Coffee Break
| Coffee Break NO.37/12月24日fri. 「心に残る、クリスマスプレゼント」 今日はクリスマス・イブ、皆さん、今夜はサンタさんになっていらっしゃるでしょうね。 「(目標というのはその時その時の目標があって・・)小さいことを積み重ねていけば、いつか信じられないような力がつかめる。・・・それを忘れないで勉強も野球も頑張って欲しい」という言葉はよかったですね。昨日(23日)イチロー杯でイチローが子供たちに話しました。262安打の快記録を通して「小さなことの積み重ね」の大切さを体感しているイチロー選手の言葉ですから、「小さなこと」に奥深さも感じます。 イチローを前にして、きっと子供たちは、綺麗な鐘の音に共鳴するように心を躍らせたことでしょう。野球少年にとっては、これからずーっと心に残る最高のクリスマスプレゼントになったのではないでしょうか。 同じ言葉も心への響き方が違うようです。イチローさんに言われると、野球少年も勇気凛々で素直に「ハイ!」って答えます。日々の言動と歴史的な実績が、イチローを憧れの人、信頼すべき人にしているのでしょう。 私たちも子供たちの信頼を得る親や大人でありたいものです。・・・誰もがイチローのように素晴らしい実績があるわけでありませんので、わが子を思う親心で勝負ということですね。子供への関心と共有を絶やさないようにして子供たちに関わり、子供たちを導いて行く大人でありたいものです。そうして心に届く言葉を伝えられる大人に成長して参りたいものです。 さて、今年も年の瀬。また一つ歳をとりましたね、皆さん平等に。新しいことを身につけた方もいらっしゃるでしょう。メールをマスターした、デジカメが取り込めるようになった、読み聞かせをたくさんするようになったとか、あるいは趣味のピアノが上手になったとか。新しいことを身につけて日々成長していけば、いつも新鮮な気持ちですね。子供は目だって成長しますが、大人だって身につくものはあります。それこそ一つ歳をとって「星霜を経る程にますます若々しくなる」というもの。そうありたいものです。来年も若々しく行きましょう。あ、皆さんはもともとお若い方ばかりでしたね。これは年寄りの冷や水というものでしょうか。 この一年、ありがとうございました。 |
| Coffee Break NO.36/12月17日fri. 「ダ・ヴィンチ・コード」Part2 「1.618」を見てピンと来る方は、芸術か、あるいは生物が大好きな方かも知れません。「黄金比」です。以前紹介しました本「ダ・ヴィンチ・コード」の魅力の一つ、それは作者の遊び心が全面に出ているシーンです。「黄金比」が登場する場面はまさにその一つです。主人公が学生に講義するシーンでこんな風に登場します。 「1.618は芸術においてきわめて重要な数値だ・・」。スライドを映しながら「ミケランジェロ、デューラー、ダヴィンチの作品の構成は黄金比によっている」、「パルテノン神殿、ピラミッド、果ては国連ビルに至るまで、建築寸法に黄金比が使われている」と。「音楽も例外ではない・・モーツァルトのソナタ、ベートーヴェンの第五、バルトーク、ドビッシー等々の作品も黄金比が構成の大きな要素をしめている」という具合です。面白いのは、「ミツバチのメスとオスの個体数も黄金比(メスの数÷オスの数=1.618)、オウムガイの渦巻きも90度ごとに黄金比をなして半径が大きくなっている」。「ひまわりの花びらも螺旋状に並んでいるが、その90度ごとに直系が黄金比になっている」。「ヒトの頭のてっぺんから床までの長さと、おへそから床までの長さも黄金比」「肩から指先までの長さと肘から指先までの長さも、黄金比」という具合に紹介していきます。学生たちはワクワクしながら聴講していますが、その場面を読者も学生気分でウキウキして読みます。 実は黄金比を登場させる仕掛けがこの本の初めのほうに仕組まれています。ソフィーというヒロインが、暗号「0,1,1,2,3,5,8」を解くのです。「これはフィボナッチ数列だ」と解読するのです。フィボナッチ数列とは、連続する2つの数を足して次の数になるというものです。例えば、「0+1=1、1+1=2、1+2=3、2+3=5、3+5=8」というように。このシンプルな数列が一人前に「フィボナッチ数列」という名前を持っていて、とても有名なのです。