にとにかくヒマでしょうがなかったんですよ。共同生活だから個人的なものを持ち込むと目立つし。せいぜいCD集めに夢中になったくらいで、休日はまさか部屋で同居人といてもしょうがないのでずっと外をぶらついたり。そんな時、目に入ったのが『個室ビデオ』なんですな。札幌でもついこの間話題になりましたな、オナニーぶっこいてたら火事に巻き込まれて死んじゃったっての。人生の中でこうは死にたくないであろう死に様のベスト5には入る最後じゃないですか。そんな個室ビデオ、最初は新宿で見つけまして、まあそこはあまりにアングラと言うか、邪過ぎると言うか、要するに暗すぎたんですよ。テクノパンクなボクですので、あんまりオッサン臭いところは行きたくなかったんですよ。そこで見つけたのが秋葉原(よく出てくるけど、当時職場が近かったもんで…)の某個室ビデオチェーン店。ココは良かった。なんか、軽〜いマンガ喫茶みたいで安心してプレイ……とは言わんか…んまあそういうことを出来るな、と。
 まあ、それ以上に気に入ったのが、そこって一泊3000円だったのですよ。正確には深夜から早朝までが、なんだけど、家に帰って男の隣に寝るのもメンドーくさかったボクは、よくこの個室ビデオを利用して寝てたモンです。ああ、翌日仕事以外でね。さすがにここから出勤する気にはなれませんでした。んで、当然ながら夜の共にビデオを数本選ぶんですが……実は深夜になると眠いから、ビデオを借りたまんま、殆ど見ずに寝ちゃうことの方が多かったんですな。まあ面白そうなのもなかったし。『蒼井そら』を初めて見たけれど、『笠木忍』のときと同等の失望感を味わったし。なんだろうね、期待感と内容が伴わないのよ。ちなみに個室ビデオ屋にはAV以外のビデオもしっかり置いてまして。頭カラッポで楽しめるアクション映画とか、プロレスビデオまっであったりして、思わず情念・天龍のWARを借りてしまったのでした。見ながら寝てたけど。いやぁでもね、ボクが通ってたところはセール期間だったので1時間500円というテレクラも及ばない安さだったのですが、これってAVちまちま借りるよりよっぽど効率いいよなぁ、と思うわけですよ。とはいえl釧路にはないんですけどね。


 今日の職場は前から仲の悪かったオバチャンと上司が真っ向対立。どうやら、連絡の行き違いで上司がオバチャンや自分がいなかったときに働いてた連中を「仕事をしていない」と批判してたみたいなのですが、ちゃんとチャリは売ってるっつーの。喧嘩を逃れて2階のキッズサイクル売り場へ。ガキがうるせー! 勝手に乗り込んで捨てていくガキの試乗に悩まされながら自転車を拭く1日でした。退勤間際に1階に戻ってみると、上司の暴言を告発したオバチャンの言葉が日誌から削除されていた。あーあー、やだなー、どこ行っても臭い物には蓋かよぉ。反論するのはいいけど、『消す』ことはないだろう。ダメだこりゃ、と顔を見合わせるボクと同僚なのでした。ついでに前から「バイト辞めたい」とおっしゃっていたバイト君と上司がエライ長い話し合いをしていたので、ズイブン長い間売り場に一人っきりであった。口八丁でライトや鍵を売り、パンク修理もチューブ交換くさかったのを上手く「劣化なので調子が悪くなったら言って下さい」と返す。金は入らんがラクなのだ。よっぽど難しい修理や発注以外なら、人がいない方が好き勝手やれて気軽なのだ。


 そろそろネットオークションに復帰しようと考える。アレね、知ってる人は知ってるだろうけど、200円のガシャガシャでゲームの『ヴァンパイアセイヴァー』って言うもののフィギュアが売ってるのよ。そりゃ女の子の出るゲーム、基本は『セクスィー』。そんな露出の少ないフィギュアを改造して売ってる連中がネット界隈にはいるのですよ。もう、チョメチョメとかをゴンヌズバー! とご開帳と言うか、想像力逞しく一人書き込んだやつとかね。ヒマな奴らだぜ! と笑うのは簡単なんですが、そうした商品が5000〜1万が落札価格の相場になってることを考えると、やはり手に技術を持ってると言うのは偉大なんだなぁ〜、と感心するばかりで。というわけで一発注文しました。ナニ、3000円でも買えない!? フザケンナ、元が200円のゴム人形に新渡戸稲造使えるか! なんてことを酒の力を借りてやってたら5000円も払っちゃったよ。ンア〜ッ! 買ってどうする、親と同居中のオレ! もっと健全なシンセサイザーとか買いなさい! ってどの道不健康か。
 明日は公務員試験であります。上司は「そのぶんじゃ落ちるな」と笑って言っておられた。あのー、冗談でもそういうこと言われて「そっスねー、アハハッ」と返す人間はいないと思うんですけども。


