Coffee Break

Coffee Break NO.60/2005年6月27日Mon.

        “Take One” 
  
  中高年Young層に大人気の映画「Ray」、先日DVDで観ました。レイ・チャールズの半生を描いた映画で、「メスアランド」から「わが心のジョージア」「メリーアン」など、ふんだんにレイ・チャールズのライブ演奏が聴けて、彼のファンにはたまらない映画かも知れません。因みに2005年アカデミー賞作品賞を受賞しています。幼い頃に亡くした弟の死にまつわるトラウマ、麻薬中毒との戦い、神様レイの裏側にもスポット当てた、ある意味でソウルの神様のヒューマンドラマとしても楽しめます。
  この映画を観ながら思い出していたシーンがあります。クインシー・ジョーンズが総合プロディースをしたアフリカ難民救済チャリティーレコード「we are the world」収録の一シーンです。ライオネル・リッチー、シンディ・ローバー、ボブ・ディラン、ポール・サイモン、ブルース・スプリングスティーン、マイケル・ジャクソンetcらが何度も音あわせをし、一晩中みんなで試行錯誤しながら一つの曲を作り上げたのです。ところがレイ・チャールズとスティービー・ワンダーのパートは様子がまったく違ったのです。レイは「レイ・チャールズに次はないよ。一回だけだよ」と言って、take oneでピタリと決めたのです。すごすぎ!「ワン・テイクの神様」です。  
  レイ・チャールズはいつも一期一会の音楽ってことでしょうね。
  子供が同じ絵本の繰り返しを求めるときも、きっと一期一会でしょうね。


Coffee Break NO.59/2005年6月19日Sun.

     移ろい 

  「花の色は 移りにけりな いたずらに・・・」移ろいの花、紫陽花が見頃ですね。梅雨の藻の間からライトブルー、赤紫、青紫、真珠母色、濃紺、淡いピンクが浮かび立ちます。七変化、花の色が移ろうという紫陽花、本当かな。今年こそは、七変化を見逃さないようにと、同じ株に咲く花を注意して眺めてしまう。例年、七変化を認識したためしはありません。
  タイミングはずしの名人。のんびりやの時間感覚と、花の移ろい時間には微妙なズレがあるみたい。いつも大切なことを見逃してしまっているような気分です。紫陽花の七変化に気づくのはいつの日か。「いたずらに わがみよにふる」いつの日か、自然の移ろう妙を味わいたいもの・・・。
  やはりこちらが移ろっちゃいけないのでしょうね。移ろいの色などと言うものは、地面にしっかり足をつけたときにこそ、見えてくるものかも知れませんね。



Coffee Break NO.58/2005年6月12日Sun.

    されどシステム

 4−4−2、4−5−1、3−5−2、3−6−1。パズル?ではありません。引き算でもありません。10の補数です・・・なんて。実はサッカーのシステムです。ゴールキーパーの方向から数えます。キーパーは一人と決まっていますから、それは省いて、DFディフェンダー、MFミッドフィルダー、FWフォワードの順の人数を表しています。先週のバーレーン戦の日本代表は3−6−1、北朝鮮戦は3−5−2でした。ジーコが3年前に日本代表の監督に就任したときには、「4−4−2が理想」と語っていたのですが、代表の勝率が高いのは3−5−2と言われます。結局、DFが3のとき(3back)が、今の代表メンバーの個々の能力を活かすのに最適のシステムということなのでしょうか。
 今現在の個々の力を生かす最適の形ってあるのですね。これはご家庭での読み聞かせの方法についても言えそうですね。読み聞かせでも、わが家スタイル、私スタイルで親子共にもっとも楽しめるスタイル、絵本に接する頻度を高めるスタイルを探していきましょうね。



Coffee Break NO.57/2005年6月4日Sat.

    「数の言葉」 


  先週(NO.56)のものの数え方つながりで、今週も数の話題をひとつ。
  数を使った言葉は結構たくさんあります。例えば、「一期一会」「七転び八起き」、私の生活のような「七転八倒」。そこで「名数辞典」なるものを引いてみました。すると「四天王」「四大大会」「五線譜」「六地蔵」「五臓六腑」「春の(秋の)七草」「世界の七不思議」、八、九、十〜と出てくる出てくる。大きな数では「百人一首」、お好きな方も多い「日本百名山」と盛りだくさん。
  では「数を使った言葉や儀式の中で、もっとも多く使われている数はいくつでしょうか?」・・・・最も多いのは「3」でした。
  
  バリのブサキ寺院のミサでは、日本の三々九度を髣髴とさせるとか。額に赤い印をつけて、聖杯を三々九度でいただくのだそうです。いずれも私にはご縁はありませんが、「3」が多いのは各国共通で、他の数をはるかに凌駕しています。「三位一体」があれば、「仏教の三界(欲界・色界・無色界)」もあり、古今東西「3」は多い。「世界三大文明」「日本三景(松島、宮島、天橋立)」「孟母三遷」「仏の顔も三度まで」。自然界だって、「色の三原色」「光の三原色」ですよね。ということで、古今東西森羅万象「三」はダントツということらしいのです。誰もが遂には渡る「三途の川」で人生の最後まで「三」が付きまとっていることですし。
  尻切れトンボながらも今週はこの辺で。