Coffee Break 


CoffeeBreak NO.21/8月27日fri

           「アテネの声」

 アテネオリンピックもフィナーレが近づきました。日本全国、誰もが自らトップアスリートになった気分で、掌に汗をにじませ肩に力を入れて、画面の向こうの代表選手の試合に見入っていたことでしょう。ここでちょっとクイズを。

■次の五輪名台詞を言った人を、下の選手から選んでください。
@「もっときれいで輝いてるメダルがよかったけど、人生の中で金メダル以上の経験をさせて頂きました」
A「五輪の金だけウチになかったのでこれで全部そろいました。最高にうれしかったです。
B「もう、幸せです。頑張ってきて良かったです。」  
C「あわてず、焦らず、あきらめず」
D「イエーイ! 勝ちました!!」      
E「20年かけて銀だったんで、もう20年かけて金を狙います」
F「気持ちいい! 超、キモチいいっ!!」  
G「シドニーのときよりも何倍もうれしい」
H「一度死んだからです。」         
I「これで、胸を張って(日本に)帰る準備はできました・・・。今だから言えます。自分自身はオリンピックが始まる前より、数段、成長しましたよ」

■【選手名】A;山本 博(アーチェリー男子銀)/B;北島 康介(競泳・男子100m平泳ぎ金)/C;谷 亮子(柔道48kg級金) /D;福原愛(卓球)/E;城島健司(野球銅)/F;浜口京子(女子レスリング銅)/G;吉田沙保里(女子レスリング金)/H;野口みずき(女子マラソン金)/I;田中コーチ(柴田亜衣選手(競泳・女子800m自由形・金)のコーチ)/J;鈴木桂治(柔道100kg超級金)

◆言葉だけ見ていると、本当に他愛ないものもあります。BCDFなどは、どこでも聞けそうな言葉ですね。それでも素敵に思えるのは何故でしょうか?言葉が使われる場面、そして使う人の背景が違うからでしょうか。だから言葉の意味も違ってくるのですね。これらのアスリートの言葉は、感動を運ぶ乗り物になっています。きっとオリンピックの最高の舞台に辿り着くまでにも沢山の修羅場をくぐり、沢山のドラマを演じてきたからあの言葉も輝くのでしょうね。この夏、素晴らしいノンフィクションドラマを見せてもらったような気分です。
(答え/@F、AG、BH、CI、DJ、EA、FB、GC、HD、IE)




CoffeeBreak NO.20/8月12日thu.

          「マイ・ベスト3」

お盆休みの頃となりました。親御さんの夏休みは如何でしょう?既に「信州に行きました。白馬、安曇野・・・」と、羨ましい限りです。帰省する人もいます。ご実家の「仙台に」「大阪に」「愛媛に」「三宮に」・・。「ご自宅で」という方々も。「兄弟が帰ってきます」「祖父母が来ます」と家族団欒のお休みもあります。私も「自宅で」の仲間です。
 自宅でオリンピックも楽しみます。今朝は「なでしこジャパン」が初勝利。幸先いいですね。それから・・観たいビデオもあります。去年は、子どもが主役の映画ベスト3を選びました。私のベスト3は「ミュージック・オブ・ハート」「エイミー」「陽のあたる教室」です。今年は「障害者の映画ベスト3」を選ぼうと思っています。ノミネートは、学習遅進児の「フォレスト・ガンプ」、LDの人が主人公の「パール・ハーバー」、知的障害の「ギルバートグレープ」、知的障害者自身(ダウン症)が出演した「八日目」、他に高機能自閉症の「レインマン」、知的障害の「アルジャーノンに花束を」(小説も映画あります)、父親が知的障害者の「アイ・アム・サム」・・欲張りすぎですね。

それぞれの休み、リフレッシュしましょう。




CoffeeBreak NO.19/8月 6日fri

           「ねばり勝ち」

 日頃はサッカーを見ない方も、今中国で開催されている「アジアカップ」で、日本代表が大活躍してことはご存知かと思います。先週土曜日のヨルダン戦では、PK合戦にまでもつれこみました。PKで最初に0−2とリードされたときは、誰もが「もうだめだ」と思ったでしょう。しかしここからドラマが始まりました。終わってみれば5−3で逆転、ミラクル勝利です。

 火曜日のバーレーン戦では、前半に0−1とリードされた上に、日本は遠藤選手がレッドカードで退場し、10人のチームになっていました。それでもハンディを乗り越えて、後半に2−1と追い越したのです。しかしその喜びも束の間、終了5分前には2−3と再度リードされました。絶体絶命!ところが、ドラマはここでは終わりませんでした。後半のロスタイム、終了間際30秒で、3−3と追いつき延長戦に突入。延長戦で4−3と再々逆転して勝利をモノにしたのです。

相手の立場にたって、負けた側から見るとこんなに悔しいことはないでしょう。あの時の、あのミスさえなければ・・と、悔やんでも悔やみきれませんね。九分九厘は勝っていたのに、最後の詰めの甘さ、底力の弱さが全てをふいにしてしまう。口惜しい。百里の道を歩むのに九十九里をもって半ばとす、ですね。

勝者のサポーターからみれば、起死回生の大逆転ほどロマンティックなシーンはありません。事実は小説より奇なりで、ノンフィクションドラマがもつ緊迫感ゆえに味わえる大きな感動があります。それにしても、日本代表は本当に粘り強くなりました。底力がついてきたと思えます。

子どもたちに映してみると、逆境を乗り越える力をつけて欲しいと思います。読むことを自然に楽しめて、言葉の土台を大きくして欲しいです。自らの道を拓いて行く基礎力に裏打ちされた粘り強さを育てて欲しいです。些細なことでも切れることなく、「足腰」の強い人間になって欲しいと願います。
 そして大人の私たちも、心の足腰を強くし、柔軟な気持ちを持ち、慢心しないように、とサッカー観戦しながら思うのでした。