9月17日
 どうも、22歳にしてベッドの枕周りが『こげぱん』のぬいぐるみで一杯なメルヘンやすけんです。そういえば、今まで日記を書くのが遅れてまとめ書きしたときってのはこのトップページに一気に掲載してたのですが、さすがに見づらいな、と最初から気付いてたので、今日以外の日記は全部過去ログにのみ、置いておくことにしました。といっても、まあ再開してからまだ……1週間? それだけしか経ってなかったか。ホントは9月の頭に再会する予定だったのですが、仕事のあれやこれやを覚えなきゃならんので、妙に疲れてしまって。今はまあ、ホラ、慣れてくると手の抜き方ってのを覚えてくるじゃあないですか。どのみちレジ操作は家電売り場にいた頃よりかは簡単だし。家電はよく領収証を要求されるのですよ。まあさすがにパソコン買って「宛名は上様で」などどほざく客はいませんが、インクとかコピー用紙をドッカリ買ったり、そんな学生時代に自分も良くやったことで領収証を作っていくのですよ。でもね、意外とコレがメンドーくさい。何故って本格的な領収証ってのはサービスカウンターでしか作れないのですが、殆どの客は簡易的なレシート型のもので満足してくれるんですよ。が、しかしこれって書き損じとかしたら即破棄しなきゃいかんのですよ。書き直しは原則禁止! そんな脳と右手が分離しちゃってるボク(右手は本能に直結)にはご無体な話、幸い失敗はしなかったのですが、結構焦るんですよ。自転車売り場に入ってからは、さすがに領収証作ったって意味ないですからそんなやつは誰もいませんでしたがね。
 上司がいないので、今日は楽できるぜ! と喜んで出勤したら、いきなりメガネのレンズが落下! 2年ほど前、サークルの飲み会の帰りに落として破損した部分をそのままほったらかしにしてたのが今日限界を迎えまして。ビックリしたっつーの、同僚と話してたら唐突にレンズだけ抜け落ちちゃったもの。最初は「いや、コレぐらいなら大丈夫よ」と粋がってましたボクですが、わずか10分で「ダメだこりゃ!」とメガネなしでは生きられない身体にさじを投げまして。またね、ジャスコなんだから店の中にメガネ屋も入ってるんだけど金がなくて。この日の所持金1000円、しかも帰りのバス賃で610円を消費予定。うわっ、絶望だ! 結局、帰りに何とかすることでレンズをセロテープで貼っつけて応急処置。そんな日に限って来るわ来るわ、客も商品も! いつか書いた大量の自転車が今日いきなり来まして。同時に冬用スタッドレスタイヤも到着、汗だくになって商品を運び込み、同時に入荷したばかりの自転車を買っていこうとする客の相手をするテープでメガネ止めてるヘンな人! いやぁ、接客のときにメガネ外してようと思ってたのに、そんな暇ありませんでした。売り上げは良かったが。
 帰りしなに親の財布を当てにしてメガネ屋へ向かう22歳無職。数ヶ月前までは高給取りでした。と思ったら単にメガネの枠が外れただけなので、1分ぐらいで修理、しかも無料! アチャー、みっともねー。しかし現在のボクのメガネは高校生時代から使ってるものだから、見れば見るほど汚い。個人的に、もちっとイカしたメガネを作りたいぜ! と考えてるので思案する。たま〜にかけるサングラスは100円ショップのが思いの外出来が良かったので愛用してるんですが、もう10年以上前のセンスな、野暮ったいデカさのサングラスってのはないのかね? 今時のって妙にレンズの幅が狭いでしょ? ヤンキーファッションしたいわけじゃないんだから。もうレンズが完全に丸いサングラスを探索中。でも1万とかはなしネ。


 なぜか今日の深夜から『TVプロレス プロレスの未来を生討論!』とか面白そうなタイトルの番組が入るではないか。これは録画せねば! ちょっとさわりだけ見たのですが、テレ朝製作だからか、ほぼ「新日はどうすれば人気回復できるか」と言うのが主眼のような気が。まあ、それが引いてはプロレスの復権に繋がるのかもしれませんなぁ、やっぱ。新日だし。ゲストを見ると、もうちょっと文化人的な人間を混ぜてもよろしかったのに。ダチョウ倶楽部の肥後や、早坂好恵(大阪プロレスはスペス・デルフィンの女房)ぐらいでは。テレ朝は責任もって乙葉を連れてくるべきだろう! 後は篠原勝之、山田五郎あたりで。オーケンはいささかプロレスからは離れてるので、やはり浅草キッドぐらいは用意してもらいたい。ってこれじゃ『タモリ倶楽部』ではないか。司会をガダルカナル・タカがやったりして。選手サイドからは蝶野、ライガー(今はヒールだからニコリともせず)、永田やなぜか鈴木みのるまで出ていたが、やはりここは前田日明にお願いしたい! 番組中盤で鈴木に突っかかる前田、「結局お前らのやってることはオレらの後追いやんけ! パンクラスそのままで来いよ!」。鈴木、無言でガン付け。仲裁に入るのは蝶野くらいだろうな。とどめに北尾光司をドガンと投入したい。北尾に向かっていくライガー! やはりプロレスの討論は生身のステゴロだっ! 番組に抗議のFAXと一部のプロレスファンからの支持FAXが集中! 番組中止! プロレスってやっぱりカオスだ。横浜アリーナで見た『ハッスル!』はそりゃあ凄かったもんだ。ムダに豪華すぎて。やはりプロレスは金がないと行き詰るものなのかねぇ?