何で有名かというと、「隣り合う2つの数字の比が1.618、つまり黄金比に近づく」という不思議な数列だからです。 もう少しこの数列を続けてみましょう。「0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377・・」となりますが、例えば10項目と11項目の比の値は、55÷34=1.617647で、14項目と15項目の比の値は、377÷233=1.6180371です。更に先になればなる程1.618に近くなります。いかがでしょう。黄金比が見えてきましたね。 こんな「ダ・ヴィンチ・コード」の演出も、楽しい読書のひと時を分けてくれるようです。 さてさて、このフィボナッチ数列、何を隠そう高校の教科書にも出てきます。ご存知でしたか?蛇足ですが、私は高校時代にこの数列だけは大好きだったことを思い出しながら懐かしく「ダ・ヴィンチ・コード」を読ませてもらいました。 |
| Coffee Break NO.35/12月10日fri. アベ・マリア100%♪ 街はツリーやリースやポインセチアが溢れ、クリスマスの飾り付けで賑やかになってきました。子育てサークルでご紹介しましたが、「クリスマスの絵本、マイ・ベストチョイス」も見つけましたので、そろそろCDの方も枯葉♪からクリスマス・ソングへというところです。 クリスマス・CD・マイ・ベストは、今もってジョン・レノンの「Happy Xmas(War is over)」ですが、シナトラの「White Christmas」なんかも好きです。・・・そしてこの時期恒例のCDには、クリスチャンではないけれど「アベ・マリア100%」というのも選びます。中身は11曲全部アベ・マリアです。 「アベ・マリア」を作曲した人は沢山いるのですね。シューベルト、バッハ、ベルディ、グノー等々です。このCDは、合唱あり、弦楽四重奏、フルート・ソロのインストゥルメントなど色々あり、バラエティ豊かで楽しいです。どれもどこかで耳にしたような馴染みのあるものばかり。それに下世話で無宗教人間の私でも、この時期、美しく厳かなアベ・マリアを聴くと、気持ちが清められるような、いい気分になります。 ジョン・レノンも最高だけど、アベ・マリアも一押しです。 |
| Coffee Break NO.34/12月3日fri. 止まりません!♪ もう直ぐクリスマスですが、そのキリストに「妻」がいたって聞いたことありますか?キリストの直系の子孫が現存するって信じますか?・・・実は、キリストの妻と子孫を信奉して1099年に「シオン修道会」という秘密結社が設立されました。その会員には、アイザック・ニュートン、ボッティチェリ、ビクトル・ユゴー等々、そしてなんとなんとレオナルド・ダ・ヴィンチが含まれているそうです。信じられな〜い! ダ・ヴィンチと言えば「モナ・リザ」ときますが、彼女(モナ・リザ)はコンピューターで解析すると実は女性ではなく、ダ・ヴィンチの自画像と一致する、つまり男女同一の絵でもあるそうな。また「MONA L’ISA」は「AMON L’ISA」(男性の神=アモンと女性の神=リザ)をダ・ヴィンチは密かに意味していたとも。 更に真実を抉(えぐ)ると、「最後の晩餐」の中でキリストの左隣にいる人物は男性ではなくて、実は妊娠した女性なのだそうです。つまりキリストの子を身ごもったキリストの妻。歴史の大逆転ですね。それを知っていたのは、当にシオン修道会の信者と一部のキリスト教者だけだったのです。 さてさて、「読み始めたら止まりません」という触れ込みの小説「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン著・上下)は、今紹介したシオン修道会の謎を解く話が立て続けに登場し、好奇心が刺激されっぱなしで、ホントに読み止まりません。ストーリーは、シオン修道会の最後の総長であるルーブル美術館館長の殺人事件をめぐって展開します。総長が死の間際に書き残した暗号が、実はシオン修道会の歴史の謎解きに繋がっていくという二重構造のサスペンス小説です。暗号解読そのものの内容は3分の1程度しか分からなくても、それでも時間を忘れて読みふけってしまいます。 時間を忘れたい人、ルーブル美術館に行ったことがある人、モナ・リザを見たことがある人、最後の晩餐を見たことがある人ならば、満足度120%でしょう。お勧めの本です。 |