9月16日
 プラプラ職場へ行って作業してたわけですが、パンク修理の効率的なやり方を聞いているときに、例の上司が「メモに取らないの?」と聞いてくる。別に、メモに取らなきゃならない程度のこともなかったし、なにより未整理なことを書いても後から混乱するだけだし。と思って「いや、別にいいですよ」と言うと、「じゃあもう全部出来るな? 間違えたら怒るからな?」と言われる。うーん、それはご無体な。メモを取らないからって全部理解してるわけでもないし、だからといってメモがあれば全部わかるモンでもない。如何せん、物事の取り組み方が偏ってると言うか。この男、旅行で長期休みを取ったバイト君に対して「じゃあ道外のジャスコを見てきて、感想を紙にまとめてきなさい」と言う宿題を出したことがあるそうな。そのバイト君は別に社用で出かけるわけじゃあないんですよ、普通にキャンプに行くだけだったそうですが、何故か突きつけられた宿題。100歩譲って正規のイオン社員がやるならちょっとはわかるけど(イヤ、やっぱわかんねーよなぁ)、来年まで働いているかもわからないバイト君にそこまで会社への奉公心を持たせようとするのはどうだろうか。当然、そのバイト君は「やってられるかよ!」といって宿題提出はしていない。彼はよく二言目には「社会人として……」と言ってくるが、どうも思想の違いを感じさせてしまう。そんなエピソードがもう一つ、この上司はボクがサイクルに行くとき、いみじくも「やはりお客様に好かれる男性販売員と言うのは女性にモテる男なんだよ」とのたまった。だから服装や身だしなみに気を使ってくれ、と。わたしゃあ、何言ってんだかさっぱりわからなかったですがねぇ。オバ様方の気を引くイケメン従業員ぞろいの店、アラ、アタシこのお店で自転車買うわ、と朝から長蛇の列、売り上げ3倍増! ってなるわきゃねーだろ。それでホントに売り上げが変わってくるんなら、営業担当の社員は今すぐ整形して韓国系の顔にしてこなけりゃならないですよ。少なくとも社員へのアドバイスとしてコレほど意味不明なこと言われたのは初めてでした。それで売り場には鏡が置いてあるんですよ。大きな姿見ね。あれってボクは自転車が曲がってないか、バランスは大丈夫か、っていうのをチェックするために置いてるんだとばっかり思ってたんですよ。それで今日同僚に聞いてみたらば、「それって服装と自転車が合ってるかどうかを見るために置いてるんだって」との返事! 同僚も言ってる意味がわっぱりわからん、というように答えていたが、そりゃあボクにもさっぱりわかりませんよ。自転車にヒラリと跨り、その決まり具合を見るために鏡を覗けば、そこにはマウンテンバイクに乗るYシャツネクタイのイカさない男! 朝の通勤がサワヤカ過ぎて「あー、元気だなぁ」と唸ってしまいそうな構図が出来上がってしまいます。うう〜ん、アイツってまさかナルシストか!?


 そんなこんなで、とにかく奴一人だけがボクの就業意欲を極端に削いでいるのですが。ふと来月度の予定表を入手。たまげた、休みばっかし! およそ月の半分は休日になってるのだ。ワーイ、こりゃラクだぜぇ! と思ってから良く考えてみると、ボクは月84時間働くことになってるのね。てこたぁ、月のお給料は84×640円の……53760円。5万ちょい? いやー、これは……ちょっと参った……あのですねぇ、ボクは月20万以上稼いでいたブルジョワ時代にノートパソコンを買いまして。調子に乗って、月3万のローンなんか組んじゃったのね。それでね、来月から奨学金の返済が始まるんですよ、月1万ぐらい。電話代も月1万くらいだし、他にも返す借金とかあるし、それら全部合わせると……え、5万? いやぁ〜、支出と収入が見事に釣り合いましたなぁ〜って言ってる場合じゃねぇ。おいおい、それじゃあボクは全く貯金が出来ないってことじゃないの! 今さらながら、バイトじゃなくてパートを選んでいた自分が恨めしい。というか、こりゃまずい。ホントにもっと高給なバイトに就かなくては。だって『銭形金太郎』に出てる貧乏さんの方がボクより稼いでるもの! 君たち、バイトでどうやりゃ月収10万いくのかね? ぜひとも教えてもらいたい。ボクの考えるところ、釧路のバイト事情が底抜けにダメだ、てことなんですけども。
 来週以降は休みが増えているので、ゆっくりサイトの更新でもするかな…でもねぇ、あの予定表で上司から「お前、もっと働きたくないの? やる気を疑うよ」とか自主的に「もっと働かせてくださいよ」という言葉を引き出させようとしているんなら本気で最低男だぞ、アイツは。あれじゃ偉くなっても独立は出来まいだろうに。


9月14日
 今日行けば、休みだなぁ〜って考えながら仕事するのはどうなのかねぇ? 今日は上司が休みなので気がラクなやすけんです。やはり様々な場所で嫌われていたらしい彼氏、家電売り場のオバチャンたちにも嫌そうにされている、と同僚に言うと「ヤッパな!」と笑っておりました。仕事が出来るのはいいんだけど、それを他人にも要求するとこうなってしまうのですな。気をつけよう。
 てなわけで、今日は午前中からチャリンコ売り場でウロウロ……客が来ないんですよ。たまに入ってきて、自転車を眺めていくだけ。でも、それすらも1時間に1人来るか来ないか! 同僚と「ヒマだね〜」と言い合う。何気に昼ごろ来た客のカゴ付けに悪戦苦闘しましたが。なにせ、こちとらどの自転車にどんなカゴが合うかさっぱりわからん状態。そしてカゴの付け方がメンドーくさい! ついでに、その自転車は折りたたみだったのですが、このタイプって結構扱いにくいんですよ、マウンテンバイクみたいにライトもないし、カゴも普通のは付けられないし。客の見てる前でサドルのネジを固定できず、冷や汗。しかし折りたたみの自転車を車に積むことに何の意味があるのだろう。
 自転車を買おう、なんて奇特な客が一向に来ないので、同僚とおしゃべりを。こういうのも、上司がいないから出来ることであって、彼氏が来ているととにかく「何か仕事しろ」と言われるそうな。そんなこと言っても、ねぇ。大学のラグビー部のような証券会社時代の話をすると、結構な笑いが取れる。こういう話のとっかかりになるネタがあると言うのはいいことですなぁ。だからといって、もう一度やりたいとは思わないけど。同僚に「どうしてバイトにしないの?」とは良く聞かれたりします。うーん、やっぱね、失敗だったんスよ。ハローワークが失敗だった! そりゃあそうだ、バイトの募集なんてしてないんだから。職安で探してきた、と言うと皆「チャレンジャーだねぇ!」と言うのね。パート、辞めづらいしなぁ。給料も安いし。どう計算しても、月6万程度しか行かないのだ。一人暮らしだったら、と思うと背筋が凍る思いですよ。バイトだったら、毎月気合入れて働けば結構な金になったり。イヤしかし、やはりこのバイトは割に合わないらしい。「人手がない」っちゅーのが上司の口癖で、ただのバイト君には発注から問い合わせまで何でもやらせるし、契約期間終えて辞めようとしてたバイト君を無理矢理引き止めるし。皆一様に「辞めて他のバイトしたいんだよなぁ〜」とのたまう。オイラもバイトになりたいぜ! だってこのままじゃ貯金も出来ないしなー。金を稼ぐため、定時を過ぎてもあがらず残業代を稼ぐ。と言っても、同僚とダベっていただけですが。上司がいなけりゃ、こんなことも出来んだよなぁ。「金が稼ぎたい」のと「もっと働きたい」っていうのは結構別次元の話だと思うのですが、どうもそこのところが会社はわかってくれないぜ。「もっと働けるのって、嬉しいでしょ?」と真顔で言われても困るっつーの。
 イイだけ稼いでバスで帰る途中、会社が言ってた「乗り放題定期」が9月末までの試用物であることに気付く。オイオイ、ボクの月の交通費って2万円以上かかるんですが、大丈夫かよ!? 払ってくれなかったら辞めるぜ。


 明日は休日なのでぶらりビデオ屋へ、車をかっ飛ばす。久々に『仮面ライダーV3』を鑑賞、DVDで。若くても演技の濃い藤岡弘がやたらカッコ良かったりして。酒を飲み酔っ払っていたら、ついコップを足の上に落として割ってしまう。アルコールが入ってるから痛みはないが結構な出血! が、最高に眠かったのと酔ってたので絆創膏一丁張って就寝。休みの前はこんなんばっかです。


9月13日
 ふが〜。どうも客商売は気を使うので、4日以上は連続して働きたくないものです。裏方ならねぇ、でもまあ、それは人によるんだろうな。そんなやすけんの今日は、タイヤ整理で始まる。サイクル売り場でタイヤ…別にワイルドアップのタイヤ売ろうって訳じゃない。自転車を冬場に買いに来るなんて奇特な人は滅多にいないもんだから、売り場を縮小して空いたスペースに冬用の自動車タイヤを置いてるのですよ。ダンロップとか、デジタイヤとか。ボクには全く違いがわからんのですがね。大体氷引っかいて止まるんだよ! またコレが覚えることが多いのである。タイヤの種類たるや、カタログ見ただけで卒倒しそうになってしまった。わたしゃ来る間のマガジン見る趣味はないんだよなぁ。つくづく好みに合わない職場に回されるものである。やはり駅前の古本屋にバイト行くべきであったか!?
 それでも時間は過ぎてゆくものでして。今日は結構いい雰囲気でありました。またボクが店に着てからエライどしゃ降り雨。客なんて一向に来ないでやんの。そこでやった仕事なんて、タイヤ並べるのと、自転車拭くだけだったしなァ。楽だった。誰が言ったわけでもないけど、コレで金がもらえるんならねぇ。一緒にいた売り場のオバチャンの話だと、ちょっと前まではバイトの時給など1000円はいってたらしい。バブル期か? 減らした400円で赤字が解消するかよ。ぜひとももうちょっと増やして欲しいものだが。今、ボクは「試用期間」ちゅーことで働いてるのですが、それが過ぎたら一応時給がアップするらしい。10円。……そりゃあ、年間通して考えれば大きいかもしれないけど、やはり10円アップなんて焼け石に水では…650円になっただけだしなぁ。それに話だと、パートの時給はバイトに劣るんですよ。バイト君の方が100円は大きいらしい。もう惨敗じゃん! パートが優れてるところは、交通費が出ることと、有給がつくこと(半年働けばね)、あとは……気合入れれば管理職クラスになれることか? でもその前に「入社しない?」って言われるだろうに。やはりパートなんて、いい年こいた男がやるものではないものだ。実際、ボクの売り場では半分以上がバイト、というか二十代の男子は全員バイト君であったのだ。しかも殆ど学生! ドシー(藤子不二雄Aっぽく)。
 そんで今日は一日、ヒマというか楽というか。こんな日ばっかであればいいのですが。明日はイオン系列おなじみの火曜市。マックスバリューとかでやってるアレね。だが我が売り場は半分以上が休日、1日の出勤は3名。それでどうやって2つの売り場をカバーするのだ? まあ人がいないというのは不安であると同時に楽であったりもします。なんか言われる心配しなくて済むしね。帰り際には雨は止んでいた日頃の行いがやはり良かったか?


 家で『東京フレンドパークU』を見てたら、「え、馬場っ!?」と思わず声を上げそうになってしまった。よく見ると柔道の篠原選手、というらしい。うーむ、同じ世紀にあの顔面造型が2人も誕生するとは。日本も捨てたモンじゃない。
 近頃は深夜に車を走らせるのが趣味になっております。ガソリン代? そんなこたぁ知ったこっちゃねぇ! とにかく、自分で選曲したドライブナンバーをカーステにぶち込み(友人に「ドライブに合わない」と断言される。ショック)、大音量を轟かせながら疾走するのだ。もちろん、ボク自身も曲に合わせて歌ってるもんだから、もう信号無視、進入禁止の雨あられ! まあそれはイケナイことだけど、こうして音楽聴きながら車で走り回るのはもう、普通に趣味になってしまいそうで。深夜に“ポリシックス”を大音量で流して走ってる車を見かけたら要注意だ! きっと信号が目に入っていないでしょう。個人的なドライブ観に合ってるのが“有頂天”と“ユニコーン”、後は“スーパーミルク”か? あんまりハードロックしたものは車には向かないような気がしないでもないかと思う今日この頃であったりします。おっと、レンタルビデオ返しに行かないと! 飲食系や販売系の仕事をやったことのある人はわかると思いますが、とにかく休みが不定期なので、1週間のサイクルがガタガタになってしまいます。マイペースなボクにはつらい。次の休暇は水曜日だなぁ……。


9月12日
 旅に出てみるのもいいかも知れない、と思っているのですよ、このボクが。インド行ってみるのもいいんじゃない? なんて考えてしまっているわけですよ、このやすけんが! ヒッピー・ムーブメントにも、魂の開放にも何の興味もないボクが。ちゅーかそれ以前に旅嫌いで交通機関嫌いなこの男が、ねぇ。こいつは困った、気に入った音楽一つ持って、ホントに旅に出てしまったらどうしよう? まあ今のところはそれはないんだろうな。しかし春になったらふらりと「金も溜まったしな」とか言ったりして。いやぁ、それもないな。なんたって入る金より出て行く予定の金のほうが多いのだ。どういうこっちゃ。
 ボクが今のバイトを気に入らない理由の一つに、金のことがあるんですな。我が兄は年末になると郵便局のバイトをしまして。コレが4週間程度の短期ながら、週6日ほど働いてもらえるバイト代が9万はいくとのこと! あんた、ボクが一月働いても、えーっと…今計算したら7万いくかいかないか、であった! しかも兄は事務仕事、外回りの配達仕事までやれば、もっと時給は高くなるらしい。さすが民営化の郵政事業! ローソンとの提携は伊達じゃないのね、って全然関係ないか。とにかく、そんなオイシイ話もっと早く言えよ、と怒り心頭なわけですよ。ジャスコなんてのは堂々と「大晦日、正月も出勤だから」とウラに「お前どーせ彼女と初詣に行くなんてイベントもねーだろ」というドス黒い悪意を見て取れる発言をするわけですよ(単なる被害妄想)! ああ、泥沼。
 日曜日は稼ぎ時、なんて食品売り場が言うことだろうに。サイクル売り場は平穏であった。上司は「売れないと帰れないよ?」などと訳のわからねぇことをヌカしていたが、その分の残業代を誰の稼ぎから出すつもりなのだ? その点、かつての職場である先物会社は痛烈に「他の支店に決まってるだろ!? お前ら以外の先輩社員がのうのうとしてるお前らに代わって働いて食わしてやってるんだろうが!」とのたまっておられたものだ。そうまではっきり言われると、逆にやる気も失せていくものであろうに。キッズ売り場でひねもす自転車整備と売り場整理、そして暇つぶしに自転車を掃除する。タオルでちょっと拭いたら真っ黒! 汚ねー。
 しかしヒマなれど今日の職場は雰囲気が良かった。なんたって、上司が他の売り場に行ってて終日顔を合わせることがなかったのだ。よーするに、あの上司がいなければそれなりにはいい職場なのだ。別に一生の職にしたいとは思わないが。同僚と一緒に自転車の変速ギアを直そうとする。が、全員直し方を忘れており、四苦八苦。すでに売れて発送待ちの商品なので、まさか放っておくわけにもいかないのである。それに付き合って1時間残業したSクンはエライというか、ヒマというか。こういうことも、上司がいたら岩のように重い雰囲気の中、無言で修理することになるのだ。そういえば場に溶け込むために「冗談でも言ってみたらいいよ」とアドバイスされたのよ、その上司に。いきなり言えるモンでもないし、えてしてそういう時はツマンネーことしか思い出さないのよ、後でヨーク思い返してみればもうちょっと笑えるエピソードがあったりするのだけれども。
 帰りしな、同時退社になったSクンが普通にカジュアルな姿で自転車に乗って帰っていくのがやたら印象に残ってしまいました。ボク、通勤は背広姿で行ってるんです。どうせYシャツで勤務するから。でもねぇ、なんかねぇ。「オレってダメだなぁ……」となんだか良くわからないショックを感じながら帰宅したのでした。


 ボクは今真剣に悩んでいるのですよ、映画『スゥイングガールズ』か『仮面ライダーブレイド MISSING ACE』を見たいのよ。マジで。しかしわが町の映画館は見事に全館閉鎖、いまやあの忌まわしきワーナー・マイカルシネマなんて総合型映画館に様変わりしていやがる。いやぁ、アレはヤなんですよ。どうも男おいどん一人、映画を見に来ましたっていうモノを凄く否定するオーラに満ちているんですよ。あ〜、でもこの2本は確実に映画館で見ないと面白さが伝わらない、いや『スゥイングガールズ』は大丈夫かな? でも、やはりあの演奏はスクリーンで見てこそ映えるもの思うしねぇ。いやぁ、困ったなぁ。映画といえば、東京の方でプロレスを扱った映画が上映されているそうな。いやいや、『いかレスラー』じゃなくてさぁ。題名は度忘れしたけど、リストラされたサラリーマンが心機一転、プロレス団体を起こしたがトラブルでオーナーである自分が選手としてリングに立たなくてはならなくなってしまう! というストーリー。うろ覚え。主演は田口トモロヲでなんと今をときめくアニマル浜口ジムでトレーニングしたんですと。うーむ、いい。高橋がなりが監督して主演橋本真也、ヒロインがソニンの『一軒屋プロレス』に匹敵するやも知れない。ってこの映画まだ未公開なんですが。ゼヒともキャストを見せて欲しいものだ。
 んでソニンってどこ行ったの?


9月11日
 こんばんは、「やはり生活に潤いをもたらすためには、裸が必要なのではないか?」と真剣に思い始めてきたやすけんです。寝る前の話ですが。
 今日も今日とてバイト。いや、正確にはパートなんですが、それにしても、パートってのはバイトとどう違うのかねぇ? 時給は全く変わってない、でも責任だけは増えている、なんてことになったらやってられんよ、ハローワークさん。昨日釧路コーチャンフォー本店へ行ってバイト募集の張り紙を見てみれば、「時給740円(確か)」と出ている。ンア〜。しかしこの店、バイトは学生のみだと。フリーターの立場は…。職場のジャスコに行ってみれば、何故か2階のキッズサイクル売り場へ行かされる。一人で。チャリンコは整備しなければならんから、一人だと時間がかかるのですよ。ちゅーか、まだ全然自信ないですよ!? と困っていたのだが、客が来ない来ない。立地が悪すぎるのだ。やったら店の奥まったところにあるし、隣は子供向けゲームコーナーときている。メダルゲームなどがジャラジャラ音を立てる中、なんとメリーゴーラウンドまであったのには驚いた。この世の中でジジイババアについでガキが嫌いなボクとしては、かなり厳しい職場であります。丸々4時間ほど売り場にボケーと立ち尽くす。ヒマ。ワタクシがちょっと前まで家電売り場にいたのは書いたとおりですが、そこではヘタに売り場に出ると「このテレビ、前はもっと安くなかった?」などとほざくババア(以前は「液晶テレビとプラズマテレビってどう違うの?」とか聞いてきやがった。知るかよ、綺麗なのがプラズマで、薄いのが液晶だろ!?)が出てくるのでレジで突っ立っているのが日課だったのですが、コレはヒマすぎて足が痛くなるわ、立ちくらみしそうだわ、それに対してサイクル売り場もまた、シーズンじゃないのでヒマなんですけど、他の売り場からちょっと死角になってるせいか、いろいろ手を抜いたり、修理品の自転車をいじったりして時間を潰せたのですよ。しかし、キッズ自転車となるとなんもやることがない。なんせ、売り場の狭さたるやいいとこ8畳ではないか? そこに所狭しと並ぶ自転車の群れ! 試乗していった子どもに対し、母親が一言「今日はお金持ってないの!」とピシャリ! なんつー土曜日だ。
 ボクは毎日昼ごろから出勤してるので、昼食にズレが出るんですよ。なんたって通勤時間1時間半。お昼に着くためには結構朝に出なきゃ間に合わないと言う現実。だもんで、休憩を貰うときはもう夕方近く。誰しもが疲れきった表情でおるわけで、そんな環境的によろしくない場所でカップラーメンを啜るのが日課になってきています。と思ったけど、いい加減ラーメン飽きたわ。こうした社員食堂のお約束なのか、中途半端に安い値段(そりゃあちゃんとしたラーメン屋とかよりは安いけど、さぁ…っていう値段)にして、量少なし、激マズ! ときてる。バイト初日に食って以来、ボクはカップラーメンしか口にしていないのですが、さすがに連日食ってると、食にうるさいこの男、見るのもイヤになってくるのです。まあ、毎日食って胃もたれになってきそうだしなぁ。金も惜しいし、昼は抜こうか…そう考えながら売り場に戻ると、発注した自転車が届いたので1階から2階へ持っていくことに。唐突にガテン系ハードワークに! 計8台の自転車をヒイコラ言いながら持っていき、まあ整備もやっておかなきゃならんのですねぇ。気合を入れてボルトをまわさば、ベキッと音を立てて商品破損! ネジが文字通りネジ切れちゃいましたよ! なんて言ってる場合ではない。とはいえ、どうにもならんことに対してはどうもしないのがボクです。悠々と上司に「壊しました」と報告。後ちょっとで仕事終わりなのになぁ……。
 んで、仕事終わり直前に売れた自転車の整備をやらされたのですが、気に食わない直属上司が「遅いなぁ、20分くらいかかってるぞ」と言ってくる。そんな『キッズ・ウォー』が見れそうなほど時間がかかってるわきゃねーだろ。そんなボクの気持ちを読み取ったか、単に事実を言ったのか、同僚が「いや、15分くらいじゃないですか?」と苦笑しながら言葉を返していた。結局、春までに「1台5分でやれるようになれ」とのこと。うーん、無理。以上がなければいいけど、もう「ちょっとブレーキ、ズレてるな?」ってなっただけで直すのに小1時間はかかってしまうのですよ。別に知りたくもないサイクル道に苦心するやすけん。というか、自分忙しくなる4月までいる気、まったくないんですけど。お世話ついでに、その上司は「君は喋り方で損をしている。あともっと謙虚になりなさい、社会人なんだから」と忠告される。そりゃあね、あなたが嫌いだからマジメに受け答えしてないだけですよ。余計なお世話だ、コノヤロー。


 帰宅しようとすると、家電売り場で一緒だったオバハンと再会する。「家電なら、近くにヤマダデンキが出来るし、あそこって研修ちゃんとしてるらしいよ? そっち行ったほうがいいんじゃない?」と言われる。うーん、別に電気屋になりたいわけじゃないんスよ。「でもね、どっちにしたってこんなの男の仕事じゃないでしょ? 早いうちに進路を決めて、こういうのはバイト感覚でやったほうがいいと思うわよ」と心配されてしまう。うむぅ、そのものズバリ、言われてしまった。やはりボクはバイト選びを間違ったらしい。年内はこのままでいいが、やはり1年間もやるものじゃないよなぁ。というか、1年経ったら24だぞ? それで何やるんだ? と言うのを考えると、果てしなーく落ち込むのであった。とどのつまり、なんもしてないのも不安なんだけど、特別やりたいわけでもないことを漫然とやらなきゃならないことも不安なのだ。『このままやっててどうなる?』ってことが。
 残業1時間。帰ってから泥のように眠る。グム〜。


9月10日
 どうも今晩は、いい加減自分の自転車が修理できるほどになってきたやすけんです。パンク修理に持ち込んでくるガキ(ベルトが膝のちょい上辺りに位置するファッションセンス。うわっ、古くない?)が多いんですが、パンク修理ってメンドーくさいのよ。見たことある人は知ってるだろうけど、アレって穴開いた箇所にパッチを張るんですが、パッチに直接のりでもついてんのかと思ったら「ゴムのり」っつーものをタップリつけないといけないのね。薄いとはがれるし、ちょっとでも剥がれちゃったら最初からやり直しだし。めんどい。


 販売業をやってると休日が一般の人とズレてしまいます。土日祝日は営業、こういう週の真ん中に休むようにね。「土日は時給100円増し」とか契約書に買いてあったんですが、よく考えたら月に8日程度、普通の時給より500円高い日があるってだけなんだよねぇ。計算してみたらたいしたことなかった。うーん。
 そんな休日の心を癒すのは吸収しかありません。古本屋へ行って伝説の漫画太郎『まんゆうき』を購入。本編はしょーもないが、巻末のおまけ漫画が激烈に面白い。それと原田宗典『あはははは 「笑」エッセイ傑作選』を…まだ読んでない。バイトの休憩中に読もうと思ってねぇ。ボクはいったん読み出すと続きが気になってしまう性質なので、仕事の合間に読む本にストーリーのある小説は向かない。エッセイとかの頭の休まる本がいいのだ。こないだまでは『サエキけんぞうのマニョマニョトーク』を読んでたのですが、あの本に出てくる人々と自分を比べると、どうもガックシきてしまうのですよ。「オレは一体何してるんだ!?」っていうふーな。ということで大槻ケンヂ『のほほん日記 ソリッド』が現在のお気に入り。まあ別に、本棚からエイヤっと取っただけですが。
 一人暮らし時代の引っ越し荷物を全部自分の部屋に整理していれたんですが、まー変な部屋になったなぁ。ビデオはヤバイくらい積まれてるし、部屋の隅にはドッカと真っ赤なベースとこれまたまっピンクなギターが鎮座し、その横を中ぐらいのアンプが固めているのだ。ちょっとしたロック少年、はたまた今時10代の部屋、といった感じになっておりますが、心だけはまだまだ若いつもりであります。身体は、うーん……。


 休みの日に出歩くのはイヤだから、前日のうちに買い物とかは済ませてしまうのですよ。プロレスビデオも見飽きた、というか目ぼしいものはあらかた見てしまったので、かといって映画は腰をすえないと見る気が起こらない正確なので、必然的に頭を使わないアニメや特撮を借りる機会が増えてしまって。CDも最近はあまり借りないんですよ。東京は神田にあった「ジャニス」ってCDショップの品揃えを見て以来、毎週のように通いつめて散在していたあの頃が懐かしい。それに比べると釧路の品のなさ。まあでも今度“ザ・フー”と“クラッシュ”は借りに行こうっと。何故かピンと来た『美少女戦士セーラームーン スーパースターズ』を借りてくる。これっぽっちも記憶に残っていない作品ですが、まあ見てもあんまり……理由はわからんが妙にB級色の匂いを感じてしまうのですよ、この作品だけ。それにしてもセーラー戦士とか言うのが宇宙中にいるとは思わなかった。『星闘士星矢』ばりに星の名前の上に『セーラー』ってつけるシンプルさ。ウルトラ兄弟のようにゾクゾクと出てくるので、さっぱり印象に残らなかった。ついでに、ストーリーが良くわからなかった。不思議だ。全巻見たいが、どういうことか行きつけのビデオ屋には全9巻中3〜8巻までしか置いてないという中途半端さ! 撤去するか補充しろよ! 悔しいので『〜セーラームーン S』をレンタル。敵がバカすぎて笑えた。実写版のシリアスさとは雲泥の差である。時代は流れた。


 何故か昨日と一昨日の深夜に、BS放送で『BSアニメ夜話』という番組をやっておった。『BSマンガ夜話』のマネか? 同じ放送局だけど。気になるのは初回が『あしたのジョー』(ゲストがオーケン!)、そして昨日の第2回が『カードキャプターさくら』であった。な、何故!? どういう基準で選考したのか、大いに気になるところである。コレで次回が『無限のリヴァイアス』とかだったらどうするればいいんだ? 『忍者ハットリくん』と言われてもそれはそれで困るが。


9月9日
 今の仕事が気に食わない理由に、上司と全くそりが合わないって言うのがあるんですけどね。二言目には「社会人としての自覚を持って〜」とか「自分の仕事に誇りを持って〜」とか。あ〜、そういうのって全然興味ないわ。大体ね、ただチャリンコいじくってるだけなら別にいいんですよ。人員削減しまくったお陰で自転車調節してる横で購入者に保険の用紙とかも書いてもらわねばならない、つまり接客業もこなさなきゃいかんのですよ。だから常に背広ですよ? 汚れるっつーの。またその気に入らない上司(どうやら各方面で煙たがられてるらしい。本気を回りに押し付けるとそうなるのだ)が「毎日、鏡の前で笑顔の練習しなさい」って言うのね。劇団員じゃねーんだから。ちなみにサイクルは「全売り場でトップの売り上げ」とかほざいていたが、ボクが目にした限りじゃ一日2台売れるか売れないか程度なんですが。どうやら自転車のピークは3〜4月らしく、その期間はもう一日120台をマークしたこともあるそうなってウソくせー。全く想像できないが、いざあんな狭い売り場に客が大挙して押し寄せることを考えるとゾッとしてしまう。自転車って、結構売るのに手間がかかるんですよねぇ。書類をどこそこに保管しておくとかさ。う〜ん、これは春になる前に「就職決まりましたぁ〜」とか言って逃げるかな? 自給640円だしなぁ。これって少なくない? 6時間労働だけど。釧路の状況のせいか、それともハローワークが足元見てるのか、自給が軒並み650円前後なのよ、どこも。高級は深夜のコンビニ、居酒屋、あとはパチンコ屋かな? つまりキツいところ。探せば危険な香りプンプンのバイトとかあるんですがねぇ。やっぱ、ホテルの深夜受付にすればよかったかなぁ? 月10万以上はいけるんですよ、12時間労働だから。


 我が売り場は冬場になると車のタイヤ販売を始めるそうな。スタッドレスとかね。そんなガテン系の知識は欲しくないのですが。大体発注とかメンドーくさいしなぁ。自転車なんか、電動式のアレを除けば、変速数の多さくらいしか変わるところはないんですよ。色? 自分で塗れよ、そのくらい! というか帯広から買いに来るな! 配達手続きが時間かかるんだよ! 自分としては同じ系統に入る文房具関係の売り場に行きたいのになぁ。今日楽しかったのはフレームが歪んでそうな自転車に試し乗りして店の周りを走ったことかなぁ。台風が去った後だから、風が適度で心地よかった。……うーん、ダメだ、他は何もいいことなかったなぁ。基本的に接客業が好きな人間じゃないモンで。「お客様の笑顔を見るのが幸せです!」なんてどのクチが言えるってねぇ。色恋沙汰以外で人が楽しそうにしてるのがムカつくという最低な性格の自分ですので、まあ手を抜いていこうかと。あ〜、明日は休みだ。


9月8日
 そんなわけで久々に復活のこのデートクラブ改、え、上に『改』って書いてあるでしょ? アクセスカウンタもまたゼロからだし、心機一転、ってことで。まあね、ワタクシこれからバイトなモンで、まずははこれだけ書いて初更新を終わるんですけど。続きはね、今日の夜にでも書きまして、みなさんのもとにお届けしようと。上の絵だって変えないとかっこ悪いじゃないですか。と、いうことでまた後ほどお会いいたしましょう。でも誰も知らないだろうから、こんな挨拶文書く必要ないんだけどねぇ。


 とか言ってね、結局更新するのに時間がかかるわけですよ。
 さて、知ってる人は知ってますが、ボクは今年3月に大学卒業して、見事、この就職不況の中職にありつけた、と思ったらやっぱり後悔することになるんですね、商品先物会社って! 調べてみると、この系統って就職の滑り止めにも引っかからないほど低レベル、というか、『受ければ入る』っていうレベルだったようで。まー「募集人員100名」が蓋を開けてみれば200人以上! 考えられないほどの同期が出来たわけですが、そこは一年間の離職率7〜9割の世界、もう行ってみるとヤーさん顔負けの人材しかいなかったわけですが、いや〜、ヒドかったなぁ。まあね、その話は日記じゃなくて別の形で発表したいんですが。
 まあ要するにボクもとっと辞めて実家に帰ったクチなんですがね。長野県なんて辺境に飛ばされて、毎晩怒鳴られて……「それが当然だ」なんて屑みたいな忠告なんぞ、何の意味も持たないんでねぇ。それでも、退職した日に同僚から電話を貰ったときはホロッとしたものですが。退職してからむこう、早すぎる夏休みに突入し、せっかくだから『世界の中心で愛を叫ぶ』でも見てやろうか、と思ったらなぜか『美少女戦士セーラームーンS』を借りてきて、ザ・グレート・サスケの自伝ビデオ『ザ・グレート・サスケ エピソード3』のくだらなすぎる内容(デビュー10周年の日にサスケが春一番扮する殺し屋に銃撃! 知人のレスラーが彼の思い出を語っていくと言う構成。話を振られて開口一番「コレにですか?」と小指をおっ立てる佐山聡が最高)に爆笑してしまう毎日を送っておりました。
 とはいえ、そんな実家にパラサイトな日々を送っていたのでは親に申し訳ない、とは別に思わなかったんですが、さすがに借金を返すことも出来ないので、連日ハローワークへ行って職を探しておったのですが、そこで見つけたジャスコ釧路店で働いているのですよ、パートで。でも、配属される部門が妙。最初は単に「商品陳列係」っつーて、多分 入荷する商品を各売り場に持っていって並べる役職、だと思うんスけど、それを募集してたのね。で行ってみれば、ただのパートの面接なのに1時間タップリと長所や短所、自己アピールなどを聞いてくるわけですよ。ボクは全くそんなの用意してなかったし、なにより「1年2年の長期やって欲しいんだけど…」とか言われたら、なんかやる気なくなっちゃって。で、まあありとあらゆることを適当に応えていたわけですが、アレがいけなかった。応募動機ってのが特になかったもんだから、我が親知恵を借りたら「販売に興味がありますって書けば?」と言ったんでそのまま書いたら、アッサリ鵜呑みにされちゃってね。販売で決まっちゃったんですよ。配属された先もまた、何故か家電売り場。アレですよ、電化製品の説明とかしなきゃいけないんで「覚えてくれ」とか言われてね。そんな「液晶テレビとプラズマテレビの違いは?」とか聞いてくるようなババアのためにパンフレット読み漁るようなまねは出来ませんよ。電化製品なんて大体似た性能だし。それで上司に「正直言って、どう?」と聞かれて「嫌いですね」と真っ正直に応えたわけなんですが、そしたら次はサイクル売り場に飛ばされてんですよ。現在、そこで連日自転車のこと覚えてます。なんでよ? 
 そういうわけでね、またサイトを再開したわけですが、仕事に慣れるまでは更新ペースはゆっくりなので、そのつもりで……うーん、やっぱ半年経ったら辞めようっと。